
『誤解を解きたい』ヘクソカズラ~ふれあいの里だより令和3年8月号~
8月上旬は一番暑い時期です。野鳥も静かでチョウの姿も少なく、草木の花も目立ちません。 そんな中で元気よく咲いているのはヘクソカズラ(屁糞葛・屁臭葛)です。帰化植物には気の毒な名前がついていることも少なくありませんが、こち…
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8月上旬は一番暑い時期です。野鳥も静かでチョウの姿も少なく、草木の花も目立ちません。 そんな中で元気よく咲いているのはヘクソカズラ(屁糞葛・屁臭葛)です。帰化植物には気の毒な名前がついていることも少なくありませんが、こち…
梅雨入りが遅かった狭山丘陵周辺ですが、春からずっと早かった花の開花が今も続き、6月中にリョウブが咲き終わろうとしました。森はいよいよグリーンシーズンです。 木や草の葉の上などでさながら獲物を狙う猛獣のように止まっているト…
梅雨入りが気になる6月。今年は雑節では6月11日が『入梅』ですが、5月中に東海地方までがすでに梅雨入りしています。木々はあっという間に深緑になり、「例年より花が早く咲いた…」という言葉も幾度となく耳にしています。そんな中…
春が駆け足で過ぎていったような今年。5月1日の八十八夜を前にセンターエリアの茶畑でもすくすくとチャノキが新芽を伸ばしました。カマツカ、ミズキ、ガマズミと次々に咲き始め、初夏に迎える木々の白い花の季節を締めくくるかのように…
記録的な暖かさだった3月。春は駆け足でやってきました。春はもともと変化の速い季節ですが、今年は本当にあっという間に様々な花が咲いていっています。 チョウたちも遅れないようにとばかりに増えてきています。中でも白い蝶が舞う姿…
暦の上では春ですが、3月は冬と春がせめぎあっているようです。今年は3月5日が啓蟄で、虫たちの活動に人々の関心も寄せられるようになって来ます。 気が付かれないことも多いのですが、冬の間も活動している虫たちはいます。ニホンミ…
先日、センターエリアの解説看板のペンキ塗りを行いました。天気が良かったのでとても気持ち良く作業が出来ました。途中、ジョウビタキのオスが近くの杭の上から作業をのぞきにやってきていました! 埼玉県狭山丘陵いきものふれあいの里…
落葉樹が葉を落とした冬は野鳥が見つけやすくなります。狭山丘陵では冬越しのために移動してくるものもいて個体数も増えています。中でも狭山湖などで昼間のんびりと休んでいることの多い水鳥は野鳥観察を始めようと思う人にとって絶好の…
心配されていた大雪にはなりませんでしたが、冷たい雨が今日も降ったりやんだりしていました。 早春に咲くニワトコの冬芽は動き始めています。 パイオニア植物のアカメガシワは伐採された場所で芽を出し、いち早く葉を展開しようと待ち…
いつ雪に変わるかとひやひやしていましたが、日中は冷たい雨が降り続いていました。 今年の冬は落とし切れなくて枝に残っていたイロハモミジの葉が、このところの乾燥でカラカラに巻いていましたが、この雨で再び開いて紅葉が楽しめまし…