秋の空高くルリシジミ~ふれあいの里だより令和6年10月号~
急に涼しくなったかと思ったのもつかの間。10月になっても真夏日の日が記録されていきそうです。 それでも日暮れの時間は随分と早くなり、次第にチョウの数も減ってきています。成虫で越冬しないチョウとしてはヤマトシジミほどではな…
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急に涼しくなったかと思ったのもつかの間。10月になっても真夏日の日が記録されていきそうです。 それでも日暮れの時間は随分と早くなり、次第にチョウの数も減ってきています。成虫で越冬しないチョウとしてはヤマトシジミほどではな…
今年も記録的な高温となった日本の夏。それに加えゲリラ雷雨も多発しました。そして残暑は長い予報となっています。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、今年はさらに暑い日が続きそうです。 それでも昼間の時間は確実に短くなってき…
昨日今日と安定した晴れで森の中は少し乾いた風が吹いて一息つくことが出来ましたアオハダの実も随分赤くなってきています。 咲き終わったものもありますがこれから咲くウバユリもあります。 クズの葉にいたのはアオバハゴロモの幼虫。…
関東地方は遅い梅雨入りに早めの梅雨明け。今年の梅雨は雨の印象よりも猛暑の印象が強かったように思われます。 暑さのピークを迎えていますが、今年の立秋は8月7日で暦の上では秋になります。10日は伝統的七夕、不安定なお天気が続…
今年の梅雨も大雨と猛暑が入れ代わり立ち代わりくるような日が続いています。花の少ない時期ですが足元には小さなヒメヤブランやつる性のヒヨドリジョウゴ、オニドコロなどが咲いています。 ミズキやアオハダは若い実をつけています。よ…
梅雨入りが気になる6月、ヨーロッパでは心地よい西風が吹く季節です。日本ではこの西風に由来するゼフィルス、ミドリシジミの仲間たちが年に一度発生する時期になります。 この時期に発生するものにカノコガもいます。大きさも飛び方も…
季節をかなり先取りしたような気温の日が続いた4月。瞬く間に桜の仲間が咲き、スミレの仲間が咲き、木々の白い花の季節が進んでいきました。日ごとに緑陰は濃さを増しています。 陽ざしに映えるオレンジ色の花。ヤマツツジもこぼれんば…
時は春、 日は朝、 朝は七時、 片岡に露みちて、 揚雲雀なのりいで、 蝸牛枝に這ひ、 神、そらに知ろしめす。 すべて世は事も無し。 上田敏の訳詩集『海潮音』に「春の朝」という題名で収録されている19世紀英国の詩人ロバート…
気温の変化が激しい毎日。昨年より少し遅れて陽光が咲き始めました。 今週は気温が低めになりそうですが春は確実にやってきています。 日々変わる森の様子に目が離せない季節の到来です。
極端に冬と春が行ったり来たりした2月。春を飛び越えて初夏の陽気になった日もあり、成虫で冬を越しているキタテハも陽気に誘われて出てきていました。 チョウの仲間は様々な形で冬を越していますが幼虫で冬を越していたモンキチョウも…