※NHKにて里山体験講座『門松作り』の再放送日

センターからのお知らせ

再放送のお知らせです。

放送日:2021年1月7日(木)
時 間:11時30分~

※大きな何か、会見や災害がありましたら変更の可能性があるとのことです。

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先日収録がありました、里山体験講座『門松作り』の放送時間が分かりましたので、お知らせいたします。

放送日:2021年1月4日(月)

時 間:11時5分~ ひるまえほっと内 にて
:18時40分ごろ 首都圏ネットワーク内 にて

首都圏ネットワークでの放送時間の方が短くコンパクトだそうです。

ご覧頂ければ幸いです。

今年もありがとうございました!!(2020年12月27日)

いきふれ自然情報

大変な1年になりましたが、そんな中、ご来館いただきました皆様ありがとうございました。

 

 

当センターは明日から1月4日まで休館となります。

1月5日火曜日から開館しますので、よろしくお願いいたします。

皆様がお元気でお過ごしくださいますようにお祈り申し上げます。

年末年始のお知らせ

センターからのお知らせ

お正月

お正月

狭山丘陵いきものふれあいの里センターのホームページを
ご覧いただきありがとうございます。

狭山丘陵いきものふれあいの里センターは
12月28日(月)から1月4日(月)まで休館させて頂きます。
(HPトップのカレンダーも併せてご確認ください)

ご不便をおかけいたしますが、何卒ご諒解賜りますようお願い申し上げます。

1月5日(火)から通常通り開館を予定しております。

お問い合わせについて

休業期間中のお電話は留守電となっております。

 

1月の行事がすべて中止になったことをお詫びいたします。
※状況によっては中止、延期の可能性があります。

Event

2020年12月13日(日) 里山体験講座「門松づくり」

イベント報告

  2020年12月13日 里山体験講座「門松つくり」 参加者14名 応募者68名  NHK取材班4名
お天気にも恵まれ、コロナ感染症のチェックシートも実施し、参加人数も制限して実施されました。①最初にお正月の意味や門松の由来、込められている思想、狭山丘陵の特徴などを映像で学びました  ②野外に出て、雑木林の成り立ちや管理の様子を見て、雑木林は手を入れていくことの大切さ、

 再生する森について学びました。

 ③剪定鋏の使い方や実際に7年前に切った地区から萌芽してきた様子を観察しました。
 ④おめでたい植物、松の枝を一人一本切りました。松竹がそろいます。
 ⑤門松に飾る葉の採集です。アズマネザサや竹の枝の部分、シュロ、ナンテンの葉などそれぞれに集 めました。
 ⑥竹を地下倉庫の作業場所にもってきて、家族を表す3本の竹を切りました。竹ののこぎりを使うこと が初めての参加者が多く、家族みんなで力を合わせて切りました。
 ⑦竹を斜めに切ることが難しく、それぞれ頑張って切りました。お父さん・お母さん・子どもの3本の 竹をながさを調節しながら切りました。太い台にちょうどはまる太さにしました。
 ⑧大人も子ども力を合わせ、しっかりと丸い竹をおさえて斜めに切ります。時々はボランティアさん に助けてもらいながらの初めての体験でした。
 ⑨さあ、いよいよ門松の組み立て、飾り付けです。思い思いの飾りの植物を添えます。3本の竹の高さ を考えて組み合わせます。そばにはバケツに集めた松や常緑の葉などが出番を待っています。
 ➉完成間近です。赤い実のナンテンやセンリョウを飾って、それぞれ思い思いの門松が出来上がって いきました。赤い紙や縄で巻くなど、皆さん工夫してオリジナルの門松です。

⑪完成です!やったね! コロナ感染症が収束し、来年がいい年になりますようにと祈りのこもった 門松の完成です。みなさん大事そうに袋に入れて解散となりました。参加者の満足度100%でした。 自分の思いのこもった門松がそれぞれのご家庭で飾られ幸せな一年になりますように。

2020年12月12日 いきふれ巡回報告sp2・1~菩提樹池~センター

いきふれの会

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2020年12月12日(土) SP2巡回報告
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標記巡回を4名で実施しましたので、下記の
とおり報告します。


(1)巡回時間
・ 9:40 sp2、池のデッキの落葉清掃
・10:40 堀口天満神社
・11:25 sp1、オオタカのトイレ~狭山湖
・12:00 昼食 ~ 菩提樹池~アルペンロード
・14:30 センター着

(2)巡回時の状況
・伐採対象木の樹名板を、センター指示により
外して持ち帰った。(№201,№202)
・アラカシの樹名板(№204)の結束ヒモが、
樹幹に食い込んでいたので緩めた。
・池デッキの解説板に切り込みがある。
・池の水がかなり少なくなっていた。

(3)自然情報
〔植物・草本〕ヤブタバコ・ホトトギス・タチツボスミレ
・カンアオイ・オオハナワラビ・コナスビ・ブタナ
・キッコウハグマ・センボンヤリ・ヤクシソウ
〔植物・木本〕・コウヤボウキ・ヒノキ・リョウブ
・ネジキ・シラカシ・アラカシ・オトコヨウゾメ
・ハゼラン(枯)・トウカエデ・カラマツ
・ムラサキシキブ・ゴンズイ・ウメモドキ・アオダモ
・イヌツゲ(ムシユグ)・ムクノキ・マユミ
〔野鳥・狭山湖〕ダイサギ・タヒバリ・カモ類

(4)活動のふりかえり
・天候に恵まれ、気持ちよく巡回できた。
・堀口天満天神社付近は解説板類が多く、やや見苦しい。

(5)巡回画像
①SP2池付近の樹名板(№204)の固いヒモの結束を緩める。

②sp2の池の水が少ない。
③sp2池のデッキで落ち葉清掃を実施。  ④タチツボスミレ(葉)…トトロの1号地の階段下・紹介看板の前で
⑤見上げるコナラの黄葉と冬の青空
⑥黄色く染まる森の斜面を登る。
⑦カンアオイ(葉)  ⑧堀口天満天神社の付近は看板類が多い
⑨堀口天満天神社の紅葉
⑩リョウブ(冬芽)
⑪狭山湖堰堤付近のカモ類
⑫キッコウハグマ・菩提樹池付近
⑬アルペンロードをセンターに向かう 以上

いきふれ通信できましたvol,53(2020年冬号)

IKIFURE NEWS, TOP

狭山丘陵の情報発信基地であるいきものふれあいの里センターでは、年に4回程度『いきふれ通信』を発行しています。今号も、イベントの大幅変更を行ったため、行事のお知らせに特化させて頂きました。どうぞよろしくお願いいたします。

2020年12月05日(土)ボランテイア養成講座②ー2の概要

いきふれの会

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〔報告〕2020年度 ボランテイア養成講座第②ー2の概要
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二回に分けた養成講座②の、二回目の報告です。

■2020年12月05日(土) 養成講座②-2
(1)場 所:スポット5、4~センター迄の踏破
(2)時 間:10時~12時
(3)受講者:3名
(4)意見・感想:
・雑木林の散策路が黄色に染まりきれいだった。
・カシナガキクイムシとナラ枯れの関係などは興味深く見聞した。
・フユシャク(蛾)のメスの翅が、退化している話などは驚いた。
・自然のいきものが好きのなので、勉強して行きたい。
(5)養成講座の様子
①将軍塚バス停付近、スポット5の入り口
②将軍塚の前で
③冬の雑木林の風物詩「フユシャク・蛾」
④八国山尾根道から松が丘交差点~鳩峰八幡神社方面に下る
⑤松が丘公園の紅葉が印象的
⑥鳩峰八幡神社参道の鳥居下で
⑦光蔵寺脇の坂を登ればあと15分でセンターに到着の所、
西武園ゴルフ場フェンスに蛾の幼虫「クロメンガタスズメ」がいました。

〔参考〕今回の養成講座を受講された6人の方は、令和3年1月から
いきふれボランテイアの活動に合流の予定です。

以上

2020年11月21日(土)ボランテイア養成講座②ー1の概要

いきふれの会

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〔報告〕2020年度 ボランテイア養成講座第2回の開催
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受講者6人の日程が合わないので、
養成講座②を2回に分けました。

■2020年11月21日(土) 養成講座②-1
(1)場 所:スポット5、4~センター迄の踏破
(2)時 間:10時~12時
(3)受講者:3名
(4)意見・感想:
・案内がないと、一人では歩けないルートだった。
・いつも歩ているところがあったが、東山道や鎌倉街道
などの歴史解説を聞いた後では違って見える。
(5)養成講座の様子
①将軍塚バス停付近、スポット5入口(案内板が目印)
②八国山の色づく園路
③松が丘、佛眼寺付近のメタセコイヤの紅葉
④鳩峰八幡神社の長い参道
⑤トトロの森2号地前の卓テーブルで休憩
⑥この時期に珍しいキノコ・「ヤマブシタケ」を観察
⑥センター講義室での座学を持って講座は昼前に終了しました。

以 上

しっぽがポイント ムラサキツバメ~ふれあいの里だより令和2年12月号~

TOP, いきふれ自然情報

大変な1年でしたがもう残すところわずかとなりました。紅葉と落葉が入り乱れ季節も行ったり来たり。それでもクロスジフユエダシャクやニトベエダシャクが冬の訪れを告げるかのように姿を見せてくれました。

成虫越冬をするものを除きチョウの姿もほとんど見られなくなりました。日だまりで翅を広げて日向ぼっこするムラサキシジミを見ると少しほっこりします。よく似ているけどなんだか違う?と思うチョウがいたら後翅にしっぽのような尾状突起がないか見てください。ムラサキシジミより大きく、尾状突起があればそれはムラサキツバメです。

ムラサキツバメは近畿地方以西の本州、四国、九州、南西諸島に分布するシジミチョウの仲間でしたが、温暖化の影響もあると思われますが、1990年代後半から急速に分布を北へ広げ、今では関東、福島県などでも見られるようになりました。

狭山丘陵でも次第に数を増やしているようです。幼虫の食草はマテバシイ、シリブカガシで、どちらも狭山丘陵は本来自生地ではありません。ただ、マテバシイは古くから日本各地に植栽されていて、このあたりでも公園などによく植えられています。

翅を開くとオスは全体が暗い紫で、メスは前翅の中央部分が鮮やかな紫です。集団越冬をすることでよく知られ、様々な常緑樹の葉の上で集まっているさまはまるで枯葉がくっついているかのようだということですが、残念ながらまだ実際に確認したわけではありません。

おそらくこの辺りでは越冬していても大きな集団ではないと思われます。まだまだ出会うことの方が珍しい!といった印象があるムラサキツバメです。

ツマグロヒョウモン、クロコノマチョウ、ナガサキアゲハなどほかにも北へ分布を広げているチョウはいます。みられなかったチョウが身近で見られるようになるのはうれしいのですが、いろんな面からみて心配でもあります。

ジョウビタキやツグミ、ルリビタキ。野鳥たちが冬越しのために渡ってきたり移動してきたりして、センター周辺もにぎやかになって来ました。シジュウカラやコゲラ、エナガ、メジロなどの混群に出会う機会も増えました。マンリョウの実も赤く色づき野鳥たちに食べてもらい種を運んでもらおうとしています。

21日の冬至を前に日没の時間は早くなっていますが、それも12月7日まで。8日からは少しずつ遅くなっていきます。でも日の出の時間は1月10日を過ぎるころまでまだまだ遅くなっていきます。

12月13日の明け方近くには東の低い空で月と金星が、17日の日の入り1時間ころには細い月と接近している土星と木星が輝きます。どちらもそんなに無理をしなくても観察しやすい時間です。夜は星空、昼は野鳥観察に良い季節となりました。

所沢市のホームページに掲載していた『ふれあいの里だより』をこちらでは引き続き掲載していきたいと思います。ご愛読いただければ幸いです。

ムラサキツバメ

   ネジキの紅葉と冬芽

   エナガ

狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています