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2019年10月14日(祝・月) 狭山丘陵自然観察会「狭山丘陵の成り立ちと地質」

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2019年10月14日(日)9時30分~12時時30分
狭山丘陵自然観察会「狭山丘陵の成り立ちと地質」
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1.観察会の概要:
観察ルートは、さいたま緑の博物館案内所を出発し、狭山新道の
切通しの地層などを観察し、西久保湿地・メタセコイアを観察して、
緑の森博物館案内所へ戻る。

2.参加者:15名
3、スタッフ
・講師:所沢高校 正田先生
・センター担当:2名
・いきふれボランテイア:3名

4.観察会の様子
(1)観察の概要を先に資料で説明(開始9時30分頃)

(2)狭山新道足下の芋窪層を観察

(3)芋窪層をネジリガマで削り、風化状況などを観察

(4)切通しの斜面に現れている露頭の地層を観察(1)

(5)切通しに露出している地層の観察(2)
…多摩ローム層中の三つ組み軽石層を見つけることができた。

(6)同じ場所でかつて作成した地層標本を紹介
…地層面に接着剤を塗布し、ガーゼ状の布を当てて硬化させ採収。

(7)縄竹十字路…フェンスの先が狭山湖方面(通行不可)

(8)現地掲示の案内図…緑森博物館・現在位置等の表示がある。

(9)西久保湿地に向かう尾根道で多摩ローム層中の軽石層を発見・観察。
(10)西久保湿地(1)…ゆるやかな長い坂道を下ると湿地に到着。

(11)西久保湿地(2)…トトロの物語に似た風景の中で小休止

(12)メタセコイアの樹
…メタセコイアは日本では絶滅し狭山層に化石として出現。
絶滅を免れた中国産の種を日本各地で生育。

(13)メタセコイアの球果
…正田先生が用意して下さった球果を現地で各自に手渡し。

(14)展望広場を目指して歩く

(15)展望広場…かつては狭山丘陵と連続していた加治丘陵等を遠望

(16)地質サンプルの観察
…実物拡大鏡(30倍)で用意した地質サンプルを観察。終了は12時頃。

5.参加者の声
・初心者なので、聞くことすべて知らない事ばかりで、面白かった
・興味ある内容でした。
・説明が良く、企画内容も良かった
・足元の地面のでき方を知ることが出来た

6.スタッフのふりかえり
・企画どおりの時間で廻る事が出来た。
・雨中での解説時間を短縮するため、先に案内所で資料をもとに概略説明を行った。
・参加者はメモを取るなど、熱心に聞き入り、関心の高さが感じられた。
・参加者の印象は、概ね満足であった。

以 上
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狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています