ハラビロカマキリ卵で春を待ち~ふれあいの里だより令和3年12月号~
まだ紅葉の便りが気になりますが暦の上では『大雪』『冬至』と冬本番へとなって来ます。 昆虫たちはそれぞれのスタイルで冬を越します。カマキリの仲間は卵で冬を越しますが、種によってそれぞれ卵の形も、産み付ける場所も違います。 …
ここから本文です。
まだ紅葉の便りが気になりますが暦の上では『大雪』『冬至』と冬本番へとなって来ます。 昆虫たちはそれぞれのスタイルで冬を越します。カマキリの仲間は卵で冬を越しますが、種によってそれぞれ卵の形も、産み付ける場所も違います。 …
今年のカレンダーも後2枚、あるいは1枚。11月7日は立冬で、暦上の季節は晩秋から冬へと移ります。少し前からセンターエリアでも冬鳥のジョウビタキの声が聞かれるようになりました。まだまだ移動中の野鳥たちにとって、木や草の実は…
10月、季節は晩秋となります。1日は衣替えですが木々の装いも日ごとに変わっていきます。野鳥たちも冬に備えて移動しているものがたくさんいます。 狭山湖にはカンムリカイツブリやマガモなどが冬越しのために渡ってくるようになりま…
季節先取りの涼しさになったと思ったら夏本番のような残暑が続いた8月。そんな中いつしか夜に聞こえてくるようになったのはツヅレサセコオロギをはじめコオロギやバッタの仲間たちの声。 昼間もショウリョウバッタやオンブバッタの成虫…
明日は『立秋』。暑さはピークのようですが… クサギも場所によってはぐったりとしている木がありました。 夜明け前は乾いた晴天できれいな星空が広がっていましたが、日中は様々な雲が空を彩っていました。 荒幡富士か…
8月上旬は一番暑い時期です。野鳥も静かでチョウの姿も少なく、草木の花も目立ちません。 そんな中で元気よく咲いているのはヘクソカズラ(屁糞葛・屁臭葛)です。帰化植物には気の毒な名前がついていることも少なくありませんが、こち…
梅雨入りが遅かった狭山丘陵周辺ですが、春からずっと早かった花の開花が今も続き、6月中にリョウブが咲き終わろうとしました。森はいよいよグリーンシーズンです。 木や草の葉の上などでさながら獲物を狙う猛獣のように止まっているト…
梅雨入りが気になる6月。今年は雑節では6月11日が『入梅』ですが、5月中に東海地方までがすでに梅雨入りしています。木々はあっという間に深緑になり、「例年より花が早く咲いた…」という言葉も幾度となく耳にしています。そんな中…
春が駆け足で過ぎていったような今年。5月1日の八十八夜を前にセンターエリアの茶畑でもすくすくとチャノキが新芽を伸ばしました。カマツカ、ミズキ、ガマズミと次々に咲き始め、初夏に迎える木々の白い花の季節を締めくくるかのように…
記録的な暖かさだった3月。春は駆け足でやってきました。春はもともと変化の速い季節ですが、今年は本当にあっという間に様々な花が咲いていっています。 チョウたちも遅れないようにとばかりに増えてきています。中でも白い蝶が舞う姿…