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2022年1月9日(日) 里山体験講座『作ろう!小正月にまゆ玉飾り』


■用件:(報告)2022年1月9日(日) 里山体験講座『作ろう!小正月にまゆ玉飾り』
■本文:標記内容について、下記のとおり報告します。


(1)行事名 :里山体験講座『作ろう!小正月にまゆ玉飾り』
(2)日時・天候:2022年1月9日(日)
10時~14時30分 晴
(3)全参加者(含スタッフ):14名
参加者(7)+スタッフ(2)+いきふれボランテイア(2)+インターン(3)
(4)ルート:
センター講義室~センターエリア~センター講義室
(5)ふりかえり:
〔良かった事〕
・少人数で協力しながらきれいに飾り付けまでできた。
・安全に進める事ができた。
・まゆ玉飾りの一連の作業、工程を楽しんでもらえた。

〔今後に向けて〕
・枝を引っ張ると危ないので事前によく注意を促すことが必要。

(6)当日の様子〔画像〕:

講師をお願いしている地元の金子トミさんですが、コロナ禍を考慮し今回は、小正月についてのお話や昔の農家のくらし、年中行事。まゆ玉飾りについてのお話や作り方などを事前に収録させていただいて当日皆さんに解説を加えながら観ていただきました。

まゆ玉は米粉を使って作ります。昔は石臼でお米を粉にしていました。石臼についての説明を聞いていただいた後交代で石臼体験をしていただきました。

約20分間交代で石臼を回しましたができた米粉はほんの少し。昔の人は大変だったね~。でも粉になってて感動も!

石臼体験の後はまゆ玉を飾る木ってどれがいいか探しに行きました。この辺りではコナラに飾ります。昔の雑木林の管理、人との関わりの話とともに森の様子を見て回りました。そして荒幡富士にも上りきれいな本家の富士山も見る事ができました。実は荒幡富士には色々な神様が祀られています。まゆ玉飾りと関係の深い養蚕の神様も祀られているんですよ。そちらもみんなで確認しました。

午後はもう一度作り方を確認してまゆ玉飾りのお団子をこねる作業から始めます。今回は家族ごとで分かれて作っていただきました。

こねた後は形を整えて蒸します。待っている間に飾り付ける枝を石臼に設置しました。みんなでもう少し右、傾いてるよなどと声をかけてもらって無事設置。蒸しあがったお団子は熱いので注意してザルに上げます。

すぐに水で冷やしてあとはいよいよ飾り付け開始です。十六まゆ玉は子どもたちに飾り付けてもらいました。

コナラの枝の高いところはお父さんの出番です。子どもたちは枝で目を刺さないように気をつけながら低いところに飾り付け。みかんが彩を添えてくれます。

蒸した後のお湯を残しておいて最後は『成木責め』もしました。この辺りは柿の美味しいところ。当日は玄関前の木をカキノキに見立てて根元にお湯をかけて豊作を祈願しました。

粉作りから飾り付ける木、豊作祈願まで一連の作業をそれぞれ楽しんでいただけたようでよかったです。ご参会いただいた皆さんありがとうございました。

 



狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています