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2018年9月16日(日) 里山体験講座「シュロでミニ箒つくり」

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里山体験講座「シュロでミニ箒つくり」

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9月16日(日)里山管理作業で伐採されたシュロ(棕櫚)を使ってホウキを作りました。

シュロは耐寒性が強く東北南部以南の本州から沖縄まで分布し、暮らしの道具等に利用さ

れてきました。鳥が運んだタネで増えたシュロ、成長が早く大きくなると処理は大変です。

森の中に生えているシュロの木から繊維を取ります。いかに大変か体験しました。

伐採してきたシュロから樹皮を6枚取り、繊維をそろえました。

しばらく水に漬けて汚れを落とし、繊維を柔らかく加工しやすい状態にします。

その間にシラカシやサクラの枝をホウキの柄に活用し、自分の気に入った長さで切り取りました。

ブラシをかけて繊維をほぐながら真っ直ぐにします。繊維が密で根気が必要でした。

繊維をそろえてホウキの柄に巻き付けます。抜けないように釘でしっかり止めます。

いよいよホウキになってきました。最後の仕上げです。使いやすい長さに切り揃えました。

完成!個性豊かなシュロのホウキができました。

参加者のみなさん、一日かけてつくった「マイホウキ」をいとおしそうに手にされハイ、パチリ。



狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています