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2026年4月24日(金)巡回報告SP3
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標記について下記の通り報告します。
記
1.巡回日:2026年4月24日(金) 天候:くもり
2.巡回先:スポット3
3.巡回者:7名
4.巡回時間
・10:00 早稲田大学バス停 巡回開始
・11:50 狭山湖周遊道路入口
・13:10 狭山湖堰堤 昼食休憩
・15:15 センター到着
5.巡回時の状況
・園路に落ち枝、はみ出している枝を除去した。
・湿地脇ではギンリョウソウを見つけることが出来た。
6.自然情報
【植物】ハリエンジュ・オオアマナ(オーニソガラム)群生・イヌシデ・キンラン・ホウチャクソウ・ヒメコウゾ・ギンリョウソウ・フジ・ギンラン・フタリシズカ・カマツカ・ヤセウツボ
【野鳥】アオゲラ・コジュケイ・ヒヨドリ・ガビチョウ・キビタキ
7.活動のふりかえり
・暑くも寒くもなく、快適に巡回できた。
・周遊道路の入り口の看板を皆で洗剤で拭いて綺麗にした。
……
8.画像報告:
・SP3巡回開始です。入り口にはハリエンジュ。

・ミズキの花が綺麗です。オオアマナもたくさん咲いています。


・湿地脇では四つ子のギンリョウソウ。菌に寄生して生活している「腐生植物」です。

・解説板の板面清掃をしています。

・春の全体会議で紹介した、クロハネシロヒゲナガとヤブヘビイチゴ。この時期にしか見ることの出来ない小さい蛾ですがよく写っています。下の写真はヤマトシリアゲとホウチャクソウ。


・奇抜な模様のシロシタホタルガの幼虫。センターエリアではサワフタギによくつきます。その下はツツジの花を吸うナミアゲハ。美しいです。


・狭山湖周辺。チゴユリ、ミヤコグサ、ヤセウツボ。ヤセウツボはマメ科やキク科の植物に寄生する植物で、欧州~北アフリカ原産の外来種(帰化植物)。ここではシロツメクサに寄生しているようです。



たくさんの花や昆虫が観察できる時期で良かったです。
看板の清掃・枝の処理等、助かります。ありがとうございました。(センター事務局)
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報告行事:〔大人の自然学セミナー〕
八国山から名残の春を
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表記行事の様子を下記の通り報告します。
記
行事内容:講師の解説を聞きながら、おもに植物を観察しながら歩き、
野原、雑木林と違った環境の葉樹木や草本を観察し、名残の春を楽しむ。
開催日時:2026年4月18日(土)9:30~14:30
参加者数:11名+講師1名+スタッフ6名
イベント中の様子
(1)当日は天候に恵まれ、快晴でした。
まずは全員で今日の観察のポイントなどを確認します。
頭上ではアオゲラ、後ろではコジュケイがないていました。

(2)スポット5の入口ではカマツカが咲いてお出迎え。
将軍塚に入るとクサイチゴがたくさん咲いていました。

(3)将軍塚の碑の周りには、アオキの花とウグイスカグラの実。
アオキは雌雄異株。雄株に雄花が、雌株に雌花が咲きます。
写真のどちらが雄花でしょうか?ヒントは、雄花には花粉ができます。




(4)移動中にナミアゲハが。美しい姿を観察させてくれました。
他にもクロヒカゲやベニシジミ、ツバメシジミ等の蝶が観察できました。

(5)おおぞら広場ではクワの実の赤ちゃんやトウカエデの花などを観察。
ほっこり広場ではオニグルミの花や草原の草花を観察できました。

(6)本日の目標。ハナミズキの花を観る。
ハナミズキの4枚の花びらにみえるものは実は花びらではなく、
「総苞片」と呼ばれるもので、葉が進化してできたものです。
本物の「花」はその総苞片の真ん中の黄色い部分です。
皆さん顔を近づけてしっかりと観察しました。


(7)センターでお昼を食べて午後の部。
センターエリアで見頃だったのはカキドオシやジロボウエンゴサク。
普段注意して観る方は少ないであろう、カヤの花や実などを注意深く観察しました。



参加者の皆さんからは、「植物の生存戦略のたくましさ。花の複雑さがわかった。」
「花の多様性にびっくりです。」「つめ込み式でなく、季節感もあり、ほのぼのしました。」等
の感想を頂きました。ありがとうございました。
今回観察できたのは、住宅街の園芸種等も含めると、草本約80種、木本約50種。
その他昆虫等もすべて含めるとなんと150種類もの動植物を観察できました。
この観察会を機に、春の植物たちから自然に関心を持って頂けると幸いです。
ご参加いただきありがとうございました。
以上
…
昨年同様4月に夏日になる日や1日の寒暖差が20度前後となる日もありました。今年は5月2日が八十八夜で5日が立夏。暦通り汗ばむ陽気になりそうです。
5月10日からは愛鳥週間。ヒナに餌を運ぶ親鳥、巣立った若鳥、渡ってくる野鳥たちなどバードウォッチングが楽しみな時期です。そんな野鳥たちの餌になっているのは主にチョウやガの幼虫たちです。
名前に天敵と言える鳥の名前を持っているガがいます。この辺りでは5月ころから成虫が見られるギンツバメ。ギンツバメは北海道から九州に分布するツバメガ科のガで開張25mm~29mm、白地に銀灰色の横線が目立ち翅の形がツバメの尾に似ているから、あるいはツバメのように軽やかに飛ぶから名前が付いたとされます。
夜行性で燈火に飛来します。葉の下に潜り込むような行動をするガが多い中、昼間は木陰の葉上で翅を広げてじっとしていることが多く、薄暗い中にポッと浮かぶ白は目を引き、見た目の美しさから名前が付いたとも言われます。
幼虫の食草はガガイモ、オオカモメヅル、コカモメヅル、トキワカモメヅル、ナンゴクカモメヅルなどで、比較的広範囲の植物を食草とするガが多い中珍しいとも言えます。この辺りではガガイモがあるかどうかで生存できるかどうかが決まると言えます。センターエリアでもガガイモを保護していたらギンツバメが良く見られるようになりました。
ガガイモは北海道から九州の日当たりの良い場所に普通に生え、よく繁茂しますが、刈り取られることが多く、これには弱いようで姿を消してしまうこともあります。ガガイモの根茎は有毒で、葉は食用や薬用に使われたりしますが、やはり微毒があるとも言われるので、ギンツバメはこの毒成分を体内に取り込んでのんびり昼寝ができているのかもしれません。
冬越しに関してはよくわかっていないようですが、5月~7月と9月~10月ころの年2回成虫が発生します。
これからの季節、昼間葉の上で翅を広げている姿を目にする機会もあることでしょう。やや薄暗い日陰でもその姿はよくわかります。ほかに似た種はいません。なかなか美しいその姿ですが、じっと見ているとちょっと不気味な薄ら笑いを浮かべている顔にも見えてきます。梅雨にかけて薄暗くなってくる森の中ですが、光を放つようなその姿を探してみてください。
2日は満月で、午前2時23分がその瞬間です。31日は5月2回目の満月でブルームーンと呼ばれます。この日の満月は今年最も小さく見える満月です。14日未明~明け方には細い月が土星と接近、15日明け方には火星と接近、19日夕方~宵には金星と、20日夕方~深夜木星と接近します。
夕空に輝く金星は高度が高くなってきていて、木星は低くなってきています。明るい二つの星が近づいていく様子も楽しみです。
駆け足で行ってしまったような春。様々な花の咲くのも早く年々花期も短くなってきているように感じます。チョウの発生も早くなり、4月中にいろんなチョウに出会えました。5月はもう梅雨のようになっていくかもしれませんね。願わくはメイストームより風薫る5月を楽しみたいものです。
ギンツバメ |