2015年05月21日(木)巡回 SP3~SP1

巡回活動

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■2015年5月21日(木)スポット3巡回
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〔巡回状況〕
①SP3~SP1までの巡回を2名で行ないました。
巡回時間10時~12時
②園路の環境整備を行いました。
・解説板清掃ならびに、道標の清掃と草刈りの実施。
・ゴミはありませんでした。
〔特記事項〕
・ゴミもなく散策者にも会わなかった。
・蝶・蜂等数種遭遇。
             ↓ ヤマトシリアゲ

〔自然観察情報〕
【植物】
・イボタノキ(花)・ナルコユリ(花)
・ノアザミ(花)・ヤマボウシ(花)
・ホトトギス(葉)・ドクダミ(花)
・ヘビイチゴ(実)・クサイチゴ(実)
・コアジサイ(花)・マユミ(花)
・ウグイスカグラ(実)・キツネノボタン
・エゴノキ(花)・セリバヒエンソウ(花)
・ミヤコグサ(花)
                   ↓ノアザミ

【野鳥】
・ガビチョウ・ウグイス・ホトトギス
・ムクドリ・シジュウカラ
              ↓キツネノボタン

〔まとめ・感想〕
・解説板を掃除したところ、大変きれいになりました。
一度には無理なので、今後もすこしづつ続けていきたい。
      ↓ 解説板清掃前(字が読めません)

     ↓ 解説板清掃後(こんなにきれいになりました)

以 上(Ha記)
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ゼフィルスの季節です!

いきふれ自然情報

 

今日は小雨もぱらつき、少しクールダウンしたような1日でした。
今年は植物の花が例年より早く咲いているいようですが、ゼフィルスの発生のピークも少し早いようです。

今日はウラナミアカシジミがひらりと目の前に降り立ちましたが、アカシジミ、ミズイロオナガシジミにも出会えるようになっています。

ほんのりと甘いムラサキシキブノ香りも森に漂い始めましたよ。

20150513巡回SP4,5

巡回活動

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■2015年5月13日(水)巡回報告
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【巡回状況】
・SP5~SP4~センターまでの巡回を2名で
行ないました。
・将軍塚を10時00分に出発し、センターに12時
に到着しました。     ↓コナラの葉

【特記事項】
・台風6号の後で落下した枯れ枝が多く、枯葉の道
ができていました。
・園路にガラスの破片を発見した、犬をつれた散歩
者が、「危険なので持ち帰る」と言っていました。
【自然観察情報】
〔野鳥〕・ガビチョウ・ツミ
〔植物〕・チゴユリ(花)・エゴノキ(花)・ガマヅミ(花)
・ウグイスカグラ(赤い実)   ↓ウグイスカグラ

【まとめ・感想】
・木々の花の盛りが過ぎて、新緑がきれいでした。
・スポット地の園路を散歩者が多く歩いていました。
                       ↓ミズキ

以 上 〔Na記〕
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20150512巡回Sp2+菩提樹池

巡回活動

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■2015年5月12日(火)巡回報告
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【巡回状況】
・SP2~菩提樹池~センターまでの巡回を3名で行ない
ました。
・巡回開始時刻10時00~センター到着12時30分です。
・巡回内容は、ゴミ拾い(400g)、案内板の清掃ならびに、
道標付近下草刈り         ↓道標付近下草刈り

【特記事項】
・SP2ふれあい池では、保育園児がオタマジャクシ探しや、
花摘みを楽しんでいた。
・菩提樹池の排水堰に草がかかり排水が悪いため、取り除
いてみたが、浮いている草を集めてすぐに元の状態に戻
ってしまう。
              ↓菩提樹池の排水堰

【自然観察情報】
〔草本〕
・トキワハゼ・コゴメウツギ・アカバナ・ヘビイチゴ・
・オニタビラコ・オヤブジラミ・ブタナ・ガマズミ・
・スイカヅラ・アメリカフウロ・マユミ等
                    ↓フタリシズカ

〔野鳥〕
・ホトトギス・ガビチョウ・キジ・ウグイス等
〔昆虫〕
・アオスジアゲハ
〔爬虫類〕
・ニホンカナヘビ(交尾)
〔まとめ・感想〕
・ゴミが少なく、花々がきれいでした。
以 上  〔ha記〕
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縁起がいい?ツバメの住む家

いきふれ自然情報

(所沢市HPふれ里だより平成27年5月号」より

風香る5月。緑がまぶしい季節の到来です。太陽の光に恵まれなかった4月ですが、カマツカが咲き、ミズキが咲き、パステルカラーの春から木々の白い花が新緑に生えるころとなりました。

早春に、台湾、フィリピン、ボルネオ島北部、マレー半島、ジャワ島などから帰ってきたツバメは、気象庁の生物季節観測の対象でもあり、春の訪れを感じさせてくれます。
 ツバメは沖縄県以外の市街地、農地から山地の開けた場所などで繁殖し、北海道では少なく、温暖なところでは越冬例もあります。
 天敵のカラスなどから身を守るためか、古くから人のそばで営巣し、ツバメが巣を作ると商売繁盛や、その家は栄える、縁起が良いなどと歓迎されてきました。また田畑などで穀物を食べず、虫を食べてくれる益鳥として大事にされてきました。
 ところが昨今の住宅事情の変化により、巣造りに適していた昔ながらの日本家屋が減ったことや、えさ場や巣材となる土を取る田畑の減少、また江戸時代には雑草駆除に役立つと考えられていた糞も、今では不衛生だと巣を造らせないようにする人も増えてきました。
 他にも理由はあるようですが、残念ながらツバメはやはり減少しているようです。

今はあちらこちらでツバメは子育て中。オオミドリシジミやミズイロオナガシジミ、アカシジミにウラナミアカシジミなどのゼフィルスたちが、その美しい翅を輝かせ、深緑の雑木林を舞う頃には巣立ち雛も見られることでしょう。
すがすがしく晴れた五月の空に、速く華麗に飛ぶツバメはとてもよく合います。敵から逃げるときや空中で虫を捉えるときに、高速や急旋回などの飛行テクニックを駆使するようです。素早く飛ぶコチャバネセセリも餌になってしまうことでしょう。
ツバメが低く飛ぶと雨と言われますが、餌となる虫が、雨が近くなると湿度が上がり翅が重くなり低く飛ぶからだといわれます。

男性の礼服燕尾服。これは裾がツバメの尾のようだからついたとされます。ツバメは雌雄同色で、個体差はあるものの、相対的に雄のほうが尾はやや長いようです。

中華料理の高級食材にツバメの巣がありますが、これはほとんど唾液で作られる東南アジア沿岸部に生息するアナツバメ類の巣のことで、ツバメは土や枯れ草に唾液を混ぜて作ります。このことから『土食み(つちばみ)』と呼ばれ、ここからツバメになったと言われます。土を採るとき以外はほとんど地面に下りることはなく、歩くのは苦手です。

多くは8月ころまでに2回目の子育てを終え、9月から10月ころ南へと渡っていきます。サービスエリアのトイレなどでも巣造りをしている姿を目にします。時には数か所で巣が見られ、にぎやかな鳴き声が聞かれます。縁起の良い幸せを呼ぶ鳥として、ずっと身近にいてほしいものです。


ツバメ

ミズキ

コチャバネセセリ

狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています