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2019年1月13日(日) 里山体験講座 作ろう!小正月にまゆ玉飾り

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2019年01月13日(日)
里山体験講座〔作ろう!小正月に繭玉飾り〕
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■件 名:里山体験講座 作ろう!小正月にまゆ玉飾り
■日 時:2019年01月13日(日) 10時~14時30分
■場 所:センター講義室ほか
■参加者:24名
■体験講座の様子:
・定員20名のところ多数の申し込みをいただきました。当日までキャンセルもなく、少し多い人数で開催しました。
・講師に地元の金子トミさんをお迎えし、小正月やまゆ玉飾りのお話などを聞いたあと午後はだんごの作り方を教えていただきみんなで飾り付けをしたのち試食も楽しみました。

 

(画像1)まゆだま飾りについて

(画像2)昔はお米を石うすで挽いて粉にしていました。交代で石うす体験をしました。

※五穀豊穣を願い、養蚕に深いかかわりがあるまゆ玉飾り。石うす体験をした後は外にまゆ玉飾りに 使う木はどんなの?荒幡富士に祀られている養蚕の神様は?など森の様子を見に行きました。

(画像3)午後はいよいよまゆ玉飾りが始まります。粉を引くのは大変!今日は市販の粉(地元の粉)でだんごをつくります。まずは講師の金子さんが見本でこねてくださいました。

(画像4)班ごとにだんごを作ります。お湯を使うのでやけどに気を付けながら最初は大人の人にお願いしました。(当日はJ:COMさんの取材も入っていました。)

(画像5)まゆ玉飾りとは別にクワの木に十六まゆ玉を飾ります。形は蚕の繭、里いも、俵で全部で16個作ります。(見本が含まれているので1個多いです。)

(画像6)できたお団子を蒸します。ここもやけどに注意です!

(画像7)蒸しあがったお団子は水にさらして出来上がり。さあ飾り付け!人数が多いので飾るコナラの木は2本用意しました。高いところはお父さん方にお願いしました。

(画像8)みんなの協力で見事なまゆ玉飾りが完成しました。十六まゆ玉は石うすに立てたコナラのそばに置きます。

おまけに、『成木責め』も体験していただきいました。これはだんごを蒸した後のお湯を柿の木の根元にかけ、なたのみねで木をたたき実らなければ切るぞといった言葉をかけて豊作を祈るものです。

本来は小正月の翌日お団子を食べるのですが、これまでの参加者の声をもとに今回は試食もしました。その分ちょっぴり飾りが寂しくなったかもしれませんがご了承ください。作り立てのお団子はやはりおいしい!と皆さんの笑顔が最高でした。

多くの方に小正月を祝う『まゆ玉飾り』を体験していただき、けがなどもなく無事終了することができました。今では小正月のお祝いをしている家庭は少ないと思いますが、忘れられつつある文化に少しでも興味を持っていただけていると嬉しいです。

以 上
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狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています