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2024年3月16日(土)狭山丘陵自然観察会『コケ観察入門』

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2024年3月16日(土)狭山丘陵自然観察会『コケ観察入門』の行事報告
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標記について、下記のとおり報告します。

1.行事名:狭山丘陵自然観察会『コケ観察入門』
2.日 時:2024年3月16日(土)9時30分~12時35分
3.場 所:埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里センター
4.参加者:男性11人 女性10人 計21人(前日までに1人キャンセル)申込28人キャンセル待ちしなかった人8人
5.アンケート抜粋
(1)全く知識のない中での参加でも楽しかった。短時間で盛沢山。準備に感謝。
(2)身近にあるが、全くわからないコケの世界。その扉を開けてくれる。
(3)聞こえないことが40%だった。
(4)最後に講義室で顕微鏡写真のスライド説明があり、コケの事がわかりました。
(5)丁度良い季節で良かった。観察対象が小さく大人数での観察は難しいです。

6.行事の様子(画像)

(1)講師に福地朝男さんをお招きし、まずは講義室でコケについてのお話をしていただきました。

(2)早春の光を浴びてコケ観察に出発です。歩く距離はほんの少しですが沢山のコケに出会えます。

(3)まずはコケのない場所でストップ。去年はここにあったコケがなぜ無くなったかのお話しです。

(4)センターの建物のすぐ裏、まずは木柵上のコケを観察です。

(5)東広場では地面に生えているコケを観察しました。ルーペを片手に跪いての観察になります。

(6)樹皮に生えるコケは観察しやすいです。解説を聞いた後に交代で観察しました。

(7)観ていたのはイワイトゴケです。

(8)荒幡富士の登山道ではコンクリート上にコケが生えています。細い道なので交代で観察しました。

(9)浅間神社のお社の足元にもコケがあります。こちらも跪いての観察です。少し暗いので先生がライトで照らしてくださいました。

(10)荒幡富士の裏に回ると地面に数種類のコケがあります。ここでは少し広い範囲にコケがあるので散らばって観察して回りました。

(11)擬木に生えているコケにも事前に名札をつけておきました。地面で観たり擬木で観たり終盤になり盛沢山。解説を聞いた後にそれぞれ観やすいところのものを観察していただきました。(12)荒幡富士の外周にも数種のコケ。ぐるっと観て歩き講義室に戻りました。観察したコケについてやさらに詳しい話などをしてくださいました。昨年まで2月に開催していましたが、短い距離を立ち止まって観察する場面が多いので少し暖かくなってからのほうが良いだろうと今年は3月に開催。天候に恵まれたこともありじっくりと楽しむことが出来ました。人数が多い、複数回に分けて開催してほしいなどのご意見もありましたが、今回も受付開始数時間で定員に達したこともあり定員、回数の変更が諸事情により難しい現状です。ご不便をおかけした場面も多々ありますが、コケを少しでも楽しんでいただけたら幸いです。

質疑応答の時間もありましたが、終了後も熱心な方々が先生に色々聞かれていたことが印象的でした。またのご参加をお待ちしております。

以上



狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています