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2022年6月11日(土)狭山丘陵自然観察会「シダ観察入門」

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■狭山丘陵自然観察会報告「シダ観察入門」
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1.ルート:狭山丘陵いきものふれあいの里センター講義室~センターエリア内を歩く。

3.日時:2022年 6月 11日(土) 9:30~12:00
観察中は雨も降らず、気温もあまり上がらなかったのでじっくりと観察できました。
シダの状態も乾きすぎず良い状態でした。

4.参加人数:(参加者)24名=20名+講師・スタッフ(4)

5.観察会の様子

(1)シダについての解説開始(センター講義室)

まず講師の長谷川奈美さんにパワーポイントで、シダについての話、今日観察できそうなものの解説をしていただきました。
(2)軽く準備体操をした後スタート。まずはセンターの建物周辺からです。この辺りで3種を主に観察しました。
(3)狭い場所なので交代で観ていただきました。

(4)建物を出てすぐにシダが遊歩道わきで出迎えてくれています。
(5)茶畑には日当たりの良い林縁や人里近くに生えるミドリヒメワラビ。(6)遊歩道わきに次々とシダが観察できます。ベニシダがたくさん続いた後、イヌワラビやトラノオシダが観察できました。
(7)センターエリアにはなぜか1か所しか確認できていないシダもあります。これもその一つで大切に保護しているホソバナライシダです。
(8)オオバノイノモトソウは一方通行で観察していただきました。
(9)裏?表?同じように見えることからリョウメンシダ。
(10)樹皮に生えるノキシノブ。お天気が幸いしてきれいな状態で観察することができました。
(11)荒幡富士では一列になってここだけで見られる3種を中心に観察していただき、順に山頂へ。
(12)25種とおまけ1種を観察して雨が降り始める中講義室に戻り、観察したものの解説やまとめを講師の長谷川さんにしていただきました。
(13)質疑応答の後、アンケートを書いていただきひとまず終了。この後はご希望の方に携帯顕微鏡でソーラスと呼ばれる胞子の集まりを見ていただきました。

(14)一人ずつ顕微鏡で観察。きれいに写真を撮っていらっしゃった方も!

多くの方にお申込みいただきキャンセル待ちをして頂いた方全員にご参加いただけず申し訳ありませんでした。様々の方法で情報を入手していただき遠方から多くのご参加をいただきありがとうございました。とても熱心に観察されていた姿が印象的でした。代表的なシダには名札をつけていますので、また観にいらしていただけると嬉しいです。講師の長谷川奈美さん、ご参加いただいた皆様本当にありがとうございました!!

以上



狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています