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■2015年4月19日(日)第1回全体会議と軽作業
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(1)会議名:2015年度 第1回いきふれ会全体会議
(2)日 時:2015年4月19日(日)13時~14時40分
(3)場 所:狭山丘陵いきものふれあいの里センター
(4)出 席:11名=いきふれ会10+センター1
……
(5)会議内容
①2015年度のいきふれ会役員について
・副会長2名を選出し、会長の選任はしませんでした。
②協議・確認事項
・2015年度の年度計画については、合同作業会を追加する。
・スポット3解説板の汚れに対策が必要との巡回報告がありました。
↓スポット3解説板の汚れ
このため、重曹水溶液をスプレー散布し拭き取り後、水拭きする
方法で、巡回時に実施してみることとしました。
↓重曹水溶液スプレー
・SP2池の水流を改善するためには、中の島の渡りに利用
の丸太を除去して、渡り石か杭に替えるとともに、堆積して
いる土砂の堀出しが必要と考えられる。
別途、事務局で清掃計画を立てれば、それに協力したい。
③今後2か月日程の行事協力と巡回計画について
・適切な巡回の間隔期間については、1/2ケ月≒2週間程度と
判断しました。
・次回第2回全体会議は6月10日(水)13時~
軽作業は工作とし、どんぐりトトロづくりに取り組む
こととしました。
↓会議風景(終了時)
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(6)軽作業について
①作業内容:茶畑の除草と枯れ枝の除去(約25分)
②参加者 :9名=いきふれ会8名+センター1名
③その他:作業終了後センター建物裏庭で、イチリンソウ
を観察した。
↓茶畑の除草と枯れ枝除去
ご苦労さまでした。
以 上
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(所沢市HPふれ里だより平成27年4月号」より
風光る4月。新学期。新年度。雑木林ではコナラやクヌギなどが新しい葉を広げています。各地から届く桜の便りも心浮き立つとともに、あわただしさを助長しているようです。
春霞のぼんやりとした風景ですが、どこもキラキラ輝いているようです。ふと気づくと風に揺れて白い花が太陽の光を受け瞬くように揺れている姿が目に留まります。
北海道から九州の平地から山地まで、日当たりのよいところに普通にみられる落葉高木、マルバアオダモです。時には10メートル以上の高さになるものもありますが、5メートルくらいのものが大半です。日当たりが良いところでは発芽後数年で花を咲かせ始めます。
どこにでもあるようで、このあたりを歩いていてそんなに多く目にするわけではありません。4月から5月にかけ、新枝の先に円錐形に白い花を多数つけます。遠目に見ると白い綿の固まりのようです。これまで気づかずに通り過ぎていたところで、白金のように風に輝く姿に出会うとうれしくなります。
花には白いリボンのような4枚の花弁があり、雄花には2個の雄しべが、雌花(両性花)には2個の雄しべと1個の雌しべがあります。雌雄別株で、雌株の方が花数も少なく、小さくまとまったように見えます。花弁の一つ一つの大きさは6ミリから7ミリ。これらの集合体がふぁさふぁさと風に揺れているのです。
マルバアオダモはトネリコの仲間で、約10種が日本には自生していますが、材が有用なものが多く、アオダモは野球のバット材として知られます。丸葉とついていますが、別名にホソバアオダモとあるくらいで、葉が丸いわけではなく、アオダモに比べ、葉の縁が滑らかだということからきています。
涼やかな葉は紅葉も楽しめ、灰色で細かい毛におおわれた冬芽も特徴的です。病害虫に強く、庭木としても人気を集めているようです。
『夏初月』の別名もある4月は、季語も多く、春から初夏へ移ろいゆく中、多くの生きものたちや事象が見られます。ウワミズザクラが桜の季節の終わりを告げ、ツボスミレが菫の季節を締めくくっています。二十四節気では万物がすがすがしく明るいころとされる清明(今年は4月5日)から百穀を潤す雨が降るころと言われる穀雨(同じく20日)へと移り変わります。
あわただしく過ぎる日々、エナガやシジュウカラ、ヤマガラなど野鳥たちの幼鳥の声が次第に聞かれるようになります。
春の妖精、カタクリやムラサキケマン、ミヤマセセリやコツバメの姿も消え、マルバアオダモの他にもカマツカをはじめ、白い木々の花の季節が始まります。アゲハに続きクロアゲハの姿も見られるようになり、蝶の数も増えていきます。生命力溢れる初夏が始まろうとしています。
![]() マルバアオダモ |
![]() ツボスミレ |
![]() ヤマガラ |
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■2015年4月5日(日)B巡回の報告
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〔巡回状況〕
・SP5(将軍塚)~SP4(鳩峰八幡)~センター
までの巡回を4名で行ないました。
・朝から小雨まじりのはっきりしない天候でした。
↓ジロボウエンゴサク
・10時に将軍塚バス停に集合して巡回を開始し、
12時にセンターに到着しました。
・ゴミ500gを回収しました。
↓ タチツボスミレ
〔自然観察情報〕
・アカシデ(新芽)・アオハダ(新芽)・クサイチゴ
・ネジキ(新芽)・ジロボウエンゴサク・タチツボスミレ
・リョウブ(新芽)・シュンラン・コウヤボウキ・
・ヒメオドリコソウ・クヌギ(新芽)・コナラ(新芽)
・ムラサキケマン
↓リヨウブ(新芽)
〔まとめ・感想〕
・春雨に若葉が濡れて、景色に春の趣が感じられました。
・散策者はほとんどいませんでした。
↓ シュンラン
以 上(Ne 記)
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明日は二十四節気のひとつ『清明』です。
万物がすがすがしく、明るい空気に包まれ美しいころといわれます。
荒幡富士からはヤマザクラ、ソメイヨシノ、ヤエベニシダレなどサクラが咲き誇る姿が見られ、
芽吹き始めたコナラの銀緑色とのコントラストもきれいです。
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センターエリアの足下ではカキドオシ、ムラサキケマン、ジロボウエンゴサクが咲いています。
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モミジイチゴも満開、ヒメオドリコソウもたくさん咲いています。
野鳥たちもあちこちで子育て中。巣作り中(?)のコゲラにも出会えました。
今夜はサクラと月食のコラボを楽しみにしていましたが、残念ながら雲は切れそうにありません。
明日はイースター(復活祭)でもあります。
雑木林も復活したかのように生き生きとしています。
変化が速いので、毎日楽しみでもあり、あわただしくもあります。