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■2017年11月22日(水)巡回スポット5、4
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スポット5,4の巡回を3名で行いました。
記
【巡回時間と内容】
・10時05分 将軍塚バス停出発
・11時10分 SP4
・12時45分 センター到着
↓八国山緑地(東京側)鉄塔下 コナラ萌芽の黄葉
【巡回時の状況】
・ゴミ収集 500g
↓リョウブ(右下)の紅葉
【自然観察情報】
〔紅葉〕・ウワミズザクラ・ヤマウルシ・カマツカ・ガマズミ
・アカシデ・リョウブ
〔黄葉〕・アオハダ
〔実 〕・サカキ・スイカズラ
〔野鳥〕・エナガ
↓ササキリ
↓鳩峰八幡神社
【特記事項、ふりかえり】
・SP4に新しい園路の線引きが可能か、踏査してみました。
・所沢市が管理する久米八幡越の森は、園路柵が新しく
整備されていました。
↓久米八幡越の森のリニューアルされた柵
・木々の紅葉(黄葉)が美しく、晩秋の趣が漂っていました。
↓クサギの花
以 上
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第4回いきふれ全体会議(11/12)と作業の結果について
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標記について下記のとおり報告します。
記
(1)会議名:2017年度 第4回いきふれ会全体会議
(2)日 時:2017年11月12日(日)9時30~10時45分
(3)場 所:狭山丘陵いきものふれあいの里センター講義室
(4)出席者:全12名=センター2名+いきふれ会10名
(5)内容:
①連絡事項…sp2池付近にトイレ設置の情報(今年度中)他
②最近の活動のふりかえり…省略
③当面2か月のスケジュール調整結果
・11月16(木)自然観察会 2名
・11月22(水)いきふれ巡回(別途募集)
・11月26(日)ひよこ探検隊(1名)
・11月29(水)pm運営協議会(1名)
・12月16(土)研修会、狭山市博物館(別途募集)
・12月17(日)里山の管理作業(一般参加募集)
・12月23(祝)町の夜空の星観望(3名)
・12月…(…)いきふれ巡回
・1月14日(日)まゆだま飾り(2名)
・1月21日(日)いきふれ全体会議⑤、作業 9時30分集合
・1月27(土)自然観察会(4名)
④今年度の研修先について
・今回の研修先は、稲荷山公園にある狭山市博物館。
・ボランテイアマネジメントについての聞き取りが主目的。
・狭山丘陵周辺の施設を訪ね、館内対応の話題等も探す。
・12月15日(土曜日)稲荷山公園駅前集合10時で、
別途募集をかける。
⑤今後の研修のあり方について(意見交換)
・初期の頃の研修「六道山公園の桜を見ようは、メンバー間の
親睦を図ることを目的に、現地ボラんテイアの見学もあった。
・研修会はあまり固くしない方が良いと思う。
・取り組みやすく参加しやすい企画で良いのでは。
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(5)作業会(11時~11時30分)
・野鳥観察デッキ下、餌場の笹狩りと、池の泥出し
・いきふれ会(8名)+センター(2名)=計10名で実施
・作業自体は約20分で終了。
・作業終了後は、皆でキッコウハグマの花の観察・撮影を行い
11時40分頃解散した。
以 上(事務局記)
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【活動報告】いきふれの午後④(10/29)の活動について
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標記の活動結果について下記のとおり報告します。
記
(1)活動件名:第四回 いきふれの午後の活動
(2)活動目的:
① 比較的に来館者の多い月末の日曜の午後に、館内対応等の
実習を行い、ボランテイア活動の幅を広げる。
② 執務室での活動により、センター職員といきふれ会メンバーとの
交流を深め、イベント時の円滑化につなげる。
(3)実習日時 2017年10月29日(日)
13時10分~15時(約110分)
…台風22号の接近により、一日本降りの雨でした。
(4)いきふれ会参加者 1名(M・Sさん)
↓執務室で作業の様子。画面奥左。
(5)実習内容
①館内対応実習(60分)
・館内のお客様に地図の利用を機会に声掛けし、会話を膨らませる。
・解説もさることながら、来館者の話を聞くことも重要。…雨天で来館者なく実習できず。
②雨天のための机上作業(50分)
・一筆箋(植物画)の袋詰め
↓画面右手前。一筆箋の袋詰め作業
(6)活動のふりかえり・意見
・雨天の勤務でセンター職員の皆さんの日常の様子がわかました。
・センター職員といきふれ会メンバーとの距離感が一層詰まりました。
以 上
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11月、晩秋のもの寂しさと共に今年も残すところわずかとなって来た慌ただしさも感じられる頃です。
文化の日、七五三、酉の市、勤労感謝の日。勤労感謝の日は本をただせば新嘗祭、つまり収穫祭でした。
結婚式も1年で1番多い月と言われ吉事が並ぶような月ですが、庭に植えたその家に吉事があると花が開くと言われたのがキチジョウソウ(吉祥草)です。あるいは咲くとその家に吉事があるとも言われています。
キチジョウソウは関東を北限とした本州、四国、九州の林内に自生する常緑多年草で、前述のように縁起が良いとして庭にもよく植えられます。日蔭でもよく育ち耐寒性があることも庭草として好まれる理由となっています。以前はユリ科に分類されていましたが最新の分類ではキジムシロ科になりました。
茎は地表を這いところどころに根を出して広がります。花期は9月から11月で、花びらの外側は紅紫色で内側は淡紅色です。穂状に密に咲き、下から咲き上っていきます。おしべは花びらより短いですが、花びらが反り返るので目立ちます。下の方に咲くのはおしべとめしべを持つ両性花で、上の方にはおしべだけの雄花が咲きます。
名前の由来から花が咲くのは珍しく思われがちですが、そういうわけではなく葉より低いところに花をつけるので目立たないだけのようです。
果実は1センチほどで赤く熟し、翌年まで残っていることもあります。晩秋には熟すのでこれからの季節、花から実へと楽しみが続きます。
丈夫で地表を這って増えるうえ、野鳥などにも食べられて種を運んでもらうので、どこにでもありそうですが、意外と出会える機会は多くありません。
木々の色づきも楽しみな晩秋、散策の道すがら思わぬところで群落に出会い驚かされるかもしれません。小さな花がひしめき合い「きっと良いことがありますよ。」とほほ笑んでくれているかのような、1センチほどの可愛い花たちです。
草も木も花はほとんど見られなくなってきましたが、実はまだ楽しめます。オトコヨウゾメ、ガマズミ、ヒヨドリジョウゴの赤い実。ムラサキシキブのその名にふさわしい紫色の美しい実も熟しています。
チョウの姿はいつの間にかめっきり少なくなっています。成虫越冬をしないものではヤマトシジミがまだ見られます。陽だまりで翅を拡げるのは成虫越冬をするムラサキシジミ。このところ花期が早くなっているコウヤボウキですが、本来晩秋の花。チョウをはじめ様々な虫たちが吸蜜に訪れています。
傷んだ蜘蛛の巣に残るジョロウグモのメスの姿は晩秋の物悲しさを倍増させます。動きも鈍く産卵場所を探しているかのようなお腹の大きなカマキリが木の幹でゆらりといることもあります。
今年は11月7日が『立冬』。初冬の森は色づき始めた木々もあるなか、既に葉を落とし始めた木もあります。冬越しにやって来たジョウビタキやアオジ。野鳥たちの声は賑やかさを増しています。
白っぽく感じられるやわらかな小春日和の日差しの中、様々な色どりを見せてくれる植物たち。植物も昆虫もあちこちで命のバトンがつながれて行きます。
キチジョウソウ |
ムラサキシキブ |
ムラサキシジミ |