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2019年4月29日(月)pm、巡回スポット5,4~センター
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標記巡回を1名で実施しました。
記
【巡回時間】
13:10 スタート
13:29 将軍塚付近~八国山
↓
14:54 sp4
↓
15:30 センター着
【巡回時の状況】
あっという間に緑が濃くなっており、気持ちの良い
気候の中のスポット地巡回でした。
ゴールデンウィークに入り快晴のため、散策の人が多く
歩いていました。
sp5付近の木の花には、様々な虫たちが集まっていました。
【自然情報】
(植物)クサイチゴ・シャガ・サワフタギ・カマツカ
ホウチャクソウ・キンラン・ギンラン・ジシバリ
(昆虫・蝶)コミスジ・シロホタルガ・ヒカゲチョウ
…
〔画像1〕スポット5、将軍塚入口
〔画像2〕ジンガサハムシ
〔画像3〕イボタガの幼虫
〔画像4〕将軍塚・元弘三年久米川の戦いの石碑
〔画像5〕ヤブキリの幼生か?
〔画像7〕キイロコウカアブ
〔画像8〕ホソヒゲナガガ(白い線が特徴)
〔画像9〕シロシタホタルガ
〔画像10〕ササグモ
〔画像11〕ヒラタアオコガネ(特徴:下方に毛が多い)
〔画像12〕コミスジ
〔画像13〕シロスジショウジョウグモ(♀)オスとは姿が違う
〔画像14〕将軍塚付近、八国山の尾根道
【活動のふりかえり・その他】
水天宮裏に咲くギンランの株脇には、添え木がありました。
保護の為かと思われます。
以 上
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〔報告〕2019年度 第1回全体会議の結果について
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標記について下記のとおり報告します。
記
(1)会議名:2019年度 第1回いきふれ全体会議
(2)日 時:2019年4月14日(日)13時30分~14時30分頃
(3)場 所:狭山丘陵いきものふれあいの里センター 講義室
(4)出席者:9名=2名(センタ)+7名(いきふれ会)
↓会議風景①
(5)議 題:
①確認事項
・2019年度いきふれ会登録更新・保険手続完了(19名)
・2019年度副会長選出(2名)
・最近の活動のふりかえり…記述省略
・2019年度の年間計画について…記述省略
②当面2か月のスケジュール調整結果(★は協力スタッフ募集)
・GW、連続10日開館(4月27日~5月6日)
・5月11日(土)お茶づくり①3名
・5月12日(日)お茶づくり②3名
・6月 8日(土)13時30分~ 第2回いきふれ全体会議
・6月15日(土)北山公園、トングりトトロづくり(★)
・6月16日(日)ゆで饅頭をつくろう(★)
・6月23日(日)AMシダ観察入門(募集なし)
・7月 6日(土)ホタルの観察会(★)
③ゴールデンウイークのいきふれ会の対応枠
〔AM〕10時00分~11時30分
〔PM〕13時30分~15時30分
↓会議風景②
④全体を通しての意見交換
・センターパンフレットの英版作製と校正のあり方について
…ネイティブチェック等を受けてはどうか。
↓マムシグサ(センター玄関付近)
以 上
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いきものふれあいの里センターのホームページをご覧いただきありがとうございます。
ゴールデンウィーク(4/27~5/6)まで、ミニクラフトを実施しています。事前申込み不要で随時参加出来ます。是非、ご参加下さい。
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2019年4月21日(日)9時30分~12時 自然と歴史・狭山丘陵
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1.ねらい:
狭山丘陵の自然と歴史を同時に楽しもうという企画です。
参加し易いように、半日行事にしました。
2.概 要:
前半は新緑の中のハイキングを通して、旬の植物観察を実施し、
中氷川神社に到着以降は歴史散策会に切り替える。
3.ルート:
西武球場前駅(集合:9時30分)~スポット2~中氷川神社
~鎌倉街道(間道)~山口城址(解散:12時)
4.参加者:11名
・いきふれボランテイア2名
・センター担当2名
5.観察会の様子
(1)西武球場前駅に集合・スタート。トトロの1号地への案内がありました。
(3)スポット2で、タンポポの見分けや、オタマジャクシを観察
(4)中氷川神社を目指して、ゆるい森の斜面を登ります。
(5)狭山湖に沈んだ勝楽寺邑(むら)から移築した愛宕権現の石像を確認。
(6)中氷川神社の境内で、鎌倉街道や山口城・山口継家の事跡を資料で確認。
(7)近くを走る鎌倉街道の間道を歩きました。
(8)最後に山口城址を見学し、12時で現地解散にしました。
(9)現在の「辰爾山仏蔵院勝楽寺」…時短のため資料で説明しました。
6.参加者の声
・新しい発見、市内に住んでいても知らないことが多い。
・説明も分かりやすく行程も適当でした。
・野草の種類や区別、特徴がよくわかりました。
・生物や歴史・地域のことがよくわかりました。
・1日コースだと足が疲れるが、半日なので丁度良い。
・図や資料があり、手の入れ具合が分かった。
7.スタッフのふりかえり
・アップダウンはあるが、コースは最短で歩きやすかった
・ねらいを絞り半日のコースを組んだが、内容が盛りだくさんだった。
・準備に時間を要したが、新しい企画にチャレンジ出来て達成感があった。
・終了予定時刻や近隣の参加者も配慮し、山口城址のところで解散にした
のは良かった。
以 上
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2019年02月24日(日)
〔冬の野はら遊ぼう!〕
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■件 名:ひよこ探検隊 冬の野はらで遊ぼう!
■日 時:2019年02月24日(日) 10時~13時30分
■場 所:ドレミの丘、センターエリア東広場周、センター講義室
■参加者:20名
■体験講座の様子:
・今回も多数の申し込みをいただきキャンセル待ちもしていただきました。当日キャンセルは出ましたが、少し多い人数で開催しました。
・来てくれた皆さんはとても元気で、冬の野はらで元気に遊ぶことができました。当日はお天気にも恵まれ寒さに震えることもなく楽しむことができました。
(画像1)浅間神社の広場でまずは準備運動!?椅子取りゲームならぬシート取りゲームです。
(画像2)冬でも見られる虫を少し探した後、子供たちが虫の気持ちになって虫カードを隠しました。お父さんお母さん見つけられるかな?
※冬越ししている虫たちは天敵に見つからないようにそれぞれひっそりと暮らしています。子どもたちもそれぞれ工夫してうまく隠してくれました。最後まで見つけられないものもありましたが無事すべての虫を見つけることができました。
(画像3)みんなとも打ち解けてきたところでいよいよ『野原』を目指します。紙で作ったにせもの葉っぱを探しながらドレミの丘へと歩きました。
(画像4)途中冬を越している草も観察。ドレミの丘へ着いたらブルーシートをみんなで敷いて基地にし、地面に張り付くようにしていた草みたいに寝転んでみました。(当日はJ:COMさんの取材も入っていました。)
(画像5)この時期ならではの草滑り。段ボールに乗ってみんなで滑ってみました。
(画像6)大人も子供も思い思いに滑った後は最後に並んでスタート!誰が早いかな?
(画像7)午後は講義室で工作。今回はグループに分かれて大きな『ころころ』を作りました。
(画像8)主な材料は牛乳パック。みんなで協力してドングリがうまく転がっていくように作りました。見た目も肝心!色紙などで飾り付けもしました。
完成後みんなでほかのグループのものなどでも遊びました。家でも作れるように簡単な作り方のプリントをお土産に。この『ころころ』はセンターの展示室でまだみんなに遊んでもらっていますよ。
最後はみんなで紙芝居を見て終わりにしました。冬越ししていた虫たちも今度のひよこ探検隊を開催する5月にはたくさん出てきていることでしょう。
以 上
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2019年3月31日(日)巡回スポット2~菩提樹池~センター
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標記巡回を5名で実施しました。
【巡回時間】
10:06 スポット2巡回開始
11:20 菩提樹池
11:53 アルペンロードの一本桜
13:20 センター着
【巡回時の状況】(ゴミ収集量1kg)
・SP2池の中の島に歩いて渡れる、乾いた土の道が出来ている。
・この低い土の道に溝を切って、増水時の流水ルートを確保したい。
【自然情報】…画像を参照下さい
(1)sp2池のオタマジャクシ
…卵塊では、ヤマアカガエル・ニホンアカガエル・アズマヒキガエルがありました。
(2)菩提樹池の入路(湖畔霊園周縁付近)
(3)コバチの仲間か…。
(4)センボンヤリ①…花弁が白
(5)センボンヤリ②…同じ所で花弁が紫
(6)水ぬるむ菩提樹池
(7)仏座像の形に似ているマルバアオダモの芽吹き
(8)クサボケ
(9)カキドオシ
(10)やや乾きぎみのコスギゴケ
(11)知る人ぞ知るアルペンロードの一本桜
(12)モンシロチョウの交尾
(13)ベニシジミ
(14)ムラサキケマン等を食草とする、ウスバアゲハの幼虫
【活動のふりかえり、その他】
・暖かくなり園路に人出が目立って来ました。
・アルペンルート上の一本桜を見る人が沢山集まっていました。
・sp2池のベンチの落書きを削除したい。(要対応)
以上
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2019年3月27日(水)巡回スポット3~スポット2~センター
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標記巡回を3名で実施しました。
【巡回時間】
10:10 スポット3巡回開始
11:57 外周道路
12:30 狭山湖
13:10 昼食
13:35 sp2
14:50 センター着
【巡回時の状況】(ゴミ収集量500g)
・SP3解説板の劣化が進行
・SP3園路の階段踏み板の折れ、
・狭山湖外周道路に不法投棄(洗濯機)を発見。
…不法投棄の報告を受けてセンターで市役所に通報を実施
・sp2では人出が多かった。
【自然情報】…画像を参照下さい
〔植物〕春の植物が一斉に芽吹いていた。
〔昆虫・蝶〕テングチョウ・キタキチョウ・モンキチョウ・アゲハチョウ・スジグロシロチョウ
(1)ショカツサイの群落
(2)ヒサカキの雄木・雄花
(3)アオキの雌木
(4)アオキの雄木
(5)ゴンズイの芽吹き
(6)アシビ(馬酔木)
(7)タチツボスミレ
(8)湿原観察デッキ(2018年度、奥の半分の改修を実施した)
(9)シャクガ(春)…名前を特定できなかった。
(10)アカシデ
(11)sp3から狭山湖の周囲道路に出るあたり
(12)狭山湖周囲道路で洗濯機の不法投棄を発見
…報告を受けたセンターが、市役所に通報しました。
【活動のふりかえり、その他】
・天気に恵まれて、春の楽しい一日でした。
・sp3は整備が必要だと思いました。
以上
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今年も桜が3月に満開となった狭山丘陵周辺。桜の開花とともに目覚めるとも言われるのは春の妖精(スプリングエフェメラル)ツマキチョウ。
ツマキチョウは北海道から九州の各地に分布し平地から低山地に多く、山地では渓谷地帯に見られます。年1回早春に発生し、それはその地域の桜の開花期とほぼ等しいとされます。とは言え発生は一定せず、遅くは7月に静岡で記録されています。
蛹で越冬し、一定期間低温条件にさらされることにより休眠が破られるという事なのでこの点も桜と同じようです。ただ翌春羽化するとは限らず、3年目、4年目での羽化例もあります。
白いチョウといえばモンシロチョウ、次いでスジグロシロチョウがお馴染みですが、ツマキチョウはやや小さく直線的に飛び、林道などでは道に沿って飛ぶ習性があるので、慣れれば遠目でも見分けられます。
いろいろな花に吸蜜に訪れるもののなかなかじっとしていてくれませんし、日が陰ると出てきてくれません。陽ざしがあり気温が低めの時が観察のチャンスです。止まると鈎状をした前翅の端の形、裏は他には見ない変わった斑紋ですぐにツマキチョウと分かります。
オスの前翅の表の端が橙黄色をしているところから褄黄蝶と名前が付きました。メスにはこの色彩がないので雌雄の区別もつけやすいです。翅の裏の複雑な模様は絶妙な保護色。気が付かずに近づいて飛び立たれてしまうこともあります。
幼虫の食草はアブラナ科の花や果実で、卵は食草の花穂に産み付けられます。ハタザオ、タネツケバナ、イヌガラシなどが好適で、栽培の蕪や小松菜なども食べることが知られています。ショカツサイ、カキネガラシ、セイヨウカラシナなどの帰化植物も食草としているようです。
とりわけ数を増やしているショカツサイを食べることによりツマキチョウの数が増えてきたとも言われています。ハナダイコン、ムラサキハナナ、オオアラセイトウといくつも名前を持つショカツサイは都会で多く見られます。ツマキチョウの新天地はこうして都会となってきていると考えられています。
ツマキチョウは国外では朝鮮半島、中国(西限は四川省、南限は広東省北部)、ロシア沿海州に分布する東アジア特産種で、日本のものは日本固有の亜種です。数もそう多くはなく一生の大半を蛹で過ごすツマキチョウ。駆け抜ける桜前線とともに春の妖精の姿を探してみたいものです。
日ごとに見られる草や木の花もチョウの数も増えてきます。桜の仲間も最後にウワミズザクラが咲き桜の季節も終わりかと思っていると、気がつけばヤマザクラはもう若い実をつけています。
ツバメも南の国から子育てに帰ってきています。シジュウカラやヤマガラのさえずりが高らかに響きます。初々しい木々の芽吹きの香りも運んでくれるようなかぐわしい風は鳥たちの歌も運んできます。木々の葉がまだあまり茂らないゴールデンウイークのころまでは木の梢などでさえずる姿が見やすく、まだ残っている冬鳥や渡ってきた夏鳥など移動中のものもいて、野鳥観察によい季節です。
埼玉県で4月1日の日の出は5時29分で日の入りは18時3分。4月30日では日の出は4時51分で日の入りは18時27分になります。夜明けが早くなりますが火星以外の惑星が夜明け前の空で見られます。2日は金星、24日は木星、26日は土星と月が寄り添います。清少納言が枕草子に記したように『春はあけぼの』を楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。
ツマキチョウ オス ツマキチョウ メス |