20130420巡回B

巡回活動

■2013年4月20日(土)巡回報告

——————————————–
〔巡回状況〕
・4月下旬と言うのに、気温が3月上旬並みで寒い曇りの日でした。
・4名でSP5・将軍塚~SP4鳩峰神社の森~センターまでの巡回・環境整備を行ないました。

〔自然観察情報〕

○スポット5の状況
 全体として白い花が目立ちました。
・タチツボスミレ
・ウグイスカグラ
・アオキ(雄花・茶色)
・サルトリイバラ(青い実)
・マユミ(花びらグリーン)
・クサイチゴ(白い花)
・カマツカ(白い花)
・イボタの木(白い花)
・ニワトコ(白い花)
 植物の成長が、例年より2週間くらい早いようにおもわれる。
                     〔↓カマツカの花〕

                         〔↓イボタの木〕

○スポット4・トトロの森2号地付近の状況
・チゴユリ
・ヤマツツジ
・コバノヤマズミ
・オトコヨウゾメ

〔↓チゴユリ〕

・八国山入り口付近の民有地で造成が進んでいました。
                    ↓造成の様子。

・ゴミ回収量1.5kg
〔自然観察情報〕(植物)
・ヘビイチゴ・キンミズヒキ・サカキ・ムラサキシキブ
・カマツカ・ゴンズイ・ニワトコ・ハルジオン
・サルトリイバラ・ホタルブクロ・リョウブ
                ↓ムラサキシキブの花

〔まとめ・感想〕
・雨天日の多い今年の梅雨ですが、今回は雨にふられる
ことなく巡回ができました。
   ↓シロスジベツコウハナアブ(不思議な色合いです)

以 上
——————————————————————–
■2014年度 第2回全体会議の結果について(要旨)
——————————————————————–
①日 時:2014年6月18日(水)13時30分~15時
②場 所:埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里センター
③出 席者:14名 =センター2+いきふれ12
                  ↓全体会議の様子

②特記事項
・仕事などの都合を考慮し、今後の全体会議は土曜日と平日とを交互に開催
 することにしました。
・案内板の清掃や道標まわりの草刈は、できれば巡回の機会に対策したい。
・7月13日(日)開館20周年記念講演会(於小手指公民館分館)では、
 いきふれの会の皆さんに、案内係等での協力を依頼しました。
・7月15日頃、SP3で合同作業会を開催し、湿原を中心に除草・清掃
 を行うこととしました。ホタル観察会(7月19日夕方)に備えるためです。
・夏期期間中(7月20日~9月10日)は、熱中症防止等の安全対策のため、例年
 どおり巡回の休止を確認しました。
・全体会議は皆が集まる機会なのだから、会議時間を繰り上げて、作業会をして
 はどうかとの意見がありました。
 以 上
———————————————————————–

ヤマガラ、どこかのどかに春を歌い

いきふれ自然情報

(所沢市HPふれ里だより平成25年4月号」より)

寒さの厳しかった2月から一転、3月は気温の高い日が続き、春が駆け足でやってきました。
もともと春は変化が早いのですが、今年はさらに早く感じられます。ソメイヨシノもヤマザクラもすでに花吹雪の中、「ツツピー ツツピー」とシジュウカラのさえずりが聞かれます。

その声に交じって聞こえてくる、同じような鳴き声でゆったりとしたテンポのさえずり。これは同じカラ類のヤマガラです。

カラは軽々しく動くことからと言われ、人家近くの林を裏山と呼びますが、その山に棲むカラで、ヤマガラとも、山吹色のカラだからとも言われます。日本全国の平地から山地に生息しますが、特に西南日本に多くいます。常緑広葉樹林を好み、大木のある公園などでも見られます。
日本以外では朝鮮半島や台湾だけにいて、国内でも数は多いほうではありません。日本南部の離島に生息するものは多くの亜種に分けられていますが、代表的なものは伊豆諸島南部にすむオーストンヤマガラで、これは絶滅の恐れがあります。

現在では捕獲は禁止されていますが、人になつきやすく、1980年ころまでは器用で、芸も覚えることから、神社などでおみくじを引く芸を披露したりしていました。
おもに木の高いところで枝から枝へとくるくると飛び回りながら、ガの幼虫などを捕らえて食べ、どんぐりや堅い実などは枝にとまり足指で押さえてくちばしで割って食べます。貯食をするのも特徴で、木の実を幹の割れ目や朽木の中などに押し込んで蓄えます。
1年を通してペアで行動しますが、冬季はほかのカラ類と一緒に混群に入ることもしばしばです。巣は樹洞に作り、時にはシジュウカラに横取りされることもあります。

あちらこちらへよく動きまわるヤマガラに、どことなくのんびりした印象を受けるのは、尾が短く、全体に丸く見える愛くるしい姿や、鼻にかかったような地鳴き、のんびりしたさえずりも影響しているのかも知れません。

いつしか蛹で冬を越したアゲハの成虫が見られるようになり、芽吹いた木々の葉は森をパステルカラーに彩ったかと思うとみるみる深緑へと変わっていきます。
カタクリは地下での眠りに入り、オトコヨウゾメ、カマツカが咲き、木々の花咲く5月へと時は流れます。弾けた春は次第に静けさを取り戻しつつ、生気溢れる季節へと変わっていきます。


ヤマガラ

アゲハ

オトコヨウゾメ

2013年04月06日 巡回報告〔スポット3~スポット2~センターへ〕

巡回活動

 ■2013年4月6日(土)巡回報告
——————————————–
〔巡回状況〕
・2名でSP3~SP2~センターまでの 巡回と環境整備をを行ないました。
・SP3の森では、早稲田大学との境界に新しい 境界柵の設置作業が進められていました。
(下の太い木杭を立て込み、間に番線を通しています)

・SP3~SP2の園路では週刊誌等の投棄が
 目立ちました。

〔自然観察情報〕
・SP1では、シメ(1羽)を確認しました。
・SP2では、カルガモ(2羽)を

他に、オタマジャクシも確認しました。


〔まとめ・感想〕
・本日は午後からは台風並の低気圧が発達する との予報で、あいにくの風空でしたが、桜吹
 雪の中で巡回できたことが良かったと思います。

 以 上
——————————————–

狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています