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20151215いきふれ研修・都立野川公園

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■2015年度いきふれ会研修の結果について報告します。

(1)日 時:2015年12月15日(火)10時~14時
(2)目 的:自然公園の公園管理・ボランティア活動やマネジメント
   についての見聞を広め、いきふれ会の活動に活かす
(3)行 先:都立野川公園 自然観察センター
(4)参加者:センター職員2名を含む計11名が参加しました。
(5)研修内容:下記のとおり、ボランテイアのマネジメントや活動状況
   の見学等について、矢島副所長に案内して頂きました。

    記
①都立野川公園の位置関係
・多摩川の河岸段丘が武蔵野台地の西端を浸食している沿線を国分寺
  崖線と言い、この地域に多い湧水を集めた野川は、川崎の河口付近
  で多摩川に合流している。  
・野川の源流に位置する都立野川公園は、国際基督教大学(ICU)の
  ゴルフ場跡地を都市公園として整備したもの。
②自然観察エリア
・野川公園のうち、国分寺崖線沿線の一画を金属フェンスで囲い植生
 を保護し、時間を限って公開している。
           ↓自然観察エリアの出入り口             

③ボランティア制度の導入
・都立野川公園は35年前の公園発足時に、都立公園で初めて公園管理
 にボランテイア制度を取り入れた画期的な公園
・ボランティア定員は100名で、登録は毎年更新する制度。      

④ボランティアの活動内容
・ボランティア活動は、作業チーム・展示チーム・自然観察チーム・
 クラフトチームなど
・各チームには代表を設置し、他にも世話役をおいて、持ち回りで
 活動計画を策定調整し、必要により公園スタッフが関与する。
 ↓作業チームの活動状況(湧水を塩ビ管で誘導して野川に流し込む)

⑤研修会を通して気づいたこと
・都立野川公園では、ボランティアさんたちが自主的に考えて活動
 できる仕組みが機能しており、自然公園のボランティア活動として、
 目指すべき姿がある。     
   ↓国分寺崖線の湧水のあるエリアは木道が整備されている。

・狭山丘陵いきものふれあいの里センターのボランティア活動も、
 野川公園の取り組み事例を参考に、今後しくみの整備をして行き
 たいと思いました。                       
      ↓研修会参加者集合写真

   

以上(事務局記)
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狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています