2017年7月12日 SP2巡回(自然情報の記録・収集)

いきふれの会

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■2017年7月12日(水)巡回スポット2(自然情報の収集)
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〔巡回時間と内容〕
・巡回日 :2017年7月12日(水)
・天  候:晴れ 気温33度
・巡回主旨:自然情報(蝶)の記録・収集を中心に、スポット2の
巡回・情報収集を1名で行いました。
〔巡回時の状況〕
・SP2の池の場所は木製デッキの取り換えが完了し、
快適な自然環境となっています。
・ムラサキシキブ、ツユクサが咲いていました。
・親子連れや、外国人(3名)などが訪れていました。
・また、路上には車両6台が駐車し、工事関係者など
も昼食休憩をしていました。

〔自然観察情報〕

1.カラスアゲハ 給水に来ている

2.ルリタテハ
デッキの天井にきて、ぐるぐる回っている

3.テングチョウ SP2でよく見かける

4.ウラナミアカシジミ 30分待っても開きません

5、オオミドリシジミ

6.ウラギンシジミ


〔ふりかえり〕
・本日はSP2池の周辺に、11時~14時頃まで滞在し、
情報収集に、楽しく忙しい暑い日を過ごしました。
・スポット2池の周辺は、木の枝などが落ちているので、
環境整備面を考えると、駐車場所のあたりに竹箒などを
常備しておくのも、良いのではと考えました。

以 上〔いきふれ会 SH記〕

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2017年7月4日(火)SP3園路の除草実施について

いきふれの会

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【作業会報告】SP3園路の除草実施について
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下記のとおり報告します。

(1)活動件名:作業会 SP3除草
(2)活動目的:
・SP3の園路には草深く歩きにくいところがあるため、
区間を絞った除草を行う事にしました。
・ホタルの観察会(7月8日)の前の、7月4日を作業日と
決めました。


(3)参加者 :4名=センター(2名)+いきふれ会(2名)
(4)作業日時:
2017年7月4日(日)10時~11時30分(90分)


(5)作業状況:
・2名×2班を編成し、仮払機と熊手に役割を分担しました。
・中央にあたる湿原の木橋に向けて、園路の両端から刈り進
め,90分程で終了しました。

(6)特機事項:
・湿原デッキ手前の下り階段を作業中、キイロスズメバチの
襲撃にあいましたが、応急処置が奏効しました。
・後日現地に注意喚起を表示し、さらに巣蜂の除去を実施。


・現在(7/13)は安全を確認し、現地表示も除去しました。

以 上
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9月の行事案内です。
【沢山のご応募ありがとうございました】

Event

2017年6月25日 いきふれの午後②の活動

いきふれの会

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【活動報告】いきふれの午後②(6/25)の活動について
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標記について下記のとおり報告します。

(1)活動件名:第二回 いきふれの午後の活動

(2)活動目的
①2017年度の初めて取り組みとして、比較的に来館者
が多い月末の日曜の午後に、館内対応の実習等を行い
ボランテイア活動の幅を広げる。
② センター職員と、いきふれ会メンバーとの交流の機会を増やす。

↓執務室で導入説明(左2名)

(3)実習日時:2017年5月28日(日)
13時10分~16時40分(約210分)

(4)参加者  2名

(5)実習内容
・館内配置の確認(・執務室・控室・地下倉庫他)
・館内展示の説明
・館内対応マニュアル・事例と実習
・センターエリアの自然情報観察

↓蜂の巣(中央のカエデ)の周辺への立ち入りを禁止する区画を実施。

(6)通報対応
散策中の父子より、スズメバチの巣を発見の通報を受けたため、
注意喚起メッセージビラの掲示と、接近禁止のテープ区画を行う
こととし、3名で対応することにしました。

↓セミなどを食べるモンスズメバチ。左方の影の空間が巣

尾のあたりの黄・黒模様に波型(紋)がある

(7)参加者の感想(後日メールで受信)

(TMさん)
いきふれの午後②(6/25)の活動ではお世話になりました!
館内について一通りの状況が解りました。
動植物では、キセルガイ・ウメガサソウ・モンスズメバチなどが
収穫でした。

(HMさん)
いきふれの午後②(6/25)の活動ではお世話になりました!
当日の館内説明は良く解りました、屋外ではキセルガイ・ウメ
ガサソウ・マムシグサなど教えて頂きましたと共に周辺案内有難う
御座いました、モンスズメバチの巣にテープで警告表示など仕事の
範囲がやや解った事は収穫でした。
しかし館内説明は自信がありません。
以上
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2017年6月18日(日)東村山菖蒲まつりへの出張展示を実施しました

いきふれの会

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■2017年06月18日(日)
東村山菖蒲まつりへの出張展示 〔どんぐりトトロを作ろう〕
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【開始時の状況】
・東京都と埼玉県の県境に位置するセンターとして、東村山市(東京都)
 方面からのセンターへの往来を増やそうと、東村山市で主催する北山
 公園の菖蒲まつりに、センターの出張展示を行っています。
 ↓センターのテントは、本部席の隣です。
いきふれ会の仲間、小学生の”genちゃん(右)”も
パンフを配ってくれました。

・今年の「ドングリトトロを作ろう」には、細長いコナラのどんぐり
に加えて、新たに丸いクヌギのドングリを用意しました。
・6月18日(日)の最終日は、曇り空の過ごしやすい気候であった
 ため、来園者が非常にたくさんやってきました。

・10時のイベント開始前から、私たちのブースの前に老夫婦が
陣取り、孫にドングリトトロを持ってかえるので…。」と頑張っ
 ていました。

【ハクビシンの活躍】
・センターから持ち込んだハクビシンの剥製に、多くの人が目を留め、
毛皮を撫でてコメントをして行きました。
・東村山地域でのハクビシンの目撃情報や、被害情報の多いことに驚きました。
・収穫まじかのトウモロコシを台無しにされた話が、3件ほどありました。

↓ハクビシン(剥製)にお客さんが寄って来ます。

【ふりかえり】
・イベントは盛況で、いきふれ会からは6名が円滑な接客に努めました。
・用意したドングリ300箇は、14時頃には尽きてしまいました。
・今後は余裕あるドングリ量の収集・確保に努めたいと思いました。

↓だんだんドングリが、残り少なくなって来た。


以 上〔事務局記〕
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2017年6月11日(日)PM 全体会議②+どんぐりトトロ作業

いきふれの会

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■2017年06月11日(日) 全体会議②と

菖蒲祭りドングリトトロ準備作業
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この日、6月11日(日)の午前は、荒幡富士の一斉清掃があり、
センター職員も2名除草作業に参加しました。

↓作業開始前の大集会



会議結果は下記のとおりです。
なお、8月は夏休みとし、9月以降の行事は別途募集します。

(1)会議名:2017年度 第2回いきふれ会全体会議
(2)日 時:2017年6月11日(日)13時10分~15時
(3)場 所:狭山丘陵いきものふれあいの里センター講義室
(4)出 席:9=7(いきふれ会)+2(センター)
(5)会議結果:
……
①最近の活動のふりかえり…記述省略
②当面2か月のスケジュール調整結果(巡回・行事・作業)
・6月17日(土)ゆでまんじゅうを作ろう(1名)
・6月18日(日)10時~16時 北山公園菖蒲祭り(6名)
・6月25日(日)いきふれの午後(13時10分~15時)館内対応実習
・7月 8日(土)夜の自然観察会(ホタル、3名)
…SP3の除草は、7/4対応(機械除草2名+いきふれ2=計4名
・7月下旬 SP5,将軍塚除草 ★別途募集
・7月23日(日)ひよこたんけん隊(未就学児童、対応1名)
・7月30日(日)いきふれの午後…館内対応実習
・9月 9日(土)お団子で十五夜
・9月10日(日)AM 2017年度ボランテイア養成講座説明会
・9月17日(日)13時10分~15時00分 いきふれ全体会議③
・9月20日(水)10時~12時 作業会SP2池除草 ★別途募集
・9月24日(日)13時10分~15時いきふれの午後…館内対応実習
・9月30日(土)AM 自然観察会球場前~センター ★募集2

↓会議終了時の様子

③意見交換その他…記述省略

↓ペイントと筆で白抜きのドングリトトロを作成


④作業会(出席7名):14時~15時
北山公園菖蒲祭りの出張展示(6/18実施)
「どんぐりトトロを作ろう」の準備作業として、
白抜きトトロの描き込みを皆で実施した。
(約300個準備完了)

↓作業に熱中しています。

以 上〔事務局記〕
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8月の行事案内です。
【沢山のご応募ありがとうございました】

Event

水辺で優美に、アオサギ(所沢市HPふれ里だより平成29年7月号」より

いきふれ自然情報

 白百合のしろき畑のうへわたる  青鷺づれのをかしき夕べ(与謝野晶子)

この時季目を引くのはやはりヤマユリの白い花。林縁には明るいオレンジ色のヤブカンゾウも咲いています。足下には小さなジャノヒゲやヒメヤブランの花。

梅雨空の下、花は多くはありませんが、木々の緑は濃く、恵みの雨は森を育ててくれます。

与謝野晶子が詠んだアオサギは夏の季語。このあたりでも今では1年中みられますが、かつては渡りをしていて、夏によく見られたところから夏の季語になったとか。

アオサギは四国以北で繁殖し、冬は暖地に移動する、国内最大のサギで、全長93㎝、羽を広げると160㎝あります。長い首と足をしていますが首は縮めていることが多く、飛ぶときは首をZ型に縮めます。この飛ぶ姿が独特で、数々の伝承などのもとになった要因の一つかもしれません。グワーッと濁った鳴き声も相まってか聖、邪両方のモデルになっているようです。

日本以外ではユーラシアとアフリカにいるアオサギ。エジプト神話では舞い上がり、輝き、再生する聖鳥べヌウのモデルとされ、壁画にも描かれています。さらにはフェニックスのモデルになったとされます。

体の上面は青みがかった灰色をしています。学名は Ardea cinerea、英名はGrey Heronで、どちらも灰色のサギという意味になります。『緑』ではなくアオゲラ、青葉、青信号の例もありますが、日本の伝統色としては400以上あるものの、古代では黒赤青白の4色だったことから青鷺とついたようです。とは言えアオサギの体色に青を見た観察眼も鋭いと言えるのではないでしょうか。ちなみにエジプトの死者の書に描かれているベヌウは青い体をしています。

アオサギは水田、湖沼畔、干潟などに棲み、主食は魚でじっと獲物を狙っています。時にはエビやカニ、昆虫も食べ、ネズミや水鳥のヒナを食べることもあります。水辺で静かにたたずむ姿は優美でもあります。

営巣は基本的には集団で行い樹上に小枝を粗に組んだ巣を造ります。よくツルが松の枝などに止まっている絵がありますが、これはアオサギを間違えたものと思われます。近年営巣地の拡大や数の増加に伴い、魚の養殖場や水田などで害鳥となっていることもあります。稲作文化のせいでしょうか日本ではアオサギは妖怪のモデルになっているようです。

ニイニイゼミが鳴き始め、梅雨明けが気になるところですが、今年の梅雨はしとしと降るタイプでは無さそうなので、豪雨被害が心配です。

七夕の日、今年は二十四節気の小暑でもあります。暑中となり暑さが増していくころとなります。30日は夕方の西の空に水星が太陽から一番離れて見やすくなります。暗くなり始めるころヒグラシの合唱が始まります。夜にはヘイケボタルが舞い、昼にはホタルガが舞います。

シジュウカラの若鳥たちの群れがねぐらへ戻る前ににぎやかにえさを獲っているところに出会うかもしれません。

昼間白百合にはクロアゲハやカラスアゲハが、香りを強めた夜にはガの仲間たちが訪れていることでしょう。


アオサギ

ヤマユリ

ホタルガ

狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています