あるいて!さがして!スタンプラリー 7/29~8/10

TOP, センターからのお知らせ

当センターでスマートホンを使ってのスタンプラリーを実施します‼

親子で楽しめる、さわらないスタンプラリー!

ささやかですが、景品も用意しております。是非、ご参加下さい。

会 場: 埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里センター
受 付:9:00~17:00 当センター玄関にスタート用のQRコードを用意しています。
(参加にはスマートフォンが必要です)
休館日: 月曜日
参加費: 無料

あるいて!さがして!スタンプラリー

あるいて!さがして!スタンプラリー

8月の行事お知らせです。
※コロナの感染拡大の状況によっては中止、延期の可能性があります。

Event

2022年6月24日(水)協働作業報告「センター裏庭側溝の泥出しと土嚢詰め」

イベント報告

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〔協働作業報告〕センター裏庭側溝の泥出しと土嚢詰め
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標記について下記のとおり報告します。


1.作業名 :センター裏庭側溝の泥出しと土嚢詰め
2.作業理由:
・センター裏庭はふれ炭会の活動場所ですが、裏庭の中央を
横切る側溝に泥がたまって雨水の流れに支障となっていること
から、センターと協働で泥出し作業を行うことにしました。
・また、側溝から掘り出した泥は土嚢袋に入れて今後に役立てる
事にしました。
3.開催日時:6月24日(水)10時~11時頃。
4.場  所:センター裏庭
5.参加者 :10名=ふれ炭会男性(8)+センター(2)
6.報告画像:
(1)鋼製側溝蓋の開放・取り外し
…ようやく長雨の止む日が来たので、作業に取り掛かりました。

(2)掘り出した泥は直接袋に詰めました。土嚢が重すぎないように注意です。

(3)側溝下まで掘り進めました。

(4)側溝勾配下端にある沈砂桝を掘り進めます。

(5)側溝泥の掘り出し作業が終了しました。
…協働作業は一種のコミニュケーションです。皆で達成感の共有が出来ました。

(6)全部で21個の土嚢が出来ました。
…今後センター地下室の浸水対策に活用します。

以 上

園路の異常はみつかりませんでした 7/6

センターからのお知らせ

7/6 各管理地にて園路に掛かる倒木や落枝等は見つかりませんでした。
数日経ってから、傾いたりすることもございます。

管理地内で倒木等を発見の際は、いきものふれあいの里センターまでご連絡下さい。
お手数ですが、よろしくお願いいたします。
電話:04-2939-9412

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台風第4号は、5日9時に温帯低気圧に変わりましたが、6日に朝かけて関東にも近づき、
大雨の予報となっています。
雨や風が断続的に続き際は、倒木や落枝とのの危険性が高まります。

各管理地の状況は、巡回後、状況がわかり次第ホームページにてお知らせいたします。

散策等は、できるだけ状況がわかってから、無理をなさらないようにお願いいたします。

2022年6月30日(木)いきふれボランテイアsp2巡回報告

いきふれの会, 巡回活動

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2022年06月30日(木)いきふれボランテイアsp2巡回報告
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標記について下記のとおり報告します。
なお今回は、猛暑で日差しの強いルートを避けるため、
小手指駅からバスを活用し、椿峰小学校入口で参加者が
合流する方法で行いました。


1.活動日 :2022年06月30日(日)
2.活動場所:いきものふれあいの里スポット2
3.活動者 :3名
4.活動時間
・10:05:sp2池巡回開始
・10:52:堀口天神入口
・11:27:狭山丘陵緑地(緑道)入口
・11:47:椿峰コミュニテイ別館前
・12:35:センター着
5.ゴミ収集 100g
6.活動時の状況:
・急の梅雨明けで日差しは強く、スポット地を行く
散策者はゼロでした。
・大気温は高いものの、森の中には風が通り、
池にはオオシオカラトンボ、枝にはガビチョウが
鳴き、園路脇にはウラナミアカシジミと、それ
ぞれの夏を生き生きと楽しんでいるようでした。
・sp2池周囲に草が多く茂っているため、除草等
の手入れが必要と感じました。
7.自然情報:【植物】
・ミゾソバ・ナワシロイチゴ・ツリフネソウ・
・マメグンバイナズナ・ヤブカンゾウ・ノカンゾウ
・ヌスビトハギ・カンアオイ・ヒヨドリバナ
・オカトラノオ・アガパンサス(ナツズイセン)
・タケミグサ・キクイモモドキ・キツネノボタン
8.画像報告:
(1)猛暑での日照の強いルートを避けるため、小手指駅からバスルートを活用し、
椿峰小学校入口で参加者が合流を図り、sp2に入ることにした。

(2)椿峰陸橋の階段を上るルートは、sp2の森の中に道が通じている。

(3)ナワシロイチゴ

(4)sp2池のあたりは池の周囲に草が茂っているため、手入れが必要と思われる。

(5)スジグロシロチョウは薄い筋があり、薄暗い環境を好む。

(6)ヤブカンゾウ

(7)ガビチョウ(画眉鳥)は人前で歌う事を気にしない。

(8)sp2付近狭山丘陵の斜面林は柳瀬川の源流に当たる。

(9)トトロの1号地階段下付近。板面の絵を明るく更新した解説板。

(10)トトロの1号地階段下付近。カンアオイの葉。

(11)5月に表示更新された堀口天神神社前の指導標。3方向を指し示している。

(12)オカトラノオは花に虫が寄ってくる。

(13)木漏れ日が涼しいsp2の巡回路。堀口天神社付近。

(14)椿峰に向かう緑道付近より西武ゆうえんち方面を眺める。11時頃。

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〔追記〕いきふれボランテイアの巡回報告を受けて、
sp2池付近の除草に、2名で取り組みました。(7月6日)
下記以外に、東屋の屋根の上の除草も実施しました。
(1)卓テーブル付近

(2)池の周囲…傾斜のある土手に草が茂ると、足元が不確かで池に落ちる危険がある。

(3)成長途上のヌスビトハギが園路脇に充満していたので、集中的に除草しました。

(4)指導標周りの除草により園路の見通しを確保。

以 上

コジュケイの呼ぶ声響く~ふれあいの里だより令和4年7月号~

いきふれ自然情報

観測史上最短の梅雨となり、緑を深くした森の木々も水不足を心配しているかのように思えます。

緑の向こうからよく響く声で「チョットコイ、チョットコイ」と呼ばれても姿が見当たらない。これがコジュケイです。

コジュケイは本州以南の冬に積雪のない温暖な地方の平地から低山地の人家周辺や農耕地、雑木林などに一年中棲んでいます。全長27cmほどで、雌雄同色。丸い体に短い尾、そして太くしっかりした足をしています。「ビィッググイ  ビィッググイ」と大きな声で何度も繰り返すのが特徴でこれを前述のように聞きなしています。「キョォーウ」などとアオゲラの声に似た声を出すこともあります。大きな声を出すわりに警戒心が強く、姿はなかなか見せてくれません。偶然行き会うと慌てて走り去りますがその姿がなんともほほえましく、つい声をかけたくなります。飛ぶのは苦手でその分発達した足で走るのは得意です。飛べないわけではないので時にはバタバタと飛んで逃げます。

小綬鶏(こじゅけい)の綬は勲章に付けられている布製の帯のことで、胸に綬を付けたようなジュケイと呼ばれる鳥に似ていてそれよりも小さいことから名前がついたとされています。

キジの仲間でウズラや特別天然記念物のライチョウに近いですが、コジュケイは外来種です。1915年に東京で飼育していたつがいが逃げ出し1919年に神奈川で放鳥され個体が増え、関東大震災の時には飼い鳥が多く逃げ出したと言われています。さらに1930年から1970年ころまでは狩猟鳥として全国各地で盛んに放鳥されました。

中国南部で自然分布していたコジュケイが日本で野生化してから100年を過ぎ、今ではすっかり身近な野鳥になったようです。在来種への影響がほとんどなかったことと、狩猟鳥として毎年11月15日から翌年2月15日まで狩猟が認められていることが大きな要因でしょう。

産卵期は4月から6月で、低木やササの下草で覆われた場所にくぼみを堀り営巣します。草木の葉や種子、昆虫類やクモなどを食べる雑食性で、地面でミミズを獲っていたりもします。

樹林性の野鳥の中でも、歩いて藪から藪へと移動するコジュケイは、大きな緑地が減り、樹林が孤立化することにより生息範囲が狭められている可能性があります。また、狩猟のための放鳥もなくなり数は減ってきているようです。

「People pray People pray」(人が祈る 人は祈る)英語圏ではそう聞こえるそうです。コジュケイは森を残してと祈っているのかもしれませんね。

華やかなヤマユリ、太陽の似合うヤブカンゾウ。オニドコロやヤマノイモの小さな花は涼しげに咲いています。

梅雨明け宣言の出る前にいち早く梅雨明けを知らせるようにニイニイゼミが鳴き始めていました。遅れがちだったゼフィルスがまだ見られ、夏型のカラスアゲハなども発生しています。長くなりそうな今年の夏。虫たちも多く発生するのでしょうか。若鳥を連れたコジュケイ、シジュウカラはまだ若鳥だけで群れをつくり、木の枝などで鳴きかわしながら虫をついばんでいる姿を目にします。

今年の七夕は星空も期待出来そうです。東天の見やすい高さに織姫星のベガ、牽牛星のアルタイルが宵の空に輝きます。7月13日から14日にかけての満月はスーパームーン。今年見える満月のうちで最も大きく見えます。

コジュケイ

  羽化したアブラゼミ

   オニドコロ

狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています