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2021年8月21日(土) 里山体験講座「藍で染めよう」

 里山体験講座「アイでそめよう!」

……8月21日(土) 里山体験講座「アイでそめよう!」が実施されました。
参加者は16名、新型コロナ感染症への対策をして、ハンカチを染めました。

 最初にスライドで武蔵の国の藍染の歴史や生の葉でのたたき染め・染料での
絞り染めのやり方を学びました。大河ドラマの「青天を衝け」との関連も知り
ました。

作品例  ①染料を使った絞り染め
アイの染料を使った絞り染めの割りばしやビー玉、輪ゴムを使ってしぼりました。


作品例 ②アイの生葉のたたき染め
センターで育てたアイの葉を自分の思い通りにハンカチに乗せて木づちでたたきます。

自分のデザインで世界でたった一枚のオリジナルハンカチの完成です。葉を洗い流して出来上がり。

同時に他のグループは絞り染めの模様作りです。

ビー玉を入れて輪ゴムで止めたり、割りばしを入れてゴムを巻いたり、屏風たたみに折ったハンカチを止めたりしました。
染液の中に入れました。緑色になりました。これが藍色になるのでしょうか。
絞っていた輪ゴムや割りばし、ビー玉を外して、どんなふうに染まっているのかドキドキワクワクしながら水洗いしてハンカチを開きました。染液から出したばかりの緑色は、たちまち空気に触れて藍色に!やったー!

みんなちがってみんないい そんな作品たちが並びました。個性豊かに素敵な作品のオンパレード。
上下に自分の作品を並べると、展示室は作品の花が咲いたようです。作品を見ながら感想を述べあいました。笑顔の花も咲きました。
4歳から80代まで、楽しい2時間の講座でした。アンケートでは皆さん満足の声。最初に藍の防虫効果についてスライドで解説しましたが、子どもたちの感想の中に「なぜ藍で染めた布には虫が来ないか知りたいです。」という声。今後に生かしていきたいと思いました。
終わり



狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています