10月の行事お知らせです。
※コロナの感染拡大の状況によっては中止、延期の可能性があります。

Event

2023年8月5日(土)初めての自然観察会『セミ観察会』

イベント報告

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〔報告書〕初めての自然観察会「セミ観察会」の結果について
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標記について、下記のとおり報告します。

1,行事概要
(1)行事名 :初めての自然観察会『セミ観察会』
(2)行事内容:センターエリアで夕方、出始めたセミの羽化を観察する。
(3)開催日時:2023年8月5日(土) 18時30分~20時
(4)参加者 :親子5組 11名 ( 子供5名)
(5)行事結果:
・観察前に、セミの特徴についての簡潔な解説を実施
・子供たちも身を乗り出して解説を聞いていた。
・10件のセミの羽化が観察できた。
・参加者の満足度は高い印象であった。

2.画像報告
(1)夜に見られる生き物について解説

(2)セミについて詳しくなれたかな

(3)センター玄関集合で観察開始。入口でもうすでに羽化が始まっていました。

(4)東の東屋にて虫観察(カマキリ)

(5)東の東屋にてセミの産卵痕を観察。

(6)羽化も終盤。翅をのばしていました。

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(7)夜にしか咲かない花、カラスウリを観察。

(8)お茶畑の柵のひもは、羽化に最適。多くの羽化が観察できました。

(8)最後に拾ってきたセミの抜け殻を調べてみました。

今年もたくさんのセミの羽化を観察することができました。

以上

2023年7月22日(土)初めての自然観察会『虫観察会』

イベント報告

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2023年7月22日(土)初めての自然観察会『虫観察会』の行事報告
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標記について、下記のとおり報告します。

1.行事名:初めての自然観察会『虫観察会』
2.日 時:2023年7月22日(土)9時30分~12時05分
3.場 所:センター講義室およびセンターエリア
4.参加者:10人(小学生と保護者5組)
5.アンケート抜粋
(1)外で自然の虫をたくさん観察できて良かった。
(2)いきなり虫探しではなく解説があったり虫観察会があり良かったです。
(3)クワガタムシやカブトムシを探しに来ましたが、それ以外の小さな虫たちの見つけ方、生態を学 ぶことが出来、とても勉強になったと思います。
(4)子どもがすごく楽しそうにしていて、参加してよかったです。
(5)夏は暑いので秋にまた来たいです。秋の虫もさがしてみたいです。

6.行事の様子(画像)

(1)『虫観察会』まずは講義室で虫についてのお話からスタートです。

(2)虫についての話を聞いた後は、外に設置してある蚊帳の中にいる虫を捕まえる練習をしました。交代で蚊帳の中に入り「何がいるかな?」

(3)事前に捕まえた虫を蚊帳の中に放してありましたが、蚊帳の外からはトウキョウヒメハンミョウが中の様子を見ていました。

(4)いよいよ虫探しに出かけます。セミの抜け殻発見!ミンミンゼミ?アブラゼミ?何の抜け殻か解説もしました。

(5)虫探しのポイント。こんなところに隠れている虫もいるよ。何がいるかみんな興味津々です。

(6)「チョウの翅が落ちている!」図鑑で調べてこれだ!最近あまり見ることがないゴマダラチョウでした。

(7)樹液の出ている木にはいろんな虫が訪れます。スズメバチの仲間がいるかもしれないので安全を確認してから「何がいるかな?」

(8)虫を観察して歩いてきましたがこれからいよいよ一人ずつ捕虫網を持って歩きます。虫を捕まえるコツや周りの人に気を付けるなど注意事項もお話ししました。

(9)東の広場では暑そうにしているアキアカネ発見!チョウとトンボでは網の振り方を変えます。

(10)足元ではバッタの仲間発見。うまく捕まえられたかな。

(11)荒幡富士の広場に来るとツマグロヒョウモンがいました。さあ、そっと近づいてみて…

(12)広場では少し広がって網を振ることが出来ます。見つけた虫たちをケースに入れて講義室に戻ってじっくり観察です。

(13)みんなが捕まえてくれた虫たち。バッタの仲間がいろいろ。似ているけどここが違うよ。ツマグロヒョウモンも中に入っています。

暑い時季ですが、虫たちは一番活発に活動しています。虫大好きなみんなはさらに虫好きになってくれたのではないでしょうか。観察会が終わってからケースの中の虫たちは元の広場に帰っていきましたのでご安心を。

以上

8/15 各管理 園路異常なし ※落枝が多し

センターからのお知らせ

残暑お見舞い申し上げます(2023年8月10日)

いきふれ自然情報

今朝はこれぞ夏と言わんばかりの青空が広がっていました。荒幡富士からの眺望ですが、富士山は雲に隠れていました。

昨日の雨で植物たちはホッと一息といった感じでヤマノイモも生き生きとしていました。

長く咲き続けているヤブミョウガは、実のほうが目立つようになってきました。

引き続き熱中症に注意が必要ですが、台風の動きも気になるところです。最新の天気予報をチェックしてどうぞご安全にお過ごしください。

日本最大!ショウリョウバッタ~ふれあいの里だより令和5年8月号~

いきふれ自然情報

7月から猛暑日の連続で危険な暑さの毎日ですが、子供たちは夏休み。大人もお盆には長い休暇を取られる方も多いことでしょう。

旧盆のころ姿を見せ、精霊流しの船に似ていることから名前が付いたといわれるのがショウリョウバッタ(精霊蝗虫)です。

ショウリョウバッタは日本全国の平地から丘陵地の明るい草原などに生息し、住宅地周辺でも見られます。オスは細身で4センチメートルから5センチメートルですが、メスは8センチメートル以上にもなる日本最大のバッタです。緑色型と褐色型のほか複合型のものがいて、斜め上に尖った頭部が特徴です。この形が船の形に見える要因の一つでしょう。  オスは「キチキチキチ」と前後の翅をすり合わせて音をたてて飛び、このことからキチキチバッタと呼ばれます。飛翔能力は高く、軽く10メートルほど飛びます。体の大きなメスはあまり飛ばず、大きな後ろ足で力強くジャンプします。メスの後ろ足を捕まえると体を大きく上下に動かしその動きが米をついているようだとしてコメツキバッタと呼ばれます。雌雄で倍ほど大きさが違い、それぞれに別名があるのも特徴的です。オスとメスが『天と地ほども違う』という意味の霄壤(しょうじょう)から霄壤バッタの別名もあります。

ショウリョウバッタは都市部の公園や芝生、河川敷などにも生息し、比較的よく見られるバッタです。イネ科の植物の葉を食べ、卵で越冬します。産卵の時に腹ごと地中に差し込むことも特徴の一つです。

同じように三角の頭をしているバッタにオンブバッタがいますがショウリョウバッタより小型でずんぐりしています。下でおんぶをしている大きい方がメスですが、それでもショウリョウバッタのオスより小さいです。ショウリョウバッタモドキも三角の頭ですがやはり小型で頭が小さく、足もそれほど発達せずに体に沿っていてススキの葉などにとまると見事に擬態します。背中が褐色であるのも見分けるポイントです。

草の中から鳴きながら飛べばショウリョウバッタのオス。圧倒的大きさでドスンドスンとジャンプしたらショウリョウバッタのメスです。

今年は晩夏に鳴き始めるツクツクボウシが7月からためらいがちに鳴いていますが8日が『立秋』で、暦の上では秋となります。換羽の最中で静かにしていた野鳥たちにも変化が出始めます。留鳥のシジュウカラは2回目の繁殖を終え1回目に繁殖した若鳥たちが作っている群れに合流します。渡り鳥のツバメなどは越冬地へと移動し始めます。次第に目にするチョウの姿も増えてきます。昼間の樹液には相変わらず多くのカナブンに混ざり小さな虫たちのほか、スズメバチの仲間も訪れています。スズメバチたちはこれからが活動のピークになります。

クサギの香りが夏中風に乗って漂っていましたが、7月から咲いていたユウガギクに続きカントウヨメナやセンニンソウも咲き始めます。夜もにぎやかだったセミの声からコオロギの仲間たちの声が主役となってきます。

今年は8月22日が旧暦の7月7日、伝統的七夕です。8月2日は満月、30日深夜から31日にかけては今月2度目の満月でブルームーンと呼ばれます。また今年最も大きく見える満月ということでスーパームーンとも呼ばれます。毎年夏休み中でもあり話題になる三大流星群の一つペルセウス座流星群。今年は13日にピークを迎えます。観察シーズン迎えた土星は3日と30日に月の近くで輝きます。次第に早くなってきている日の入り。夜は少しずつしのぎやすくなってくることでしょう。

ショウリョウバッタ

 カナブン

    センニンソウ

 

夏休み企画 あるいて!さがして!スタンプラリー 8/12まで

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あるいて!さがして!スタンプラリー

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