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2023年6月17日(土)狭山丘陵自然観察会『シダ観察入門』

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2023年6月17日(土)狭山丘陵自然観察会『シダ観察入門』の行事報告
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標記について、下記のとおり報告します。

1.行事名:狭山丘陵自然観察会『シダ観察入門』
2.日 時:2023年6月17日(土)9時30分~12時20分
3.場 所:センター講義室およびセンターエリア
4.参加者:24人
5.アンケート抜粋
(1)シダ初心者にはとても分かりやすく説明していただきました。
(2)座学の後の野外で配分が良い。
(3)シダを敬遠していたが、少し興味を持てるようになった。
(4)センターエリアに沢山の種類のシダがあり、とてもよく観察できた。
(5)講師から離れると説明が聞こえないことがあったのが残念でした。
(6)疲れる前に終了してホットしています。
(7)楽しかったです。近くにこんなに良い所があるのに知らなかったです。

6.行事の様子(画像)

(1)講師に長谷川奈美さんをお迎えし、まずは講義室でシダについてのお話からスタートです。

(2)シダってどんなものか、今日観られそうなものは?など興味深いお話を聞いた後は外でシダ観察の開始です。まずは玄関前のシダからです。

(3)センターの建物の周りだけでも数種のシダがあります。

(4)茶畑の横にも数種のシダ。1列で観察をした人から前へと移動します。

(5)センターエリアの比較的まとまった場所でシダが観察できます。中にはピンポイントでしかみられないものもあります。ホソバナライシダもその一つ。大切に保護しています。

(6)このトウゴクシダも1株しかありません。

(7)珍しいシダではなくてもセンターエリアには1か所あるいは1株しか確認できていないシダがこの辺りは続きます。見た方から次のシダへと移動していただきます。

(8)人が入りにくいところにしか確認できていなかったリョウメンシダが数年前から見やすいところに出てきました。

(9)東の広場ではシダの変わり者や3種のハナワラビを次々と見て回ることができました。

(10)これも1株しか確認できていないイノデ。今年はとりわけ立派です。

(11)荒幡富士も貴重なシダ観察ポイントです。一つひとつ見ながら登っていきます。

(12)最後にセンターの脇でミサキカグマを見ていただき、講義室に戻り観察したもののまとめや質問にお答えする時間を取らせていただきました。

(13)少し時間が伸びてしまったので、ひとまず解散し、時間の許す方にはそれぞれ顕微鏡でシダを区別するポイントになるソーラスを観ていただきました。ほとんどの方が熱心に観察されていたのが印象的でした。

狭い場所での観察も多く、定員もあまり多くできない中、たくさんの申し込みをいただきありがとうございました。参加していただけなかった方には申し訳ありませんでした。

この時期雨の中での観察になることも多いのですが、かつてないような青空の下でシダを見ることができました。幸い乾きすぎずシダも元気で何よりでした。

以上



狭山丘陵いきものふれあいの里センターは 公益財団法人トトロのふるさと基金が指定管理をしています