2018年11月28日 巡回sp2

いきふれの会

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2018年11月28日(水)巡回スポット2
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スポット2の巡回を2名で実施しました。

【巡回時間】
10:00 出発
11:05 菩提樹池
13:40 センター到着

【巡回時の状況】
・冬枯れの中、紅葉が綺麗でした。
…ネジキ・ヤマウルシ・アオハダ・カマツカ
ウワミズザクラ

↓ニシキギ

【自然情報】
・クロスジフユエダシャクが多数乱舞。
・菩提樹池周辺にセンボンヤリが多数綿毛を
つけていて、目を見張った。
・キッコウハグマが南側の園路に沿って、
良く咲いていた。
〔菩提樹たんぼ〕
…ベニシジミ・テングチョウ・ヤマトシジミ・

↓ベニシジミ

〔アルペンロード〕
…スミレ・コスミレ

↓コスミレ

【活動のふりかえり、その他】
・SP2の木道のある湿地に来た人が楽しめる
ような工夫が欲しい。
在来種の再生などできないものでしょうか。
・菩提樹池のキッコウハグマを楽しみにして
いる人がとても多いので、きれいに咲かせる
工夫が欲しいと思いました。

以上
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1月の行事案内です。
【沢山のご応募ありがとうございました。】

Event, TOP

2018年11月17日(土)ボランテイア養成講座〔第二回目〕

いきふれの会

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2018年11月17日(土)ボランテイア養成講座 第二回目
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標記講座の内容について、下記のとおり報告します。

(1)行事名:2018年度 ボランテイア養成講座第二回

(2)日 時:2018年11月17日(土) 9時~12時頃

(3)目 的:
センターの管理する飛び地(スポット地)を歩き、その位置関係
を把握するとともに、スポット地巡回の方法や自然情報の収集に
ついて、新規ボランテイアに手ほどきを行う。

(4)ルート:
将軍塚バス停~久米川古戦場~将軍塚(スポット4)~あおぞら広場
~松が丘中央~佛眼寺~スポット4(鳩峰八幡神社・久米水天宮
・トトロ2号地)~鳩峰公園~光蔵寺~狭山丘陵いきものふれあいの里センター

(5)出席者:6=(講座受講者)4+(いきふれ会)1+(センター)1
(6)講座画像

①久米川の古戦場:西暦1333年鎌倉攻めのルートや、将軍塚との関係を確認

②将軍塚:センターの手入れの内容等について確認

③松が丘中央へくだる:

道々「ヤマノイモ」と「オニドコロ」の見分けを実物で確認

④鳩峰八幡神社(台風被害の鳥居を修復中)

⑤鳩峰八幡神社の参道の石段を補修中(作業中)

⑥トトロの二号地

⑦光蔵寺の脇の坂をセンターに向けてのぼる。


以 上
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2018年11月8~9日 sp2付近・除草等の活動報告

いきふれの会

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〔活動報告〕sp2付近・除草等の活動報告
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sp2については、定期的に足を運んで手入れをしています。
標記について下記のとおり報告します。


(1)件 名:sp2付近・除草等の活動報告
(2)日 時:2018年11月8日(木)~9日(金)
(3)場 所:狭山丘陵いきものふれあいの里スポット2
(4)画像報告

①sp2-大型案内板の前に草がはびこり、見にくいので除草を行いました(作業前)

②作業後

③sp2池の前の落葉清掃(作業前)…落葉が堆積するとデッキの腐食が進みます。

④作業後の状況

以 上(作成:いきふれ会Hさん+事務局)
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12/9 25周年記念 ウォーキング

センターからのお知らせ

12月の行事案内です。
【沢山のご応募ありがとうございました。】

Event

2018年11月04日 第4回いきふれ全体会議の結果報告について

いきふれの会

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〔結果報告〕第4回いきふれ全体会議
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標記について下記のとおり報告します。

(1)会議名:2018年度 第4回いきふれ全体会議
(2)日 時:2018年11月4日(日) 9時30分~12時頃
(3)場 所:狭山丘陵いきものふれあいの里センター 講義室
(4)出席者:8=2(センター)+6(いきふれ会)
(5)議 題:
①連絡事項
②最近の活動のふりかえり
・ヤマノイモとオニドコロの違いの見分け方について確認
③開館25周年祭のいきふれ会の役割
・11月11日(日)7人、配置再検討・時間割り再周知
④当面2か月のスケジュール調整(巡回・行事補助他)
・11月17日(土)ボランテイア養成講座②
・11月28日(水)頃 いきふれ巡回
・12月 9日(日)25周年ウォーキング
・12月16日(日)門松リース
・01月13日(日)まゆだままつり
・01月20日(日)全体会議⑤ 9時30分~12時00分
⑤意見交換
・いきふれ研修については、1~2月頃にシフト
(6)野外観察:キッコウハグマの開花観察
(7)センター開館25周年感謝祭のための準備作業
・時  間…11時10分~11時45分
・作業内容…工作(紙トンボ・葉っぱスタンプ)の材料作り

〔画像1〕会議終了時

〔画像2〕キッコウハグマ観察

〔画像3〕紙トンボ準備作業

〔画像4〕葉っぱスタンプの栞の準備

〔画像5〕紙トンボを飛ばしてみよう

以 上
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2018年10月28日 館内対応実習報告

いきふれの会

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■2018年10月28日(日)館内対応実習報告
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10月28日(日)いきふれセンターでは、所沢航空公園で
開催の所沢フェアに2名が現地出向するため、センター常駐
職員が1名になることから、この機会を利用していきふれ会
メンバーによる「館内対応実習」を行う事にしました。

対応内容は、センターエリアの巡回と、来館者の接客対応です。

午前中は2名、午後は3名のメンバーに対応して頂きました。

①センターエリア(西尾根側)の巡回では、ガビチョウに遭遇

②館内対応では、道案内・トトロの森などについての質問がありました。


③マニュアルを用意しましたが、参照する間もなく対応していました。


④巡回も館内対応も楽しくできたとの感想を頂きました。ありがとうございました。

以 上〔事務局記〕
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2018年10月28日(日)巡回sp3

いきふれの会

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2018年10月28日(日)巡回スポット3
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スポット3の巡回を2名で実施しました。

【巡回時の状況】
・雨が多かったせいか、小枝が多数落ちていました。
・あまり人が入った形跡はありません
・表土が流され、以前埋られたゴミが流出しています。

【自然情報】
・ヤブラン(実)・ノブキ(実)・ケチジミザサ
・ウメモドキ・ミゾソバ(湿地)
…外周道路…
・ヤクシソウ・オニドコロ・ヤマノイモ

【活動のふりかえり】
・スズメバチ注意の囲みあり。
・切り株の椅子が良い!

【画像情報】

①sp3入口(早大正門)付近

②オオスズメバチの注意喚起表示

③ミゾソバ

④倒木玉切りの椅子

⑤ミズヒキ

⑥周囲道路付近

⑦ヤマノイモ

以上
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茶どころは花の季節(所沢市HP「ふれあいの里だより平成30年11月号」より

いきふれ自然情報

秋晴れの日が少ないまま晩秋となり、今年は11月7日が立冬。七十二候では11日までが山茶始開(つばきはじめてひらく)となります。ここでいうつばきは山茶花(さざんか)のことで、葉がお茶のように飲料になることから『山に生える茶の木』ということで名前がついたとされ、園芸品種が数多くあります。

本家本元の茶の木も10月ころから花の季節を迎えています。
チャノキは日本には奈良時代に中国からはいり、薬用として利用されていましたが、鎌倉時代に栄西が中国から種子を持ち帰ったことから栽培と喫茶の習慣が広まり始めました。
常緑低木で、高さ2メートルほどになりますが、茶畑では、葉を摘みやすいように低く手入れされています。また、低木性で葉が小さいシネンシスと高木性で葉が大きいアッサムがあり現在日本で栽培されているのはほとんどシネンシスの系統です。
葉が主役のチャノキ。花が咲くとは思っていない人も少なくないようです。チャノキはツバキ科で、直径2~3センチの白い花を下向きに咲かせます。花弁の数は5~7個、おしべは8~13ミリで多数あり、めしべは1個、上部で3つに分かれています。萼片は緑色で5~6個あり内側のものほど大きくなっています。よく見ると近くには去年咲いた花から実を結んだ茶褐色の果実がついています。熟すと3裂し、各室には1~2個の1.5センチ前後のほぼ球形で褐色の種子が入っていて、ほどなく地面に零れ落ちます。
『茶色』の語源は諸説ありますが、この実の色から来たという説もあります。実からは油も採れます。
チャノキの葉は染料にもなります。タンニンの作用で茶色に染まりますが、緑がかった色から鼠色まで方法により幅広い色調に染めることが出来ます。
狭山丘陵周辺は言わずと知れた『狭山茶』の産地です。でもこの時期拡がる茶畑が白いお花畑に…という風景は記憶にありません。それもそのはず、木にとって花を咲かせ実をつけるということはやはり負担になります。良質の茶葉を収穫するためには避けたいものなので、茶畑ではあまり花を咲かせないように手入れがされています。
この辺りは武蔵野台地で表土は軽く、チャノキは生垣としても植えられ、風害や、土の流出を防いできました。かつては人家があったようなところに野生化したチャノキが見られることもあります。ほのかに香る白い可憐な花がそんなところでは弱弱しくなってきた日差しの中で輝いていることでしょう。

ルリタテハやアカタテハ、キタキチョウなどの成虫越冬をするチョウたちの姿はまだ目にすることがあるもののそれ以外はヤマトシジミやチャバネセセリがわずかに見られるくらいになってきました。チャノキの他見られる花はコウヤボウキにヤツデ、サザンカの園芸品種。これらの花にはチョウ以外にもまだこんなにいたのかと思うほど数々の小さな虫たちが吸蜜に訪れています。
モズの高鳴きや冬越しにやって来たジョウビタキの声。野鳥たちの声がにぎやかになって来ています。
春には桜前線が注目されましたが今は紅葉前線が気になるところです。木々にはまだ赤や紫、黒それぞれ鳥に種を運んでもらおうと稔った実が残っています。
本格的な冬も間近な限られた時間、最後の輝きを見せるかのように多くの命がつながれていくころとなりました。

   チャノキ

  ヤマトシジミ

   ガマズミ

狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています