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2024年2月17日(土)狭山丘陵自然観察会『狭山丘陵の地形と地質』

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2024年2月17日(土)狭山丘陵自然観察会『狭山丘陵の地形と地質』の行事報告
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標記について、下記のとおり報告します。

1.行事名:狭山丘陵自然観察会『狭山丘陵の地形と地質』
2.日 時:2024年2月17日(土)9時30分~14時20分
3.場 所:西武狭山線下山口駅~センター
4.参加者:男性9人 女性9人 計18人(前日までに2人キャンセル、当日2人キャンセル)申込28人     キャンセル待ちしなかった人7人
5.アンケート抜粋
(1)資料が丁寧で説明も丁寧で良かったです。
(2)座学もあり、飽きなかった。
(3)自分で鉱物を洗い出し、観察した事に感動があった。
(4)もう少し地形が把握できる場所があると、より良いと思いました。(柳瀬川の河岸段丘など)
(5)近所に住んでいながら知らない世界があって驚きました、もっと地域のことを知りたいと思いました。

6.行事の様子(画像)

(1)下山口駅前に集合。お配りした資料で今日のコースや概略を講師の正田浩二さんからお話ししていただきました。

(2)歩く距離は短いですが、寒い時期なので軽くストレッチをしてスタートです。

(3)スタートしてほどなく柳瀬川を渡ります。川は地形を形作る大きな役割を担っています。

(4)さらに少し進むと標高約79mの位置に芋窪礫層の小さな露頭。

(5)続いてのポイント地点に到着。こちらは講師の正田先生の畑でもあり秘密基地のような場所です。現在は見えなくなっていますが背後には大きな露頭があります。

(6)これは剥ぎ取り標本を見せていただいているところです。この中に長い年月が凝縮されています。

(7)センターエリアへ向かう坂道。登り口には八王子黒雲母軽石層が観察できる箇所がありました。

(8)1列で登りながらゴマシオⅠ、ゴマシオⅡを観察していきました。

(9)荒幡の富士を経由してセンター講義室へ到着。一息ついたら多摩ローム層中の軽石層に含まれる鉱物の洗い出しをしました。

(10)洗い出しをして昼食をとっている間に乾燥。午後は色紙の上に砂粒をまいて顕微鏡で観察です。驚きの声や「綺麗~」などの声があちらこちらから聞こえてきました。

(11)ひとしきり顕微鏡で観察した後はパワーポイントによる狭山丘陵の地形・地質の解説を聞きました。時期的に外で立ち止まって観察する時間を短めにしましたがもっと歩きたいというお声もいただきました。皆さんの関心も高くあっという間の1日でした。多くの方に申し込みをいただきましたが全員の方にご参加いただけず申し訳ありませんでした。

以上



狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています