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あなたと創る!狭山丘陵での活動
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■狭山丘陵を今より楽しみたい。
■狭山丘陵の素晴らしさを伝えたい。
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〔参加者募集中〕2022年度ボランテイア養成講座説明会
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標記について下記のとおり開催しますので、
参加希望の方は連絡をお願いします。
記
(1)センターボランテイア募集の主旨
センターで主催する自然観察会へのスタッフ協力や、
スポット地の巡回・保全管理等に協力頂ける方を募集します。
(2)養成講座の仕組み:
センターの管理する森は、センターエリア以外に5箇所の
飛び地(スポット地)があるため、養成講座としてこれらの
現地踏破(二回)を行い、その結果をもとに、改めてボラン
テイア登録の意思確認と手続きを進めます。
そのための説明会です
(3)開催日時:2022年9月10日(土)10時~12時
(4)開催場所:狭山丘陵いきものふれあいの里センター講義室
(5)申し込み:8月2日(火)より電話にて受け付けていますが、
当日参加も受け付けます。
(6)連絡先:狭山丘陵いきものふれあいの里センター
電話・FAX:04-2939-9412
(指定管理者:ととろのふるさと基金)
(7)参考画像
〔画像1〕2021年秋の養成講座:スポット3
〔画像2:自然観察会スポット3〕
〔画像3:作業会風景、落ち葉はき〕
以上
立秋は過ぎましたが猛暑の日々が続いています。
今日は『山の日』。夏には珍しく荒幡富士からはきれいに富士山が見えました。
クサギは今日も甘い香りを漂わせて暑さにも負けずに咲いていました。
尾根道では心地よい風が吹き抜けていきます。木陰で少し深呼吸するのがお気に入りです。
暑い日が続きますが皆さんどうぞご自愛のほど!
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2022年8月6日(土)『セミ観察会』の行事報告
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標記について、下記のとおり報告します。
記
1、行事名:はじめての自然観察会『セミ観察会』
2.ねらい:夕方センターエリアで、出始めたセミの羽化を観察し、
森の自然に親しんでもらう
3、日 時:2022年8月6日(土)18時30分~20時頃
(所沢市の日没:18時42分)
4.場 所:狭山丘陵いきものふれあいの里センター
5,参加者:7組(男4,女5,子供12)計21人
6.観察結果:
(1)セミの幼虫の夜歩き(4箇所)
(2)セミの羽化(計12箇所)
(3)セミの産卵場所(東の東屋円柱上部)
(4)カラスウリの開花(雄花・雌花):随時
(5)他の虫の観察…オオカマキリ、ヤブキリ、ミスジマイマイ等
7.参加者の主な意見
(1)普段体験できない上に子供に分かりやすい説明が
とても良かった。
(2)たくさんのセミの羽化を見られて良かったです。
(3)子供の夏休みのいい経験になりました、初めて知ること
見たものが多く、とても楽しい時間でした。
8.行事の様子(画像)
(1)日没頃センター講義室に集合
(2)まず、セミについて学ぶ
(3)センター玄関に集合
(4)セミの幼虫が木の幹の上を歩いている。
(5)東の東屋の床の上にも歩いている幼虫を発見。
(6)セミの羽化が始まる。
(7)生け垣のところで、みんなで観察しよう。
(8)アブラゼミの羽化が進行しています。
(9)神秘的で心に残る光景です。
(10)セミのぬけがらしらべもやりました。とても楽しい行事になりました。
以上
暑さのピークとなる8月上旬、今年は7日が秋の気配が立ち始める『立秋』です。セミの声が降り注ぐように聞こえてくる中、野鳥たちは換羽の季節でエネルギーを使うため、外敵に見つからないように静かにしています。チョウの姿も目立ちません。樹液にはカナブンや小さな虫たちが集まっています。
ふと足元に目を向けると小さなハエのようなものが飛び立ちます。少し前に飛んでは止まり、少し前に飛んでは止まりを繰り返します。これがトウキョヒメハンミョウです。
トウキョウヒメハンミョウはその名の通り東京を中心に分布し、山口県、福岡県などにも定着しています。学名はCylindera kaleea yedoensisで、yedoensisは江戸に由来します。原種は台湾産で、日本で独自に変異、定着したと考えられています。
ハンミョウと言うと体長2センチメートルほどのカラフルできれいな甲虫を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、トウキョウヒメハンミョウはその半分ほどの大きさで体色は赤紫色を帯びた銅色でかなり渋めです。とはいえ光が当たるとその小さな脚などところどころで緑色を帯びた金属光沢の部分が見られます。
成虫は4月から10月ころまで見られますが特に夏に多く出会えます。
ハンミョウの仲間は前述のような少し前に飛んでは止まる習性から「みちおしえ」や「みちしるべ」とも呼ばれます。英名ではTiger Beetle。トラの名に負けない強い牙を持った肉食性の甲虫です。もっとも小さいうえに後姿を見る方が多いので、ずいぶん印象が違う正面からの姿を確認することは難しいことでしょう。
平地から低山地の林縁や公園、人家の庭などにも生息するトウキョウヒメハンミョウ。次第に各地に分布を広げているようですが、幼虫は土に巣穴を掘ってその中で暮らすので、土がないところでは生息できません。幼虫は芋虫型で穴を頭でふさぐような形で待ち伏せし、近くに来たアリなどを捕食します。成虫は地面近くでアリやハエ、ミミズなどを捕食します。
この辺りでは身近にいるトウキョウヒメハンミョウ。足元を身軽にさわさわと移動していく小さな生きものについて行ってみるのも面白いかもしれません。
夏の盛りには甘い香りを漂わせながらクサギが夏を謳歌するかのように咲いて数々の虫たちを迎えているばかりで、他には目立つ草木の花はありません。それでも立秋を過ぎ1週間もすると草本や虫たち、さらには野鳥にも変化が訪れます。ナンバンギセルやカントウヨメナ、コオロギの仲間たちの声も盛んになって来ます。静かにしていた野鳥の声も増えてきます。
8月1日から7日は『スター・ウィーク~星空に親しむ週間~』で、この頃には全国で天体観望会などの関連イベントが開催されます。今年はこの期間中の4日が旧暦の7月7日、伝統的七夕です。21時ころの夜空にはほぼ真上に織姫(ベガ)彦星(アルタイル)が輝きます。空の暗いところだと天の川を挟んで二つの星と天の川の中で輝くデネブを結んだ夏の三角を探してみましょう。見ごろを迎える土星と12日は満月が近くに見えます。そして15日深夜には夜半の明星と呼ばれる木星と月が接近します。この頃には夜聞こえてくるのはセミの声からコオロギの仲間たちに変わっています。
トウキョウヒメハンミョウ |