2017年4月16日(日)PM 全体会議①

いきふれの会

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■2017年04月16日(日)PM いきふれ全体会議①
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(1)会議名:2017年度 第1回いきふれ会全体会議
(2)日 時:2017年4月16日(日)13時10分~15時30分
(3)場 所:狭山丘陵いきものふれあいの里センター講義室
(4)出席者:9(いきふれ会)+2(事務局)=11名

↓いきふれ全体会議の風景


(5)会議結果:
①いきふれ会会員 登録更新状況:2017年度会員 22名
②今月の活動結果:4/15自然観察会のふりかえり
③2017年度の活動計画 ……記述省略
④2017年度のいきふれ会の体制
・副会長:KM、副会長:KM(2016年度退任:MS)
⑤当面2か月のスケジュール調整……記述省略

↓イチリンソウ(センター裏庭で…)



⑥意見交換:
・新規メンバーの巡回も含め、巡回要領をもっと活用すべき。
・期中発生の巡回計画で、参加者募集がある時は、事務局から
一斉メールを発信できる。
・9月頃まではAM巡回、PM会議とし、11月以降はAM会議
で11時頃から簡易作業に充てることを考えている。
・5月28日(日)PMより館内対応「いきふれの午後」の試験
導入を考えている。
・なお、館内対応の導入時は、事務局が付き添い指導する。

↓ウラシマソウ(会議終了後有志で観察)


以 上〔事務局記〕
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2017年4月16日(日)AM 巡回スポッ1.2~センター

いきふれの会

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■2017年04月16日(日)AM 巡回スポット1~2~センター
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【巡回主旨】
・午後から全体会議が予定されいる日の午前、ベテランメンバーと
新規メンバーでスポット地を歩き、巡回の具体的な進め方につい
ての手ほどきを行うことにしました。

↓狭山湖堰堤(スポット1)

【巡回時間と内容】
・スポット1~スポット2~センター迄の巡回を6名(うち新規5名)
で行いました。
・10時00分に巡回を開始し、13時00分頃センターに到着しました。
・ゴミ拾いと自然情報の収集を行いました。

↓トトロの1号地付近を下る

【巡回時の状況】
・天候が良く暑く、園路に散策者が多い
・サイクリングの学生に、トトロのオブジェのある八幡湿地の場所を
訪ねられる。
・スポット2のいきもの湿地で、親子がザリガニ釣りをしていた。

↓いきもの湿地付近デッキ

【自然観察情報】
(植物)ミツバアケビ、コナラ(虫こぶ)、ヒサカキ、ミツバツツジ、
ニワトコ、セイヨウタンポポ、タネツケバナ、マルバスミレ、
ヤブヘビイチゴ
(昆虫)クマンバチ、スジグロシロチョウ、キタキチョウ

↓スジグロシロチョウの給水


(野鳥)ウグイス、ツバメ、トビ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ
(水鳥)ハジロカイツブリ、カワウ、
(水辺のいきもの)ザリガニ、オタマジャクシ、

↓いきもの湿地(池)の改修されたデッキ

【ふりかえり】
・この時期は自然情報が多いため、時間に余裕のある巡回日程を組みたい。
・いろんな知識のある方が集まったので、楽しい巡回が出来ました。

↓センター到着後、巡回報告をまとめる

以 上〔MS記〕
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2017年4月16日(日)AM 巡回スポット5,4~センター

いきふれの会

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■2017年04月16日(日)AM 巡回スポット5~4~センター
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【巡回時間と内容】
・スポット5、スポット4~センター迄の巡回を2名で
行いました。
・10時に巡回を開始し、12時頃センターに到着しました。
    ↓トウダイグサ
【巡回時の状況】
・先々年下刈りをした植生調査場所に、ガマズミがありました。
・園路のゴミ拾い(500g)
       ↓チゴユリ

【自然観察情報】

〔草本〕
キュウリグサ、フラサバソウ、キランソウ、ヒメカンスゲ
タネツケバナ、カタバミ、チゴユリ(トトロの2号地)、
ムラサキケマン、クサイチゴ、ヤエムグラ、ジロボウエンゴサク
タチツボスミレ、コハコベ

↓アオキ

〔木本〕
コナラ(葉)、ハンノキ(実)、ハナニラ、イボタノキ、
サワフタギ、アカメガシワ(新芽)、リョウブ(新葉)、
クワ(花芽)、エゴノキ、イヌシデ(雄花)

↓ニワトコ

【ふりかえり】
とても良い気候で、自然散策や観察には最適の時期ですが、
園路散策者は、意外に少数でした。

以 上〔TN記〕
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2017年4月14日 下見巡回、スポット2

いきふれの会

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■2017年04月14日(金)下見巡回スポット2
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【巡回主旨・時間と内容】
・4月16日(日)第一回目の全体会議開催日の午前、
新規メンバーを引率した案内巡回を行うため、その
下見を2名で、行う事にしました。
・コースは、西武球場前~スポット1~スポット2~
菩提樹池~センター迄です。
・10時00分に西武球場前に集合して巡回を開始し、
14時30分頃センターに到着しました。

【巡回時の状況】
・トトロの2号地付近で「タケノコ」を掘っている人
を見かけた。私たちが声をかけたら立ち去った。
・菩提樹池で「セリ摘み」をしている三人組がいたが、
声をかけて良いか分からなかった。

↓スポット2池のデッキ(修理後)4月6日撮影

【自然観察情報】
(野鳥)ヒバリ・ツバメ
(水鳥)コチドリ・ハジロカイツブリ・カワセミ
(野草)イチリンソウ、ニリンソウ(柳瀬川、八生橋)

【活動のふりかえり・感想】
・雑木林の新緑が色とりどりで、とてもきれいだった。

以 上〔MS記〕
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5月の行事案内です。
【沢山のご応募ありがとうございました】

Event

甘いの大好き!メジロ(所沢市HPふれ里だより平成29年4月号」より

いきふれ自然情報

4月、新年度のスタートを彩るのはやはり『桜』。今年は東京で3月21日に全国のトップを切ってソメイヨシノが開花しました。熊谷では28日。あちこちで開花宣言が出され開花から約1週間程度で満開となり花吹雪舞う頃となっていきます。

花の蜜が大好きな野鳥メジロ。梅や椿の花でしきりに蜜をいただきながら受粉も助けていましたが、もちろん桜にもやって来ます。そのくちばしは細く、舌は蜜を吸い取りやすいように先が分かれて筆の穂先のようになっています。

メジロはスズメより小さく体長約12cm。上面がオリーブがかった鮮やかな緑色でほかの野鳥とは区別がつきます。目の周りが白いのが特徴で、名前の由来にもなっています。英名も日本語同様White eyeです。

ほぼ日本全国の平地から山地の森林や比較的樹木の多い公園などに生息していますが、特に西南日本の常緑広葉樹林に多く北海道では少ないです。1年中みられますが、北海道や北日本、山地のものは南や低地に移動します。移動のときには数十羽の群れをつくります。

冬はシジュウカラやコゲラなどと混群を作っていますが、1年を通してペアか、小群で行動し、鳴き交わしながら枝から枝へ目まぐるしく移り、昆虫やクモを食べます。特に甘いものが好きなようで、花の蜜や木の実、樹液やアブラムシなどの分泌する甘露もごちそうです。

警戒心も薄く身近で目にしやすいメジロですが、ウグイスと勘違いされていることが多く、鶯色も本来はウグイスのような渋い緑色のことを言いますが、メジロの鮮やかな緑と思われがちです。ウグイス餅がメジロを思わせる色をしているのもその良い例でしょう。誰もが知るウグイスのさえずりですが、メジロの声も美しく、江戸時代から鳴き合わせ会があるくらいです。複雑で長くなくメジロ。1節が10秒前後続き1羽が鳴いているだけで随分にぎやかです。鳴き声は『長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛』、『千代田のお城は千代八千代』などど聞きなしされています。

2羽が寄り添い羽づくろいをしあう姿が見られたり、巣立ち雛が体をくっつけて枝に並んでとまったりと見た目もスイートなようです。

 

先を争うかのように草花が咲き、スミレの仲間も次々と咲いていますがメジロは地面に下りることはほとんどありません。ツツジの葉の上でキラッと輝く茶色の小さなチョウがいたらこの時期にだけ見られるコツバメでしょう。

4月上旬は夕方の西の空で水星が見やすく、10日には月と木星が共演し、しばらく見えなかった金星も明けの空で30日には最大光度に輝きます。そのころにはもう初夏。それぞれの色の芽吹きを見せてくれていた木々はすっかり緑の葉を拡げ、繁殖のために南の国から帰って来たツバメも子育て中。残っていた冬鳥たちも北へ帰り、夏鳥たちの声が聞かれる頃となってきます。


メジロ

スミレ

コツバメ

狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています