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2019年1月25日(金)巡回スポット3
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スポット3の巡回を4名で実施しました。
【巡回時間】
9:50 スポット3巡回出発
12:00 外周道路
13:00 昼食後 解散
14:40 センター着・報告
【巡回時の状況】
・新しい案内板・解説板が気持ち良かった・
・その分、老朽・劣化した解説板が目立った。
・湿地の観察デッキの奥半分が新しくなった。
・しかし、残された手前の古い部分も、かなり危険な
状態である。
【自然情報】
・冬芽とロゼットの観察が楽しめた。
・ウグイスカグラが咲き始めた。
・赤い実(ヤブコウジ・アオキ・ヒヨドリジョウゴ)が残っていた。
・サイハイランの葉が散見された。
・ニワトコの芽、アセビの蕾を確認。
・ヤママユガ・ウスタビガの繭を確認。
【巡回の様子】
(1)巡回スタート
(2)ヤブコウジ(十両)
(3)テイカカズラの果実…赤い部分が種子
(4)ゴンズイの冬芽
(5)sp3園路・冬の階段
(6)ハイゴケ…解説板の柱の上
(7)ウスタビガの抜け殻
(8)1/2リニューアルされたsp3湿原観察デッキ…すれ違いが可能
(9)ヤマノイモの種
(10)アジサイの冬芽
【活動のふりかえり、その他】
・冬芽の観察が出来て楽しかった。
・sp3では残置された廃棄物の露出があった。
・老朽化して文字の判読が困難な解説板は新しくした方が良い。
以上
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狭山湖自然観察会〔狭山湖周辺の植物と野鳥〕
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標記について下記のとおり報告します
記
1.行事名 :狭山湖周辺の植物と野鳥
2.開催日時:2019年01月26日(土)9時30分~14時
3.観察場所: いきものふれあいの里スポット2(虫たちの森)
~スポット1(水鳥の楽園・狭山湖)
4.参加者 :15名
5.スタッフ:センター2、いきふれボランテイア2
6.観察会の様子:
(1)西武球場前の広場で準備
(2)ホトケノザ
(3)エナガの出現(中央右)
(4)トトロの1号地方面に向かう
(5)オオハナワラビ(シダ類)
(6)ツマグロヒョウモンの蛹(神社の狛犬で発見)
(7)狭山湖堰堤下で昼食
(8)風に舞うカガイモの殻
(9)イチモジフユナミシャク(♀)…羽が退化して飛べないがフェロモンで♂を呼ぶ、
(10)キアシドクガの卵塊…ミズキの幹
(11)アセビのつぼみ
(12)アオジ(参加者の目の前で…)
(13)狭山湖堰堤で水鳥を観察する
(14)ハジロカイツブリ
(15)沖合にトモエガモの小群を視認(群れで確認できるのは珍しい!)
(16)給水塔のあたりにカンムリカイツブリ
(17)右岸の角にはコガモ
(18)西武球場前までの道でジョウビタキ(♂)に遭遇
7.鳥合わせ結果 計24種+1(鳥合わせ後にジョウビタキ) =18+1(陸鳥)+6(水鳥)
8.ふりかえり
・昼食までは風も少なく、暖かかった。
午後1時以降は堰堤から右岸のあたりで風が強まった。
・想定より野鳥の出現が多かった。
・アオジは堰堤右岸付近で、およそ2m程度の至近距離で
暫くの間観察できた。
また、狭山湖では遠方水上にトモエガモの群れをスコープで
視認できた。
・冬枯れの時期にも関わらず、植物・昆虫・野鳥と観察
対象が豊富で、参加者の満足度も高いと感じた。
以 上
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〔報告〕第5回いきふれ全体会議とセンター階段部の落葉はきについて
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標記について、下記のとおり報告します。
記
(1)会議名:2018年度 第5回いきふれ全体会議
(2)日 時:2019年1月20日(日)
・会議: 9時30分~10時40時頃
・作業:10時50分~11時30分頃(階段の落葉はき)
(3)場 所:狭山丘陵いきものふれあいの里センター 講義室
(4)出席者:
15名=2(センター)+13(いきふれ会)
(5)会議結果:
①新規メンバーを含む全員の自己紹介
②連絡事項・最近の活動のふりかえり
・スポット3のデッキ修理結果、
・センターエリアで展開のクワオルトウオーキングについて他
③当面2か月のスケジュール(調整)
④自然公園等施設見学会の調整…2月以降募集
・行先:国立科学博物館自然教育園(目黒)
・特徴:現地集合・現地解散
(6)作業会:シラカシの階段の落ち葉はきと茶畑へのすきこみ
・10時50分~11時30分
・参加者…10名
以 上
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①会議風景(1)…開始直後
②会議風景(2)…自己紹介
③会議風景(3)…自己紹介
④落葉はき(1)…シラカシの階段(遠景に茶畑)
⑤落葉はき(2)…はき下ろしたあたり(階段下)
⑥落葉はき(3)…センター玄関前から下る階段
⑦落葉はき(4)…茶畑へのすき込み
⑦落葉はき(5)センター玄関前から下る階段をはき下ろして茶畑にすき込む
皆さんご苦労様でした。
以 上
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お正月が近づいてきました。今回の里山体験講座は、
平成最後のお正月を祝おうと門松を皆さんでつくる
計画を立てました。
「いきふれ流お正月飾りをつくろう!」と材料集めから
取り組む里山体験行事が始まりました。
さあ、どんな門松が出来上がるでしょうか?
お正月ってなあに?門松の意味って知ってる?はじめにお正月の
意味などを学びました。
みんなでセンターエリアの萌芽更新地に行き、管理作業として竹を
切りました。
伐ってきた竹を、長さを計って斜めに3本切りました。
竹を切る用のノコギリを初めて使ってみんなで協力して3本を揃えました。
⑦さあ、飾り付け開始です。思い思いに縁起の良い常緑の松をさして、
難を転じるナンテンの赤い実もかざっていきました。
それぞれの門松が完成しました。きっと来年はいい年になるでしょう。
みなさん、完成した門松をもって嬉しそうに帰路につきました。
いたるところで目にするフクロウグッズ。これほどいろんなものが作られていてなじみの深い野鳥はいないのではないでしょうか。
でも自然の中で生きているフクロウを目にしたことがある人はそう多くはないことでしょう。
フクロウは北海道、本州、四国、九州の平地から山地の林や農耕地、草原などに1年中いる留鳥で、単独かペアで行動します。大きな木の樹洞などで棲んでいるため古木のある神社や公園などで見られることがあるものの、大木が減ってきたこともあり近年数を減らしています。
全長約50センチで雌雄同色ですが、幼鳥は全体が白っぽい羽毛で覆われています。
フクロウは猛禽類で、主にねずみを食べます。このことから農耕地の守り神とも言われてきました。夜行性なので夜の狩人、風貌から森の物知り博士、森の賢人とも呼ばれます。ギリシャ神話でもフクロウは知恵の女神アテーナーの象徴とされることから知恵の神とされることが多くあります。樹上で待ち伏せ、音もなく飛び獲物を捕らえるところから森の忍者とも…。名前の多さからも古くから親しまれてきたことがうかがえます。
人間と同じように顔の前面に目が二つ並んでいて、目の横に耳がありますが羽毛に覆われていて見えません。大きな眼球は暗闇でもよく見え、聴覚も発達していて左右の耳により音で獲物の位置を正確に知ることが出来ます。首は左右に約180度回り、身体を動かさずに360度近く見まわすことが出来るのです。丸く平べったい顔はパラボラアンテナのような音を集める役目を果たし、狩りに一役買っています。
足の指は前後に2本ずつに分かれ獲物をしっかりつかむことが出来、握る力も強く絞め殺すことも出来ます。
夕方から活動を始め、昼間は枝の上や樹洞で目を閉じてほとんど動かないことが多く、そばにいても気づかないかもしれません。ただ、夜に餌が十分とれなかった時などは昼間も活動します。
2月ころから営巣地の近くで「ホッホ ゴロスケホッホ」と雌雄で鳴き交わすようになりますが、メスの声のほうが濁っています。時には「ギャッ」と悲鳴のような声や、低い犬のような声も出します。この鳴き声から不吉な鳥とも言われ、日本と中国では母親を食べて育つと考えられていたことから不幸鳥の異名もあります。
本名のフクロウは、毛が膨れた鳥、鳴き声、昼隠居(ひるかくろふ)からついたなどの説があります。
新しい年の初めとしては『不苦労』『福老』の縁起物として使われる和名もご紹介させていただきます。
北の国から渡ってきたり山などから移動してきたりした冬鳥たち。一番乗りはジョウビタキ、次いでアオジやルリビタキもやってきました。野鳥観察に絶好の時期はもうしばらく続きます。
春の七草のひとつコハコベは早くも花を咲かせ始めるものがあります。木々の冬芽も個性豊かな表情で冬を越しています。
1月6日は部分日食が日本中で観測できます。東京では8時43分に欠け始め、10時6分に最大(欠ける面積30%)、11時36分に終わります。
冬本番となりますが、暦の上では春が始まっています。陽ざしに春の兆しが感じられるようになってくる初春です。
夫婦のきずなが深いとされるフクロウ。今年も同じペアで新しい恋が始まるかのように鳴きかわし始めるのもまもなくです。「今年もよろしくね。」と言うかのように。
フクロウ(鷲塚氏提供) |