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〔研修報告書〕谷津干潟自然観察センター訪問
ボランティア活動についての見聞を広めるため、2016年度の
研修会の訪問先を、谷津干潟自然観察センターに致しました。
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2017年01月19日
埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里センター
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■行事名 :2016年度いきふれ会研修
■実施日時:2017年01月19日(木)
10時30分(南船橋駅集合)~14時40分(南船橋駅解散)
■訪問先:谷津干潟自然観察センター 千葉県習志野市秋津5-1-1
谷津干潟ワイズユース・パートナーズ〔対応〕椎名さん
■参加者:7名+4(いきふれ会)+3(センター)
↓谷津干潟全景
■内容:
(1)平成6年に開園して約20年が経過。
開園当時は反対運動もあった。
↓谷津干潟自然観察センターの外観
(2)干潟の管理について
・干潟は環境省が管轄・管理し保全事業をしてる。
・アオサの漂着により異臭が発生する。
・湾の窒素やりんを吸収し花がつくため、回収焼却して肥料にしている。
・この活動には、地域の方も参加している。
・ヨシ原の刈り取りは、企業の社会貢献活動の協力を得ている。
↓椎名さん(レンジャー制服姿)に受け入れ対応をしていただきました。
(3)ボランティア活動について
・ボランティア登録は140名、延べ2,000人がボランティア活動をしている。
・職員が手分けしてボランテイアの各サークルに入り、方向性を主導し
センターとしてのカラーを出している。
・ボランテイア保険の関係もあるので、毎年度の登録更新はしている。
↓干潟釣り堀(釣るいきものは、ボランティア手製の手芸細工)
… ↓干潟がガラス張りで観察できる
… ↓ボランテイア活動の紹介展示
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↓セイタカシギ
■研修の感想
・自然遺産としての谷津干潟の重要性が地域にも浸透していると感じた。
・谷津干潟保全とその魅力の発信活動について、ボランティアや地域
(行政・学校・商店街・町内会)とが一体の活動しているところに、
感銘を受けた。
・地域に理解され、愛されている施設は強いと感じた。
↓2016年度「いきふれ研修会」の集合写真
以上
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〔報告書〕1/22(日)第5回いきふれ全体会議
下記のとおり会議結果を報告します。
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記
(1)会議名:2016年度 第5回いきふれ会全体会議
(2)日 時:2017年1月22日(日)
9時30分~11時30分(含軽作業30分)
(3)場 所:狭山丘陵いきものふれあいの里センター講義室他
(4)出席者:11(いきふれ会)+1(センター)=12名
(新規会員4名が出席)
(5)会議内容:
①全員の自己紹介
②行事等活動のふりかえり
③研修報告(1/19 谷津干潟自然観察センター)
④当面2か月のスケジュール調整
・03月12日(日)第6回全体会議 9時30分~12時(軽作業未定)
・03月12日(日)PM スポット巡回(センター昼食後、当日調整)
・03月25日(土)自然観察会 SP3~みどり森
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(5)軽作業:(11時00分~11時30分)
・シラカシの階段の落葉をはいてお茶畑へすきこみ(参加8名)
↓階段の上から落ち葉を掃きおろします。
落ち葉は滑って足元が危ないのです。
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↓階段下まで掃きおろしました(開始からおよそ約20分)
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↓お茶畑へ落ち葉をすきこんで終了です。
作業を終える頃、ジョウビタキ(♂)がやってきました。
皆の手を休めて、枝の上のジョウビタキを眺めました。
以 上
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平成29年丁酉がスタートして10日を過ぎました。
今日は鏡開き。
日差しの暖かさが感じられる快晴のお天気で、オオイヌノフグリも咲き始めていました。
少し前からウグイスカグラも咲き始めていますがほとんどはまだつぼみです。
冬芽や葉痕の観察も面白い季節です。
見ようによってはフクロウに見えませんか?
これはヤマウルシの葉痕ですが、他にもいろんなものが見つかりますよ。
平成29年、酉年の幕開けです。身近な鳥ということで鶏が酉に充てられたとされますが、身近という点ではスズメも負けず劣らず、いえむしろスズメの方が身近な鳥かもしれません。
スズメは体長14.5㎝くらいで、野鳥を見分けるときの一つのポイントとして大きさをみるときに使われる、ものさし鳥のひとつとなっています。日本全国に生息し、野鳥にさほど興味のない人でも知っている、人のいる所にスズメありと言え、人家があれば山地でも市街地でもいますが、人の少ない離島や山地の集落ではいないところもあります。
人とともに暮らすスズメは家の屋根や壁のすき間、石垣の間、樹洞などに球形の巣を造ります。そばにいるものの警戒心が強く、常に距離を置いています。これは狩猟鳥になっていることやイネを食害するとして追われてきたからかもしれません。
イネの害鳥としてスズメを駆除したら害虫が大発生したという話が古今東西残っています。子育て時期のスズメはイネの害虫などをたくさん食べます。ところが秋になると草の種やイネをついばむので、追われる立場になります。スズメとしてみれば害虫駆除をして育てたイネを実りの秋に収穫していると言いたいところかもしれませんね。
繁殖期はペアで行動するものの、多くのつがいが隣接して営巣することもあり、常に群れでいる印象があります。秋から冬にかけては竹やぶや大木などに集団ねぐらを持ちますが、これは若鳥が大半です。
1年中いるスズメ。ところが移動するものも多く、若鳥の中には長距離の移動をするものもいるとか。ずっといるように見えて、違う個体がいる可能性があります。
おなじみの昔話に『舌切り雀』があり、『雀百まで踊り忘れず』は良く耳にすることわざです。これはスズメが両足をそろえて飛ぶように歩く姿から来ています。また、少ないことを『雀の涙』と言ったりしますが、スズメノカタビラ、スズメノエンドウなど植物の名前にも小さいことを意味するときにスズメが付けられています。ところがスズメガ、スズメバチなど昆虫の場合は大きいものにスズメと付くから面白いです。
新年は初雀、冬は寒雀、春は雀の子、雀の巣、夏は内雀(うちすずめ)、
秋は稲雀(いなすずめ)など四季を通じてスズメは季語になっています。竹に雀は取り合わせの良いたとえとされ、縁起物になっています。家紋にもなっていて上杉家や伊達家、正倉院御物の文様にも見られます。
雪うづむ 苑のくれ竹 をれふして
ねぐらもとむる群雀かな
西行の歌ですが、竹やぶをねぐらとする雀を言いえていると同時に『竹に雀』で一幅の縁起物の絵のようでもあります。
いつもそばにいたはずのスズメの減少が最近よく言われます。しかも世界中で起きているようです。正確な数値や原因などは不明ですが、末永く人も鳥も暮らしやすい世界でありますように。
日ごとに遅くなる日暮れの時間。光の春にウグイスカグラもほころび始めることでしょう。センリョウ、マンリョウ、ヤブコウジの赤い実が今年は少ないながらもまだ見られます。チャバネフユエダシャクなどのフユシャクの仲間たちは今が恋の季節。野鳥たちが一番目立つ季節ですが、それぞれに冬を生きている生きものたちです。
スズメ |
ウグイスカグラ |
チャバネフユエダシャク♀ |