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2021年9月25日(土) 狭山丘陵自然観察会『秋気澄む森から野へ』


■用件:(報告)2021年9月25日・狭山丘陵自然観察会『秋気澄む森から野へ』
■本文:標記内容について、下記のとおり報告します。


(1)行事件名 :狭山丘陵自然観察会『秋気澄む森から野へ』
(2)日時・天候:2021年9月25日(土)
9時30分~12時45分 曇天・最高気温24度
(3)全参加者(含スタッフ):8名
参加者(4)+スタッフ(2名)+いきふれボランテイア(2名)
(4)ルート:
講義室~荒幡富士~東広場~西広場~東階段~ドレミの丘~講義室
(5)ふりかえり:
〔良かった事〕
・ミドリヒョウモンの捕獲・観察ができた。
・秋の植物の花や実など見るものが多かった。
・講義室に戻ってから、観察植物等の画像をスクリーン上で再確認
できた。
〔反省すべき点〕
・曇天のため日差しが弱かったので疲労感が少なく、かえって終了
時間が15分超過(12時45分終了)してしまった。
(6)観察会の様子〔画像〕:

講義室で今日の流れの説明や自己紹介を済ませた後、玄関前で準備運動をして出発。

荒幡富士の概略を説明したのち登りながら観察。

登り始めるとすぐにエサキモンキツノカメムシの幼虫らしき群れが見つかりました。(この場ではカメムシの仲間と案内。)

短い距離ですが山頂にたどり着くまでにいろんな植物が観察できました。山頂からは晴れていれば本家の富士山やスカイツリーも見えます。

東広場でガマズミやコブシの実などを観たのち西広場へ。ここのガマズミには虫えい(赤くなっていないものがそうです。)ができていました。

陽ざしがあればたくさんチョウが見られる時季。この天候でミドリヒョウモンが観る事ができたのは幸いでした。

カキノキの個性的な紅葉も見られました。

コケやシダは別に観察会を開催していますが、この日は特に目についたコスギゴケやカニクサの観察もしました。

晩秋に咲くヤクシソウ。皆さんに見てもらいたかったのか、この日に合わせたかのように咲き始めました。

荒幡富士のふもとにはかわいいスズメウリの若い実がありました。花もまだ咲いていて、近くにはオニドコロの雄花やヘクソカズラの実も観られました。このあと少し足を延ばしてドレミの丘公園へ向かいました。

ここでは数種類のイネ科の植物を観察しながら虫の音に耳を傾けました。なかでもエンマコオロギは名前とは裏腹のやさしい歌声を披露してくれていました。

後はセンター講義室に戻り今日見てきたものをスクリーンに映し振り返りをしました。コオロギの仲間の声も音声で聞き比べてみました。

少ない人数で熱心な方ばかり。ついつい時間が延びてしまい申し訳ありませんでした。トンボの仲間に出会えなかったのは残念ですが多くのいきものに出会えた半日でした。ご参加いただきありがとうございました。

 



狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています