2024年1月25日(木)いきふれ巡回sp2

TOP, いきふれの会

——————————————————
〔報告〕2024年1月25日(木)巡回sp2
——————————————————
標記について下記のとおり報告します。

1.巡回先:いきふれ巡回sp2
2.巡回日:2024年1月25日(木),晴天
3.巡回メンバー:8名
4.巡回時間:
・10:14 西武球場前駅~sp2池~堀口天満天神社
…sp2池の所で全員が集合(8名)
・11:30 西武球場前駅~菩提樹池~センター
…3名が適時帰路を選択
・13:45 センター到着(5名)
5.ゴミ収集量:0.3kg
6.巡回時の状況報告:
(1)園路のゴミは少なかった。
(2)掲示板の破損も無かった。
(3)園路上の落ち枝除去が作業のメインだった。
7.自然情報(確認したもの):
〔sp2・池周辺〕
(植物)ニワトコ、ヒノキ・サワラ、マンリョウ・カラタチバナ
カンアオイ、オオハナワラビ、コウヤボウキ、サイハイラン
(野鳥)コジュケイ・ヒヨドリ
〔堀口天満天神社周辺〕
(植物)リョウブ、タラヨウ、ノボロギク、タネツケバナ
(野鳥)メジロ
〔湖畔霊園~菩提樹池周辺〕
(植物)コブシ、カヤ、ネジキ、ヒサカキ、シロダモ、ハンノキ、ウツギ
(野鳥)ジョウビタキ♀、セキレイ、ノスリ
8.活動のふりかえり:
(1)自然情報等についてメンバー間で、活発に交換・共有できました。
新規入会メンバーにとっても、巡回導入の良い機会になったと思います。
(2)菩提樹池付近のルートには老高木が多く、手入れが困難という意味では、
潜在的な危険性があります。
老高木については、対策が必要だと感じました。

9.巡回画像
(1)オオハナワラビ
(2)マンリョウ
(3)ノボロギク
(4)ホトケノザ
(5)早春を待つ菩提樹池
(6)ジョウビタキ(♀)
(7)キセキレイ
(8)メジロ
(9)ノスリ 農耕地などで低空飛翔(野擦り)してネズミ・モグラ等を捕る。

以 上

24年3月の行事お知らせです。
※コロナの感染拡大の状況によっては中止、延期の可能性があります。

Event

2024年1月13日(土)いきふれ全体会議(5)と作業会

TOP, いきふれの会

———————————————————-
いきふれボランテイア R5年第5回全体会議の結果と                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            作業会〔シラカシの階段の落ち葉掃き〕について
———————————————————-
標記について下記のとおり報告します。


1.会議名 :2023年度 第5回いきふれ全体会議
2.開催日時:R6、1月13日(土)10~12時
3.会議場所:センター講義室
4.出席者 :全(23名)=センター(2名)+いきふれ会(21名)
5.議  題:
(1)新規メンバーとの顔合わせ・自己紹介
(2)自然情報・活動実績(11月~1月)
(3)勉強会:〔第10回〕ヤマノイモとオニドコロの比較、フユシャク
(4)R5年度活動のふりかえりアンケート:集約中
(5)作業会:シラカシの階段他の落ち葉はき。
…参加18名(センター2,インターン1,いきふれ会15名)
6.画像報告
(1)会議の出席者確認…今回の出席は21名でした。(登録メンバーは29名です)
(2)新規加入メンバー(4名)の紹介
(3)現行在籍メンバーも紹介しました。
(4)作業会の場所と作業内容を紹介
(5)作業の目的は、「シラカシの階段にたまる落ち葉がすべって危険なので、
掃き出しをする事」です。
(6)階段の落ち葉は袋に詰めて運び出します。
(7)4人くらいでチームを組んで、熊手担当2名、ミノ担当1名、
袋詰め運搬担当1名のように役割を分担します。
(8)お茶畑脇の園路の落ち葉も集めて袋にいれて、右手方向の落ち葉溜めまで運びます。
(9)作業参加者が18人(含むセンター3名)なので、
短い時間で落ち葉溜めに落ち葉がたくさん集まりました。
(10)集合写真を撮りました。
「良い運動になった」という感想や、「汗をかいて達成感を感じた」という
意見もありました。 とにかく「共同作業は楽しい」ものです。

以 上

今年もよろしくお願いします!!(2024年1月8日)

いきふれ自然情報

今年もよろしくお願いいたします。

4日から当センターは開館しております。今朝の富士山はとりわけ美しく見えました。

ジャノヒゲ(別名リュウノヒゲ)の瑠璃色の種子はみつけるとなんだかうれしくなってしまいます。

そして今日は成人の日。新成人の皆さまおめでとうございます。次世代を皆さまに托す想いを込めてユズリハです。右下ではタチカンツバキの花がともに祝ってくれているようです。

今年も皆様のお越しをお持ちしております。

可愛い?凛々しい?ツミ~ふれあいの里だより令和6年1月号~

TOP, いきふれ自然情報

新しい年が始まりました。いろんなものに『初』がしばらくは付きます。初夢もその一つ。「一富士二鷹三茄子」は初夢に見ると縁起が良いと言われているものを並べたものですが、二番目に鷹があります。鷹は言わずと知れた猛禽類。狭山丘陵ではオオタカがまず思い浮かびますが意外と身近にツミがいます。

ツミは日本全国の平地から低山地に生息し、北日本では主に夏鳥として見られます。オスは全長27センチメートル、メスは31センチメートルとオスはヒヨドリ、メスはキジバトよりやや小さいくらいで日本最小の猛禽類です。オスは頭から背、翼の上面が灰黒色で、下面は白っぽく目は暗赤色、メスは全体に褐色味が強く目は黄色です。若鳥は上面が黒褐色で下面には黒褐色の縦班があり腹にはハート形の班があります。雌雄、若鳥いずれも目の外線が黄色いのが特徴の一つです。

名前にタカとつきませんが漢字表記では雀鷹で小さいタカを意味します。英名もJapanese Sparrowhawkと雀鷹です。もともと雀鷹はメスをさし、オスは悦哉(エッサイ)と呼ばれ区別されていたようです。ツミは主に小鳥を主食としていて、オスはスズメやシジュウカラなどを、メスはより大きなムクドリやオナガなども狙います。林の中でも俊敏に飛び回り雌雄ともにセミや大型昆虫も捕えます。巣立ち雛は旬の食材ともいえるセミを主に捕食します。鷹狩が盛んだったころ、スズメなどの小鳥を捕る鷹としてメスにこの名前が付いたともいわれます。オスも狩りに使われていたようですがより大型の獲物を捕らえるメスのほうが重宝がられたようです。悦哉には悦び従うといった意味があり、ツミは女性上位と思われていたかもしれませんね。あるいは鷹匠にとって仕込みやすかったのかもしれません。

ツミは平地から山地の森林で繁殖していましたが近年都市部の公園や住宅地近くの街路樹などでも繁殖することが増え、身近な猛禽類となってきています。4月下旬ころ比較的枝の込んだ木に皿型の巣を作ります。巣は雌雄共同で作りますが抱卵はメスでオスが餌を運んできます。繁殖期にはよく「ピョーピョピョピョ」と尻下がりに鳴き、「キーキキキキ」と特徴的な声でも鳴きます。

体は小さくてもより大きなものにも果敢に向かっていくツミ。その対象はカラスにもなります。天敵であるハシブトガラスの襲撃から逃れるためにツミの営巣地の近くで繁殖をしているのがオナガです。ただカラスが増えツミも対処しきれなくなってきているとか。小さくても精悍なツミは結構近くにいるかもしれません。

日の入りの時間は遅くなってきて太陽の日差しに小さな春を感じることも増えてきましたが日の出の時間は1月12日まで遅くなっていきます。1月9日埼玉での日の出は6時52分。日の出1時間前の南東の低空では細い月と金星が近くに見えます。そばにはさそり座の1等星アンタレスも輝いています。

寒さはこれからが本番とはいえ木々の冬芽や足元の草にも少しずつ変化が見つかり始めるようになってきます。『初春』にふさわしい光輝く新鮮なものがたくさん見つかりますように。

ツミの若鳥

  ヤマコウバシ

    ホトケノザ

 

狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています