皆さんの疑問にお答え!木の病気ナラ枯れセミナーのお知らせ

センターからのお知らせ

ナラ枯れセミナ―のお知らせです。
皆さんの疑問にお答え!木の病気ナラ枯れセミナー
日程:2022年2月26日(土)10時から11時30分
定員:会場20名、WEB50名(事前申込)
対象:高校生以上
場所:埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里センター
費用:無料
共催:西武・狭山丘陵パートナーズ
内容:ナラ枯れとは。狭山丘陵の現状。
   いきものふれあいの里のナラ枯れ対策。
   現地見学。
※内容は感染状況に応じ変更することがあります。
申込:会場参加 2/1より当センターにご連絡下さい。042939941
   WEB観覧 当センターHP からお申込み下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。(須賀)
ナラガレ

ナラガレ

WEB観覧申込 ナラ枯れ‘’セミナー 

センターからのお知らせ

※2022年2月26日 講座皆さんの疑問にお答え!木の病気‘’ナラ枯れ‘’セミナーのWEB閲覧用の参加申し込みです。

イベントは終了いたしました。沢山のご参加ありがとうございました。

 

2021年12月11日(土) 初めての自然観察会『月と惑星をみよう』

イベント報告


■用件:(報告)2021年12月12日(土) 初めての自然観察会『月と惑星をみよう』
■本文:標記内容について、下記のとおり報告します。


(1)行事名 :初めての自然観察会『月と惑星をみよう』
(2)日時・天候:2021年12月12日(土)
17時~19時 晴
(3)全参加者(含スタッフ):24名
参加者(19)+講師(1)+スタッフ(2)+いきふれボランテイア(2)
(4)ルート:
センター講義室~ドレミの丘公園~センター講義室
(5)ふりかえり:
〔良かった事〕
・お天気に恵まれ星々がよく観察できた。
・日中は気温が高めで日没後もそれほど急速な冷え込みがなかったのでゆっくり観察ができた。
・興味、関心が高く楽しみながら熱心に講師の方の話を聞いていただけた。

〔今後に向けて〕
・不安定な天気の場合、室内と観察地が離れているので空の様子を見ながら行き来するのが難しい。

(6)観察会の様子〔画像〕:

講師の正田先生が日没前に天体望遠鏡をドレミの丘に設置。受付を済ませた人が到着するのを待ってくださっていました。

この日の日没は16時28分。夕景に星空への期待が膨らみます。

夕景の中すでに見やすい位置で上弦の月が白く輝いていました。

1番星は金星、木星。土星も次第に見えてきました。

太陽を追いかけるように弧を描いて金星、土星、木星が、そしてその延長線上には月が輝いていました。

西の空には夏の三角アルタイル、ベガ、デネブが沈んでいこうとしていました。

双眼鏡で各自星や月を見たり、望遠鏡で金星などを見たりとそれぞれの見え方の違いも体験していただきました。そして天体望遠鏡で見ると金星も三日月状になっているのがよくわかりました。

約1時間星空を観察し、センターの講義室に戻りました。途中荒幡富士のところで空を見上げてみました。荒幡富士に昇るともっと星が見えますが山頂は狭いので今回はご案内のみ。また個人で見に来てみてくださいね。

講義室で講師の方に今日見てきた星の動きや銀河系、宇宙のお話などをしていただきました。

皆さん熱心にスクリーンを見ながら講師の方のお話に耳を傾けて下さっていました。

最後には皆さんからの質問、疑問を聞きました。

定員を抑えての開催に多くの方にキャンセル待ちをしていただきました。お待ちいただいた方々には申し訳ありませんが幸い体調不良を訴える方もなく皆さん元気でご参加くださいました。ありがとうございます。

 

〔いきふれ会ボランテイア・第4回全体会議〕2021年12月18日

いきふれの会

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〔会議報告〕2021年度 第4回全体会議の結果について
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標記について下記のとおり報告します。
今回は新規加入メンバーやセンター職員講座もあり、
全19名が出席しました。

(1)件 名:第4回いきふれ全体会議(講義室)
(2)日 時:2021年12月18日(土)10時~12時頃。
(3)出席者:全(19)=センター(3)+いきふれ会(16)
(4)議 題:
①新規メンバー加入に伴う自己紹介(全員)
②自然情報、活動のふりかえり
③イベント・スタッフの予定調整(2月まで)
④職員講座(座学):
・目 的:センター職員といきふれボランテイアとの交流の
機会を増す。
・テーマ:自然のいきものと人のくらし(40分)
(5)会議風景
①新規加入メンバーの紹介

②今回は出席者が多い

③マスクを着けて座席間隔を開けて対策を徹底・継続して会議を進行。

④職員講座の様子(パワーポイントで解説)
・センター職員といきふれ会会員とのふれあいの機会を増やすため、職員持ち回り
講座(ガイドウオークや座学)をはじめました。
・第二回目のテーマは、「自然のいきものに学ぶ生活の知恵」です。

以 上

2月の行事お知らせです。
※コロナの感染拡大の状況によっては中止、延期の可能性があります。

Event

こわくない虎トラツグミ~ふれあいの里だより令和4年1月号~

いきふれ自然情報

新しい年が始まりました。今年は寅年。トラは現存するネコ科最大の動物で多様な環境に生息していますが見晴らしの良いところにはめったに出てきません。縞模様は茂みに潜むのに適していると言われます。日本にトラはいませんが、林下の茂みなどにそっといるのはトラツグミです。

トラツグミは北海道、本州、四国、九州の丘陵地や低山の広葉樹林に生息・繁殖し、樹木の多い公園などでも見られます。冬には本州の関東、中部地方以南の雪の積もらない地方で生活しています。

黄色と黒色の虎模様が特徴で、名前の由来となっています。体長は30センチメートルほどでツグミの仲間では大型です。

薄暗い時間や場所を好むので見かける機会が少ない分、出会うと嬉しくなってしまいます。センター周辺では冬季に見かけることがありますがやはりそう多くはありません。薄暗い時間に薄暗い場所で行動するため眼が大きく発達していると言われ、つぶらな眼は可愛さを増しています。

雑食性で、主にミミズや昆虫を食べますが冬季には木の実も食べます。両足を交互に飛び跳ねたり腰を振ったり、身体を低くして走ったりして虫やミミズ、陸生貝類などを食べる様子はちょっと奇妙なダンスのようです。

繫殖期は4月から8月ころで、木の枝の上に枯れ枝や苔類で20センチメートルくらいの椀型の巣を造ります。オスのさえずりは「ヒィーヒィー」「ヒョーヒョー」といった笛のような物悲しい声で、時には「キーン」と金属音のような声でも鳴きます。夜間や早朝、時には雨天や曇天の昼間に鳴くこともあって気味の悪い不吉な鳥と言われていたこともあります。江戸時代には『鵺(ぬえ)』や『鵺鳥』と呼ばれ恐れられていました。今では『鵺』は妖怪や物の怪の名として使われています。近年では金属音はUFOじゃないかと言われることもあったとか。

よしゑやし直(ただ)ならずともぬえ鳥の

       うら泣き居りと告げむ子もがも

(柿本人麻呂  万葉集  巻十  ニ〇三一)

-直接会えなくてもいいがひっそりと嘆いていることをあの人に伝えてくれる子がいてほしいなあ-

万葉集にはぬえ鳥として6首読まれていますが、会えなくて嘆き悲しむ織姫や片思いなど切なさや寂しさを表現しています。

冬は身近な薄暗い茂みや木陰で出会えるかもしれないトラツグミです。虎模様は保護色になっていますので落ち葉をかき分ける音が聞こえたら目を凝らして探してみてください。

トラツグミはもちろん、野鳥(小鳥)たちを特に身近に見られる季節です。単独で冬を越しているツグミの仲間やモズ、ルリビタキ、ジョウビタキ。シジュウカラを主とした群れや、エナガを主とした群れにコゲラ、ウグイス、メジロなどが加わった混群に出会うと得したような気分にもなります。

いつもは春先になっても残っているマンリョウの実がすでにずいぶん食べられています。野鳥たちにとっては餌の少ないつらい時期でしょう。

ウグイスカグラやウメの花が咲き始め、光の春は来ていますが寒さはこれからが本番。夜空に輝く星はひときわ輝いて見えます。元旦の未明に細い月と火星が大接近、4日未明、しぶんぎ座流星群が極大を迎え、夕方には細い月と水星が接近します。13日夕方には西南西の低空で水星と土星が接近します。太陽に近くなかなか見る機会のない水星です。

寅年は、春が来て根や茎が生じて成長する時期、草木が伸び始める状態だとされています。明るいニュースのたくさんある一年でありますように。

トラツグミ

   マンリョウ

    ウグイスカグラ

狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています