20160629巡回SP3

巡回活動

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■2016年06月29日(水)巡回スポット3・小雨
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〔巡回時間と内容〕
・スポット3巡回を3名で行いました。
・10時00分に巡回を開始し、10時45分終了。
・樹木銘鈑設置箇所の調査を行いました。(4箇所)
・11時20分頃センターに到着(1名)し、巡回報告を作製
しました。

                   ↓コウガイビル…蟻を食べる

〔巡回時の状況〕
・アカシデの枝折れがありました。
・モグラの穴跡多数あり。

〔自然観察情報〕
【植物】ネムノキ(落花)・ハエドクソウ・オオバジャノヒゲ
・アカメガシワ・ツユクサ・チヂミザサ・アオキ・マユミ(実)
・ギボシ(蕾)

↓カヤツリグサ(マスクサ)でしょうか?…湿原でよく見ます


【野鳥】・ガビチョウ
【虫】コウガイビル

    ↓水滴が悩ましいアシナガグモ(?)

〔活動のふりかえり〕
・家を出るときは曇りであったが、現地についた頃から雨足が
強くなつたため、足早の巡回になりました。
・園路の草丈の伸びているところがありましたが、今回は草刈
はしませんでした。

                        ↓マユミ(実)

以 上〔Hnd記〕
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2016年06月22日(水) 巡回報告SP2

巡回活動

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■2016年06月22日(水)巡回スポット2
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〔巡回時間と取り組み内容〕
・スポット2~センター迄の巡回を3名で行いました。
・小雨でスタートしましたが、途中から本降りになり、
 午後は曇りに変わりました。
・10時00分に巡回を開始し、13時00分頃センターに
 到着しました。
・樹木銘鈑調査・自然情報の収集とゴミ拾い(100g)

 を実施しました。

   ↓スポット2いきもの湿地

    …連日の雨で池もやや潤って来ました。

〔巡回時の状況〕
・雨のため散策者には出会いませんでした。

 

〔樹木銘鈑調査〕
・設置予定場所に先に現地表示した仮テープに今回№を入れて
再撮影し、センターで調査種名を確認できるように
報告しました。

 ↓樹木銘鈑取り付け予定箇所

  ……Nはナンバー、201は、スポット2の1番の意

    今回は4箇所(201~204)を選定しました。

                       ↓コブシ(実)…落下したもの

〔自然観察情報〕
(植物)
・コブシ(実)・アカメガシワ・イチャクソウ
・ヤブヘビイチゴ(実)・ドクダミ
・アカバナュウゲショウ・リョウブ・トウネズミモチ
・ヌルデ(葉)・アメリカセンダングサ・サンショ(実)
・アメリカオニアザミ・ハンゲショウ・ノカンゾウ
・トキワツユクサ・ネムノキ・ワルナスビ

   ↓ネムノキ(合歓の木)

(蝶)
・コジャノメ

 

〔活動のふりかえり〕
・樹木銘鈑をもっと付けても良いと思いました。

 

以 上〔Nmt記〕
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20160618 東村山菖蒲まつり 出張展示「ドングリトトロをつくろう」

いきふれの会

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■2016年06月18日(土)東村山菖蒲まつり出張展示
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〔とりくみ主旨〕

・西武線東村山駅から北山公園~八国山・鳩峰公園を経て、
狭山丘陵いきものふれあいの里センターに至るルートは、
県境の魅力ある散策ルートです。

・このルートの魅力を広めるため、東村山商工会に諮り、
北山公園の菖蒲まつりに「どんぐりトトロづくり」で参加
して、狭山丘陵とセンターの認知を高めることにしました

 

〔当日の状況〕

・北山公園入り口の善行橋脇の本部席近くにセンターの出張
展示を構えました。

・センターからは職員2名参加し、いきふれ会からは午前3名、

午後3名の計6名。総計8名で対応しました。

・9時50分には設営を完了して受け入れを開始し、15時40分

には、用意したドングリ約370個のうち20個を残して、設営

を解体し、16時には退去しました。

↓センターの出張展示(テント2張り)風景

暑い一日の開始

〔お客さん対応の様子〕

・お客さんの客足は午後の中盤までほぼ絶えることなく続き、
公園内には空きベンチが見当たらないほどでした。
・私たちの展示場も多くのお客さんが訪れ、工作や展示を楽
しんでくれました。

・いきふれ会の要員配置も円滑に働きました。

↓子供たちがドングリトトロに眼や葉の模様を入れる。


・子ぎつねの剥製と眼と眼があって、スタッフに話しかけて
くるお客さんもたくさんいました。

↓ 目力で人を呼ぶコギツネの剥製

〔特記事項〕

・良く晴れて午前中から気温が上昇し、テントの下なのに、
気がつくとペットボトル4本を飲み干していました。
・この日300件の熱中症搬送がありました。

↓地に強い陽が照り気温が上昇

以 上〔事務局記〕
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20160605 第2回全体会議と工作作業「ドングリトトロ準備作業」

いきふれの会

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■2016年06月05日(日)第2回全体会議と
東村山菖蒲まつり「どんぐりトトロを作ろう」の準備作業
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〔第2回全体会議の様子〕

・いきふれ会14名とセンター2名の計16名が参加しました。
・4月からの日曜日開催は、会議参加者が多いようです。
・スポット地への樹木銘鈑の設置や、東村山菖蒲まつりの、
出張展示の進め方等について確認しました。

                                          ↓会議風景-1


・なお、高温になる8月は安全対策の面からも、いきふれ会
の活動を休止するので、次回会議開催の9月までの予定を
確認しました。

               ↓会議風景-2


〔東村山菖蒲まつり、ドングリトトロを作ろうの準備作業〕

・6/18(土)東村山菖蒲まつりの出張展示でぱ「ドングリ
トトロを作ろう」に取り組みますが、参加者の待ち時間を
短縮するため、あらかじめ白いペイント部のみを塗装する
準備作業に皆で取り組みました。
・マテバシイのドングリ下部にドリルで穴を開けて、長楊枝
を差し込みボンドで固定したものを事前に368個用意しま
した。
・6/5(日)当日は、これに白のアクリル塗料で、トトロの
目と腹の白い部分のみを塗装すれば終了です。

        ↓ドングリトトロの準備作業-1


・大勢で沈黙して作業している姿に、「皆でカニを食べてる
見たい」との突っ込みが入り、「爆笑」になりました。
・参加者が多かったため、作業は約60分で終了しました。

       ↓ドングリトトロの準備作業

〔その他特記事項〕

 白塗りのどんぐりトトロのさまざまな顔を見ていると、

お客様が取り組むトトロの完成顔もさまざまにイメージされて、

菖蒲まつり当日が楽しみになりました。

                   以 上〔事務局記〕
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20160526 道標のリニューアル化(西武球場前~菩提樹池)

いきふれの会

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■2016年05月26日(木)指導標修理
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〔主旨・取り組み概要〕

・劣化して判別が困難な「狭山丘陵いきものふれあいの里の」木製
道標のリニューアル化については、従来から段階的に取り組んで
来ています。
・今回は、西武球場駅前~菩提樹池の間の道標のリニューアル化を
行いました。

    ↓(いきふれ会Kさんの作業風景…プレートのドリル固定)

            記

①区間・枚数……西武球場前~菩提樹 16枚、
②実施日 ……5月26日実施
③実施者 ……センター職員(S)いきふれ会(Kさん)
   ④作業内容 ……旧来の木製角材の上をリニューアルデザインの
アルミプレートで覆い、ドリルで固定する。
……

 狭山丘陵いきものふれあいの里道標(リニューアル後)

以 上〔事務局記〕
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青葉の中の午睡アオバズク(所沢市HPふれ里だより平成28年6月号より)

いきふれ自然情報

5月に早くも夏日や真夏日が何日も観測された今年、もともと植物の生長の早い時期ですが、今年はとりわけ早いようです。木々の白い花の季節も例年に比べて2週間程度早く駆け抜けていきました。

すっかり深くなった緑の中で、たくさんの命が息づいています。シジュウカラの幼鳥の声が朗らかに緑陰を渡り、繁殖のために東南アジアから帰って来たホトトギスの声も響いています。野鳥たちの賑やかなさえずりをよそに木の枝でまどろんでいるのはアオバズクです。

アオバズクは夏鳥として日本全国(沖縄、奄美地方を除く)に東南アジアから帰ってきます。平地、山地の森林に生息し、都市や市街地の大木の残っている社寺林などでも見られます。街中などで営巣しているところがニュースになることもしばしばです。どこにでもいるようですが、個体数は多くありません。
丸い頭と黒褐色の顔、金色の目をしていて、「ホッホウ ホッホウ」と2声ずつ繰り返し鳴き続けます。青葉が出始めたころに帰ってきて青葉が茂るころによく鳴くようになるところからアオバズクと名前が付いたとされます。青葉輝く5月下旬、特徴的な鳴き声も相まって人目に付きやすくなります。

フクロウの仲間は人気がありますが、アオバズクは身近で見られることがあり一般的な存在と言えます。とはいえ、営巣できるような樹洞のある大木が減ってきていることから、数を減らしています。
アオバズクは夕方から活動を始め、おもに大型の昆虫を食べます。街灯などに集まる虫を捕るために周囲を飛び回ることもあります。フクロウ達は静かなハンター。アオバズクもその例にもれず、音もなく飛んできては獲物を捕らえます。昆虫以外にもカエルや小鳥なども狩りの対象となります。
アオバズクの気持ちになって、餌がたくさんいそうな場所、大きな木がある場所を見付けたら、夜耳を澄ませてみてください。声が確認できたら昼間にその近くに行くと枝でじっとしているアオバズクに出会えるかもしれません。もし見つけても夜行性の鳥です。そっと見守ってくださいね。

雨の日は出会うことが少ないのですが、チョウの数も少なくありません。5月から発生しているミドリシジミの仲間、ゼフィルスたち。アカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミが太陽の下、木や草の葉の上で休んでいる姿を6月中くらいは目にすることができます。
イチヤクソウ、ホタルブクロ、オカトラノオ、梅雨空の下咲いている花たちに虫たちが訪れています。ついつい出歩く
のが億劫になりがちな梅雨ですが、ゆっくり歩いてみると思いのほか多くの生きものたちに出会えることでしょう。

6月21日は夏至、日没は所沢市で19時2分です。前日は満月で、今月は宵の空で月が11日は木星、17日は火星、18日には土星と共演していきます。ひときわ明るい火星の近くにはさそり座の1等星アンタレスが輝いています。BGMに「ホッホウ ホッホウ  ホッホウ ホッホウ」と聞こえてきたら素敵ですね。


アオバズク

ミズイロオナガシジミ

オカトラノオ

いきふれ通信できましたvol35(2016年夏号)

IKIFURE NEWS

狭山丘陵の情報発信基地であるいきものふれあいの里センターでは、年に4回程度『いきふれ通信』を発行しています。
イベント情報に始まり、地域の特集ページなど情報が盛りだくさんです。

狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています