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2025年7月26日(土)〔初めての自然観察会〕セミ観察会

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報告行事名:〔初めての自然観察会〕
セミ観察会

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〔初めての自然観察会〕セミ観察会を行いました。
たくさんのご参加、ありがとうございました。

その様子を下記の通り報告します。

 

1,行事内容:セミの羽化を観察し、狭山丘陵の自然に親しむ。

,開催日時:R7年7月26日(土)18:30~20:00

,参加者数:22名+スタッフ5名

 

イベント中の様子

 

(1)まずは講義室でセミのお話。セミとはどんな虫なのか…?                  セミの体内構造や起源・生活史について勉強しました。

 

(2)外が暗くなったので懐中電灯片手に出陣!                         セミの抜け殻は見つかりますが、肝心の羽化している場面にはなかなか出会えません。           オオカマキリやショウリョウバッタには会うことができました。

 

(3)荒幡富士の前では夜にしか咲かない花「カラスウリ」が咲いていました。
暗い夜に綺麗な白い花はとても目を引きます。

 

(4)東の広場でセミの産卵痕探し。ニホンヤモリやクサカゲロウの卵も発見!           皆さんじっくり観察していました。

 

(5)学習の森ではカブトムシを発見!こちらも夜、活発に動く昆虫です。

 

(6)ついにセミが羽化しているところを発見!                         この子は今まさに殻からお尻をぬくためにぶら下がっているところでした。

 

(7)こちらでは葉っぱの上を歩いていたニイニイゼミの幼虫を見つけました!           これからお気に入りの場所を見つけて殻を脱ぐのでしょう。                    みんなは「セミの幼虫って意外と歩くのが速い!」と思ったみたいです。

 

(8)こちらには殻を脱ぎ終わって歩いていたアブラゼミが。                       これからしっかりと身体を乾かして、朝になるととんでいくのです。               この日は計8匹のセミの幼虫を見つけることができました。

 

参加者の皆さんからは「たくさんの生き物を見つけられて楽しかった。」、「セミの羽化を初めて見ることができて感動した。」、「きれいなカラスウリの花を初めて見た。」等の感想を頂きました。  ありがとうございました。

 

セミが夜に「羽化」する理由は諸説あり、”敵に狙われにくい” や                  ”気温が低いため、ゆっくり身体を乾かすことが出来る”などが有名です。             いずれにしても人間が見えにくいところで繰り広げられる、                   セミたちの美しい姿から、生命の神秘さや儚さなどを感じて頂ければ幸いです。

酷暑が続く中、ご参加下さった皆さまありがとうございました。

 

以上



狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています