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2017年10月15日(日) 狭山丘陵のなりたちと地層 

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〔行事報告〕狭山丘陵自然観察会「狭山丘陵の成り立ちと地質」
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(1)日時:2017年10月15日(日) 9:30~14:30

↓下山口駅前でイベントあいさつ

(2)行事概要
講師に所沢高校の正田浩司先生をお招きし、狭山丘陵の成り立ち、
地形と地質について、下山口駅からセンターを経て所沢高校へ至る
コースを歩き、ローム層や礫層の観察をし、午後は所沢高校で関東
ローム層の中に含まれる鉱物を顕微鏡で観察する。

↓柳瀬川に旧多摩川が流れて河岸段丘を巨大化させた

(3)参加者 8名=2(男性)+6(女性)
…雨天のため、当日キャンセル3名が発生

↓擁壁付近で露頭の中の芋窪礫層を確認

(4)観察ルートと実施内容

・午前の部(930~12時)
下山口駅前集合~柳瀬川~芋窪礫層の露頭~いきものふれあいの里センター
~吾妻公民館付近露頭~永源寺裏段丘崖~所沢高校到着・昼食

↓吾妻公民館付近の露頭で、芋窪礫層を確認

↓永源寺裏で段丘崖を確認

・午後の部(12時30分~14時30分)
観察地層解説(ppt)~地層成分の洗い出し
~顕微鏡で鉱物粒子等を観察する。

↓高速洗浄装置を利用して地層サンプルを洗う

(5)行事結果とふりかえり

① 狭山丘陵の地層と成り立ち等についての参加者の関心の高さに
応えた内容で、参加者は8名と少ないものの、狭山丘陵の成り
立ちが良く分かった等、結果は概ね好評であった。

↓洗浄後の試料(透明の粒子)


② 午前の露頭の観察巡りと、午後の地層内鉱物の顕微鏡観察との
組合せが好評だった。
③ 参加者の満足な様子を見て、雨天でも実施してよかったと感じた。

↓顕微鏡で試料(東京礫層)を除く

以 上
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狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています