9/1現在の園路情報です。
○一部通行止め
・スポット3
園路冠水のため通り抜け出来ません。
○全線通行可能
・スポット2
・スポット4
・スポット5
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9/1現在の園路情報です。
○センターエリア
・全線通行可能です。
○スポット2
・通行注意 一部園路冠水 ふれあい湿地周辺
○スポット3
・通行止め 園路冠水 いきもの湿地周辺 水深40㎝
今後しばらくの間、倒木や落枝が発生する可能性が高くなっております。
無理な散策はお控えください。
スポット2冠水
SP3冠水
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8月29日から当センター周りでも大雨が降りました。
大雨による園路状況をご報告いたします。
○センターエリア
・通行止め 倒木によりシラカシの階段
○スポット3
・通行止め 園路冠水 いきもの湿地周辺
今後も降雨量の増加により倒木や落枝が発生する可能性が高くなっております。
台風通過後に管理地の巡回を予定しております。
園路の安全が確認されるまで無理な散策はお控えください。
倒木等を発見した場合には、当センターまでご連絡ください。
○なお、9月2日(月)は当館休館日のため、職員が不在となります。
休館日に緊急事態を発見したかたは、埼玉県みどり自然課までご連絡ください。
連絡先 048-830-3156(埼玉県みどり自然課)8:30-17:15
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2024年7月27日(土)初めての自然観察会『セミ観察会』の行事報告
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標記について、下記のとおり報告します。
記
1.行事名:初めての自然観察会『セミ観察会』
2.日 時:2024年7月27日(土)18時30分~20時00分
3.場 所:埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里センター
4.参加者:14名
5.行事の様子
(1)セミの羽化が始まるのは日没後。日が沈むまで、セミの体のつくりや一生についてのお話を聞きました。
(2)日が沈んで薄暗い中、懐中電灯を手にさあ、外に出発!
(3)東の東屋でセミ探し。セミの産卵痕も観察しました。
(4)荒幡富士前で夜に咲く花、カラスウリを観察。
(5)東広場下でセミの幼虫が木に登っているところを発見!意外と登るスピードが速い。
(6)アジサイの木に掴まって羽化していました。羽がもうしっかり伸びていますね。
(7)お茶畑の柵では今日もたくさんのセミが羽化の最中。皆さんじっくり観察していました。
(8)最後にみんなで拾ってきたセミのぬけがらを分類。ニイニイゼミのぬけがらが一番多く見つかりました。
夕立が多い時期ということもあり、天候を心配していましたが当日は雨が降ることもなく、セミたちもたくさん出てきてくれました。ご参加下さった皆さん全員がひっそりと羽化しているセミを、じっくり探して見つけ出し、写真を撮ったり観察したりしていました。この観察会を通して、日頃からセミを始めとした、虫たちの生活や一生について、観て、知って、子供たちが少しでも興味を持ってくれたら幸いです。
参加者の皆さん、お手伝い下さったボランティアの方々のおかげで大成功のイベントとなりました。ありがとうございました。
以上
8月17日に管理地の園路を確認しました。
台風による落枝が多数確認されましたが、通行止め箇所はございませんでした。
天候回復後も、風の影響で落枝や倒木が発生することがあります。
倒木などを発見した場合は、いきふれセンターまでお知らせください。(須賀)
…
あなたと創る!狭山丘陵での活動
■狭山丘陵を今より楽しみたい。
■狭山丘陵について知りたい。
■狭山丘陵の素晴らしさを伝えたい。
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〔参加者募集中〕2022年度ボランテイア養成講座説明会
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標記について下記のとおり開催しますので、
参加希望の方は連絡をお願いします。
記
(1)センターボランテイア募集の主旨
狭山丘陵の自然に親しむために、センターで主催
する自然観察会や、園路の巡回・管理等に協力頂ける
方を募集します。
(2)養成講座の仕組み:
センターの管理する森には、センターエリア以外に、
5箇所の飛び地があるため、養成講座としてこれらの
現地踏破を行い、その結果をもとに、ボランテイア登
録の意思確認・手続きを進めます。
そのための説明会です
(3)開催日時:2022年9月10日(土)10時~12時
(4)開催場所:狭山丘陵いきものふれあいの里センター講義室
(5)申し込み:8月2日(火)より電話にて受け付けています。
(6)連絡先:狭山丘陵いきものふれあいの里センター
電話・FAX:04-2939-9412
(指定管理者:ととろのふるさと基金)
(7)参考画像
①隔月に行われる、いきふれボランテイアの全体会議風景
…自然観察会のスタッフ協力や、スポット地巡回参加者のスケジュール調整等をしています。
②いきふれボランテイアによる冬期作業会の様子。
…センターエリア・シラカシの階段の落ち葉掃き
③自然観察会スタッフとして活動するいきふれボランテイアの様子(画面最奥)。
…早稲田大学所沢キャンパス正門付近から入るスポット3の森の湿地にかかる木橋で…。
以 上
昨日今日と安定した晴れで森の中は少し乾いた風が吹いて一息つくことが出来ましたアオハダの実も随分赤くなってきています。
咲き終わったものもありますがこれから咲くウバユリもあります。
クズの葉にいたのはアオバハゴロモの幼虫。葉の裏に危険そうな足が見えていますが…
暑さは本番を迎えていますが熱中症に注意をして森の中を散策してみていただければと思います。いろんな発見があるのではないでしょうか。
関東地方は遅い梅雨入りに早めの梅雨明け。今年の梅雨は雨の印象よりも猛暑の印象が強かったように思われます。
暑さのピークを迎えていますが、今年の立秋は8月7日で暦の上では秋になります。10日は伝統的七夕、不安定なお天気が続いているので例年とは逆にこの日のほうが星空が見えないかもしれません。
天の川をみられるような美しい夜空も楽しみですが暑いさなかでも水辺は清涼感を与えてくれます。
そんな水辺に優雅にたたずむ白鷺はさらに目にも涼やかです。白鷺の中で体が大きいのでついた名前が大鷺。ダイサギは全長89cm、翼開長140cmでアオサギと同じくらいかやや小さく、全身白色で頸と足が長いのが特徴です。飛んでいる時だけでなく、長い頸を深くS字に曲げているところがよく見られます。夏鳥として渡来し本州から九州で繁殖するものと、結氷しない本州以南で越冬するものがいます。
ダイサギは水田、湖沼畔、沼沢地、干潟など水辺に棲みおもに魚類を餌とします。カエルやザリガニなども食べます。体に水が付かない程度の水辺をゆったりと歩を進めながら獲物を探し、時には微動だにしないでたたずんでいるかと思うと獲物を見付けた瞬間素早くその長い頸を伸ばし、その長いくちばしで捕まえたり突き刺したりします。
あまり鳴くことはありませんが、飛び立つときに「ガァ」と鳴き、餌を探しているときにその縄張りに入って来たものに「ガァァァァ」「ガガガ」と鳴いて威嚇します。
繁殖期には大きな木のあるところの木の上で集団繁殖地(コロニー)を形成します。ここにはほかのサギ類も混じります。冬羽ではくちばしは黄色、足のももが淡い肉色で、目先は黄色っぽかったのが、夏羽ではくちばし、足は黒色に、目先の裸出部は緑青色になり胸と背に長い飾り羽を持ちます。ただこの時期も若鳥のくちばしは黄色です。
大きい順でダイサギ、チュウサギ、コサギと名前が付いていますがコロニー付近でうまく並んでくれていたら見分けが付きますね。また、肉眼では難しいでしょうが、ダイサギの口角は眼より後方に伸びていますが、チュウサギは眼の下で終わっています。
サギ類のコロニーは『サギ山』と呼ばれ、見沼たんぼの近くにあったコロニーは『野田のサギ山』と称され国の特別天然記念物に指定されていましたが、営巣されなくなり1984年には天然記念物の指定が解除されました。
鷺というのは美しいや、清々しいという意味を持つ『さやけし』からつけられたという説や、白く姿かたちが良いところから『いさぎよし』から略されたとする説などがあります。白鷺を探しながら水辺で少しでも涼やかなひと時を過ごせると良いですね。
今年も残暑は長く続きそうですが、セミの鳴き声はツクツクボウシが主流に変わってきたり、夜にはコオロギの仲間たちの声が聞こえてくるようになったり、野鳥の声を耳にすることも増えてきます。
初秋の花とも言える花たちが7月から咲き始めていますが、8月下旬ころから『花野』が広がり始めます。
花穂を伸ばしてゆき狐のしっぽの形に近くなってきたキツネノマゴにはアゲハや様々なチョウたちが吸蜜に訪れます。
日の出の時間は次第に遅く、日の入りの時間は早くなっていっていますが、8月15日埼玉では5時が日の出、18時31分が日の入りです。
伝統的七夕の後も星空に注目です。12日から13日にかけてはペルセウス座流星群の活動が極大となり、この日は上弦の半月で日が変わる前には沈むので月明かりの影響もありません。15日ごろには火星と木星が超大接近します。
金星は宵の明星として輝き6日は細い月と競演します。土星は宵から明け方まで天空を行き、火星、木星は未明から明け方東の空に輝きます。オリンピックを観ていて夜更かしされた方は東の空を見てからお休みされるのもいいのではないでしょうか。
最後に松尾芭蕉の一句です。
七夕や秋を定むる夜のはじめ
![]() ダイサギ |